紅蓮術師のゴーグル/Pyromancer's Goggles

提供:MTG Wiki

移動: 案内, 検索

Pyromancer's Goggles / 紅蓮術師のゴーグル (5)
伝説のアーティファクト

(T):(赤)を加える。このマナが赤のインスタント呪文か赤のソーサリー呪文を唱えるために支払われたとき、その呪文をコピーする。あなたはそのコピーの新しい対象を選んでもよい。


伝説のマナ・アーティファクトインスタントソーサリーコピーする特殊なマナを生み出す。

これ自体のマナ・コストがやや重いが、複数回呪文をコピーできれば大きなアドバンテージを生む。

マジック・オリジン登場時のスタンダードでは相性の良い赤のドロー呪文である苦しめる声/Tormenting Voiceマグマの洞察力/Magmatic Insightといった相棒に恵まれ、登場時点では青赤後見に1枚挿しされる程度であったがプロツアー「イニストラードを覆う影」では赤単ゴーグル赤緑ゴーグルランプなどこれを中核に据えた多種多様なデッキが登場した。

  • 呪文をコピーする際にコストを再度支払う事はないので、追加コストを持つ呪文と相性が良い。苦しめる声やマグマの洞察力は2対4のドローアドバンテージを得られるし、爆片破/Shrapnel Blastは10点ダメージ与える必殺技となる。
  • マジック・オリジンには赤以外の神話レアが3枚ずつ収録されている。赤の神話レアは2枚しか存在しないが、代わりにアーティファクトにこのカードが存在する。

ルール

コピーおよびコピー可能な値の項目も参照。

  • 紅蓮術師のゴーグルが生み出すマナは、赤のインスタント呪文や赤のソーサリー呪文のみではなく、何の支払いにあててもよい。
  • この遅延誘発型能力は、紅蓮術師のゴーグルが依然として戦場にあるかどうかにかかわらず誘発する。
  • 赤のインスタント呪文か赤のソーサリー呪文を1回唱えるために、紅蓮術師のゴーグルが生み出したマナが複数支払われたなら、支払われたそれらの各マナに対応する遅延誘発型能力がみな誘発し、それと同じ数のコピーが作られることになる。それらの赤のマナが1つの紅蓮術師のゴーグルによって生み出されたのか、複数の紅蓮術師のゴーグルによって生み出されたのかは関係ない。
  • コピーは常に元の呪文より先に解決される。その時点で元の呪文はまだスタック領域にあるため、これにより魔巧昂揚のボーナスを期待することは(元の呪文を打ち消すなどして無理やり墓地に落とさない限り)できない。

ストーリー

紅蓮術師のゴーグル/Pyromancer's Gogglesイラスト)はプレインズウォーカー/Planeswalkerの紅蓮術師ヤヤ・バラード/Jaya Ballardイラスト)が着けていたゴーグル。かつてヤヤが逗留した次元/Planeであるレガーサ/Regathaのケラル砦では彼女の教えが信奉されており、チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaarは初めてプレインズウォークしたその僧院で薫陶を受け、ケラルを第二の故郷としている。

「いつの日かヤヤ・バラードに会ってみたいわね。うまくやっていけそうな気がするの。」
チャンドラ・ナラー

参考

QR Code.gif