8-Cast
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8-Cast(エイトキャスト)は、アーティファクト関連のシナジーを中心とする青系デッキ。モダンホライゾン2参入後のモダン環境およびレガシー環境に存在する。
物読み/Thoughtcastと思考の監視者/Thought Monitorを4枚ずつ採用することで、物読み/Thoughtcastが実質8枚体制となるためにこの名がある。
親和デッキの一種だが、従来の親和が前のめりなアグロであったのに対し、こちらはカード・アドバンテージやボード・アドバンテージを強く意識したデッキであるのが特徴。
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概要
アーティファクト
(T),ミシュラのガラクタを生け贄に捧げる:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーの一番上のカードを1枚見る。次のターンのアップキープの開始時にカードを1枚引く。
ソーサリー
親和(アーティファクト)(この呪文を唱えるためのコストは、あなたがコントロールするアーティファクト1つにつき(1)少なくなる。)
カードを2枚引く。
伝説のクリーチャー — マーフォーク(Merfolk) ウィザード(Wizard)
この呪文を唱えるためのコストは、あなたがコントロールしているアーティファクト1つにつき(1)少なくなる。
湖に潜む者、エムリーが戦場に出たとき、カードを4枚切削する。
(T):あなたの墓地にあるアーティファクト・カード1枚を対象とする。このターン、あなたはそのカードを唱えてもよい。(そのコストは支払う必要がある。タイミングのルールも依然として適用される。)
エンチャント 土地 — (Urza’s) 英雄譚(Saga)
(この英雄譚(Saga)が出た際とあなたのドロー・ステップの後に、伝承(lore)カウンターを1個加える。IIIの後に、生け贄に捧げる。)
I ― ウルザの物語は「(T):(◇)を加える。」を得る。
II ― ウルザの物語は「(2),(T):『このクリーチャーは、あなたがコントロールしているアーティファクト1つにつき+1/+1の修整を受ける。』を持つ無色の0/0の構築物(Construct)アーティファクト・クリーチャー・トークン1体を生成する。」を得る。
III ― あなたのライブラリーからマナ・コストが(0)か(1)のアーティファクト・カード1枚を探し、戦場に出す。その後、ライブラリーを切り直す。
ミシュラのガラクタ/Mishra's Baubleやオパールのモックス/Mox Opalなどの軽いアーティファクトを並べ、物読み/Thoughtcastや思考の監視者/Thought Monitorによるドロー、あるいは湖に潜む者、エムリー/Emry, Lurker of the Lochによる再利用でカード・アドバンテージを稼いでいく。最後は河童の砲手/Kappa Cannoneerや、ウルザの物語/Urza's Sagaによるトークン生成とシルバーバレットの合わせ技で勝負を決める。
モダン
モダンでは長らく目立った成果を上げることはなかったが、モダンホライゾン3における河童の砲手/Kappa Cannoneerのモダン・リーガル化と、その半年後のオパールのモックス/Mox Opalの禁止解除を経て、充分なデッキパワーを獲得するに至った。
アーティファクト クリーチャー — 海亀(Turtle) 戦士(Warrior)
即席(あなたのアーティファクトが、この呪文を唱える助けとなる。あなたがマナ能力を起動し終えたあとにあなたがタップした各アーティファクトは、(1)を支払う。)
護法(4)
アーティファクト1つがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、河童の砲手の上に+1/+1カウンター1個を置く。このターン、これはブロックされない。
伝説のアーティファクト
金属術 ― (T):好きな色1色のマナ1点を加える。あなたがアーティファクトを3つ以上コントロールしているときにのみ起動できる。
サンプルリスト
- 備考
- フォーマット
- オパールのモックス/Mox Opal禁止解除後のリスト。
レガシー
最初に活躍したのは、軽いアーティファクトの選択肢が多いレガシー環境である。
オパールのモックス/Mox Opal、水蓮の花びら/Lotus Petal、ミシュラのガラクタ/Mishra's Bauble、ウルザのガラクタ/Urza's Bauble、教議会の座席/Seat of the Synodといった潤沢な0マナアーティファクトたちによってデッキを回す。
また、古えの墳墓/Ancient Tombもほぼ確実に4枚積みされる。レガシー定番の「1ターン目に古えの墳墓からX=1で虚空の杯/Chalice of the Void」のほか、「1ターン目ウルザの物語/Urza's Saga→2ターン目古えの墳墓」の動きも強力で、ウルザの物語が生成したトークンにサーチした影槍/Shadowspearなどを装備するだけで勝負を決めてしまうことも。
神河:輝ける世界統率者デッキから河童の砲手/Kappa Cannoneerを獲得したことで大幅に強化され、メタの一角となった。
アーティファクト クリーチャー — 海亀(Turtle) 戦士(Warrior)
即席(あなたのアーティファクトが、この呪文を唱える助けとなる。あなたがマナ能力を起動し終えたあとにあなたがタップした各アーティファクトは、(1)を支払う。)
護法(4)
アーティファクト1つがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、河童の砲手の上に+1/+1カウンター1個を置く。このターン、これはブロックされない。
だがその後、指輪物語:中つ国の伝承でドローを咎めるオークの弓使い/Orcish Bowmastersが登場したことが大きな逆風となる。そのため思考の監視者/Thought Monitorや練達飛行機械職人、サイ/Sai, Master Thopteristを減らし、継ぎ接ぎ自動機械/Patchwork Automatonを主戦力とするタイプが主流になった。
アーティファクト クリーチャー — 構築物(Construct)
護法(2)(このクリーチャーが対戦相手がコントロールしている呪文や能力の対象になるたび、そのプレイヤーが(2)を支払わないかぎり、その呪文や能力を打ち消す。)
あなたがアーティファクト呪文を唱えるたび、継ぎ接ぎ自動機械の上に+1/+1カウンター1個を置く。
サンプルリスト
神河:輝ける世界後
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- 神河:輝ける世界参入後のリスト。
指輪物語:中つ国の伝承後
8-Cast [3] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 指輪物語:中つ国の伝承参入後のリスト。
- 思考の監視者/Thought Monitorが1枚まで減らされておりもはや「物読み/Thoughtcast8枚体制」ではないが、依然として8-Castと呼ばれる。