酷叛明神/Myojin of Grim Betrayal
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伝説のクリーチャー — スピリット(Spirit)
あなたがこれをあなたの手札から唱えていたなら、酷叛明神は破壊不能カウンター1個が置かれた状態で戦場に出る。
酷叛明神の上から破壊不能カウンター1個を取り除く:このターンにいずこかから墓地に置かれた、すべての墓地にあるすべてのクリーチャー・カードをあなたのコントロール下で戦場に出す。
神河:輝ける世界統率者デッキの明神サイクルの黒。能力はそのターンに墓地に置かれたクリーチャー・カードのリアニメイト。
プレイヤーの指定が無いので、対戦相手のクリーチャーだろうがなんだろうが、墓地に置かれさえすれば蘇生できる。破壊不能カウンターとの相性が抜群に良く、全体除去を破壊不能で凌いで、破壊したクリーチャーを自身の能力で戻すというコンボが成立。豪快な分、隙も大きく対応してマイナス修整や追放で除去を食らうと辛い目に遭うが、たった2枚で盤面を一気に有利にできるのは確かで事実上のエンドカードとして機能する。「いずれかの領域」から墓地に送られれば条件を満たし、手札破壊や切削といった、黒の得意芸との相性も良好。空虚自身/One with Nothingと組み合わせると手札のクリーチャーを全部踏み倒せることになる。もちろん、朽ちゆくインプ/Putrid Impでよいのは言うまでも無い。一応統率者戦はハイランダーなので、実質採用枚数を増やすことはできるが。
短所はなんといってもこれ自身の重さ。明神サイクル共通のトリプルシンボルの8マナというのはとにかく厳しく、まともに機能させるにはサーチやマナ加速の併用はほぼ必須。またタフネスが低く、自身の色である黒が得意とするマイナス修整に弱いのも難点。成功した時に獲得できるアドバンテージは抜群だが、その分狙い撃ちを食らいがち。
関連カード
サイクル
神河:輝ける世界統率者デッキの明神サイクル。トリプルシンボル8マナの伝説のスピリットで、手札から唱えられた場合のみ破壊不能・カウンターが置かれて戦場に出る能力と、破壊不能・カウンターを取り除くことをコストとする起動型能力を持つ。稀少度はレア。
- 花暁明神/Myojin of Blooming Dawn
- 謎夢明神/Myojin of Cryptic Dreams
- 酷叛明神/Myojin of Grim Betrayal
- 咆刃明神/Myojin of Roaring Blades
- 頂力明神/Myojin of Towering Might
ストーリー
酷叛明神(こくほんみょうじん)/Myojin of Grim Betrayalは神河/Kamigawaの神/Kami(イラスト)。
酷叛明神は野心の力の体現だ。古の時代、とある将軍が次の皇/The emperorになりたいとこの神に祈った。酷叛明神は彼の祈りに応え、比類なき戦闘の腕前を授けた――そして、他の者たちの同じような祈りに応え、同じ恩恵を授けたことには都合良く言及しなかった。その後に起きた衝突は、皇族の内紛の時代の最初の衝突となった。歴史が後に戦乱時代/The Shattered States Eraとして記すことになる時代だ。
登場作品・登場記事
- The Legends of Kamigawa: Neon Dynasty/『神河:輝ける世界』の伝説たち(Feature 2022年2月11日 Ari Zirulnik, Grace Fong, Emily Teng, and Gerritt Turner著)
参考
- カード個別評価:神河:輝ける世界統率者デッキ - レア(ブースター限定カード)