ぎらつかせのエルフ/Glistener Elf

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Glistener Elf / ぎらつかせのエルフ (緑)
クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) エルフ(Elf) 戦士(Warrior)

感染(このクリーチャーは、クリーチャーに-1/-1カウンターの形でダメージを与え、プレイヤーに毒(poison)カウンターの形でダメージを与える。)

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初にして唯一の、1マナで最初から感染を持つクリーチャー

従来の感染デッキに不足していた低マナ域を固める貴重な戦力であり、序盤から毒カウンターによるクロックを刻める。戦闘相手が先制攻撃持ちでない限り-1/-1カウンターによる傷跡を残せるため無駄死にする心配が少なく、プレイヤーへの毒カウンターも無視できないため対戦相手除去呪文の使用を強いることができる。1マナでありながら常に一仕事するのが強み。

巨大化/Giant Growthを始めとするサイズ修整コンバット・トリックが得意なであるのもポイント。特にファイレクシア・マナのおかげで0マナで使える変異原性の成長/Mutagenic Growthが同時に登場したのが大きい。2ターン目に攻撃してパワーを+9以上に(あるいは+4からの突撃のストロボ/Assault Strobe)できれば即ゲーム終了である。登場時のスタンダードでは、地うねり/Groundswellが良い相棒。

部族支援を得やすいエルフなのも利点と言えるが、感染を持つクリーチャーと持たないクリーチャーを混ぜたデッキを組むとダメージ効率が悪くなることを考えるとエルフデッキへの採用は難しい。そのため、一般的なエルフと比べるとクリーチャー・タイプによる恩恵はやや受けづらいと言える。

軽さを評価され、モダンレガシーPauperなど様々な環境の感染デッキで主力アタッカーの一角を担っている。

開発秘話

開発初期ではミラディンの傷跡に入る予定だったが、デベロップは新しいメカニズムの強いカードを各セットに分けることを望んだ。もしあるメカニズムの強いカード全てが第1セットに入っていたら、残り2つのセットにはそのメカニズムの構築級カードが1枚もないということになってしまう。そんなことを避けるため、デベロップは強いカードを出し惜しみすることになるのだ。

その結果、このカードは新たなるファイレクシアにまわされることになった。(Cards Up My Sleeve/私の愛したカードたち参照)

参考

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