フィオーラへの侵攻/Invasion of Fiora
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バトル — 包囲戦(Siege)
(包囲戦(Siege)1つが戦場に出るに際し、それを守る対戦相手1人を選ぶ。あなたや他のプレイヤーはそれを攻撃できる。それが倒されたとき、それを追放する。その後、それを変身させた状態で唱える。)
フィオーラへの侵攻が戦場に出たとき、以下から1つまたは両方を選ぶ。
・すべての伝説のクリーチャーを破壊する。
・伝説でないすべてのクリーチャーを破壊する。
Marchesa, Resolute Monarch / 毅然たる統治者、マルチェッサ
〔黒〕 伝説のクリーチャー — 人間(Human) 貴族(Noble)
威迫、接死
毅然たる統治者、マルチェッサが攻撃するたび、パーマネント最大1つを対象とする。それの上からすべてのカウンターを取り除く。
あなたのアップキープの開始時に、あなたが直前のあなたのターンから戦闘ダメージを受けていなかった場合、あなたはカード1枚を引き、1点のライフを失う。
フィオーラ/Fioraがテーマのバトルから変身する両面カード。第1面は伝説、非伝説のクリーチャーのどちらかあるいは両方を選べる全体除去を行う包囲戦、第2面はカウンター除去と統治が続く限りドローをもたらしてくれる伝説の人間・貴族。
6マナだけあって全体除去に加え盤面次第では自分のクリーチャーを多く残すことも可能。構築段階から一方に偏らせることでより確実に上振れを狙える。対戦相手のクリーチャーを減らすことで第2面の威迫が自然と機能しやすくなるのも利点。
第2面は攻撃時に誘発する能力を持ち、低めのパワーを威迫と接死で補う。バトルを置けば自発的にアドバンテージを得られ、+1/+1カウンターにサイズを依存したクリーチャーもいい的となるだろう。守備値が4と低くマルチェッサのタフネスが高いことで、手札に火力を握っていれば奇襲接死ブロック、さらに次のターンにバトルを置いて即座に倒すという動きが取れるのも相手への牽制として働く。盤面に残る全体除去ということでバウンスが事実上の使い回しになるのもポイント。
バトルを活用できる能力を持つとはいっても第2面が伝説であるため、これを複数積む恩恵に乏しいのは注意すべき点か。6マナという重さもあり構築にはバランスが問われる。
リミテッドでは全体除去というだけでボムレア。機械兵団の進軍のリミテッド環境では多元宇宙の伝説により伝説のクリーチャーが多いため、モードのどちらかを選ぶ機会も多い。またバトルを即座に倒せるのがリミテッドではより機能する上に、変身前後を問わず培養器に強く出られるのも大きい。
関連カード
- 黒薔薇のマルチェッサ/Marchesa, the Black Rose
- マルチェッサ女王/Queen Marchesa
- 毅然たる統治者、マルチェッサ/Marchesa, Resolute Monarch
- 死のディーラー、マルチェッサ/Marchesa, Dealer of Death
参考
- フィオーラ/Fiora(背景世界/ストーリー用語)
- マルチェッサ/Marchesa(背景世界/ストーリー用語)
- カード個別評価:機械兵団の進軍 - レア