鍛えられた鋼/Tempered Steel

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Tempered Steel / 鍛えられた鋼 (1)(白)(白)
エンチャント

あなたがコントロールするアーティファクト・クリーチャーは+2/+2の修整を受ける。


アーティファクト・クリーチャーのみを強化する2倍栄光の頌歌/Glorious Anthem

+2/+2という修整値は侮れない。アーティファクト・クリーチャーが並んでいるなら、1枚でクロックを大幅に増強し、膠着状態も一気に打開することができるだろう。重ね張りできた日にはメムナイト/Memnite羽ばたき飛行機械/Ornithopterマナマイアですら勝負を決められるサイズに膨れ上がる。ミラディンの傷跡ブロックではマイアトークンゴーレム・トークンを生み出すカードが多いのも追い風。リミテッドでもアーティファクト・クリーチャーを使わないことはほぼ無い環境なので、優先して取りに行くとよい。

ただしアーティファクト・クリーチャーは、ウィニーと比べてコスト・パフォーマンス除去耐性で劣っている。アーティファクト・クリーチャー+鍛えられた鋼と、白のウィニー+清浄の名誉/Honor of the Pureのどちらが有効かは一考の余地があるだろう。鋼を選ぶ利点としては、金属術などのアーティファクト同士のシナジーを生かせるカードと相性がよい点、きらめく鷹の偶像/Glint Hawk Idol墨蛾の生息地/Inkmoth Nexusのようなクリーチャー化カードに恵まれている点などが挙げられる。

効果が限定的とはいえ爆発力は高く、ミラディンの傷跡ブロック構築ではこれをキーカードに据えた白単鍛えられた鋼トップメタとして活躍。スタンダードにおいてもしばしば上位に食い込む結果を残している。

類似カード

あなたのアーティファクト・クリーチャーにのみ全体修整を施すカード。特記しない限り鍛えられた鋼と違って+1/+1修整で、自身もアーティファクト・クリーチャーだがそれ自身には修整が入らない。修整を受けられるのがアーティファクト・クリーチャーに限らないものは栄光の頌歌/Glorious Anthemの項を参照。

脚注

  1. Game Day Excitement(Arcana 2010年10月6日 Monty Ashley著)

参考

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