起源の嵐/Genesis Storm
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ソーサリー
あなたがこの呪文を唱えたとき、あなたがこのゲームで統率領域からあなたの統率者を唱えた回数1回につき、これを1回コピーする。
土地でないパーマネント・カードが公開されるまで、あなたのライブラリーの一番上からカードを1枚ずつ公開する。あなたはそのカードを戦場に出してもよい。その後、これにより公開し戦場に出さなかったカードをすべてあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
嵐サイクルの緑は、ライブラリーを一番上から順に公開して土地でないカードを戦場に出す。
効果としては、過去のカードでいえばドルイドの誓い/Oath of Druidsが近いか。土地や非パーマネント・カードはよけてくれるため、ほぼ確実に何かしらは戦場に出せる。ただしライブラリー操作を行わない限りは何がめくれるかは運次第であり、6マナ払ってマナ・クリーチャーが出ただけ、などという事もこの色なら充分に起こりうる。そこで、統率者を唱えた回数に応じてコピーされることによって、完全な外れという事態を緩和してくれるようになっているのは有り難い。1回でも統率者を唱えていれば少なくともカード・アドバンテージは稼げる計算であり、複数回唱えられていればさながら土地を出せない起源の波/Genesis Waveのような豪快な活躍を見せてくれるだろう。起源の波などと違って戦場に出すパーマネントにマナ総量の制限がないのも嬉しい。
マナ加速に長けている緑は統率者を複数回唱えるような展開も無理なく行いやすいため、相対的にこれがもたらすアドバンテージも大きくしやすいのは好印象。更に同セットの同じ色には統率者を何度も唱えたいこれと相性抜群な神話解放/Myth Unboundも収録されているのは追い風だろう。更にはコピーを生み出す性質上、この手の豪快なソーサリーの弱点である打ち消しへの耐性まで獲得しているのは嬉しいところ。ある程度の下準備こそ必要ではあるが、それに応えられるだけのポテンシャルを秘めたカードといえる。
関連カード
サイクル
「あなたがこの呪文を唱えたとき、あなたがこのゲームで統率領域からあなたの統率者を唱えた回数1回につき、これを1回コピーする。」という能力を持つ。カード名に嵐/Stormを入れることで、キーワード能力のストームと似たような能力を持つことを示している。
- 浄火の嵐/Empyrial Storm
- 残響の嵐/Echo Storm
- 髑髏の嵐/Skull Storm
- 憤怒の嵐/Fury Storm
- 起源の嵐/Genesis Storm
イラストはすべてMark Pooleによるもので、「3つの物が円を描いて空を飛ぶ」という構図になっている。