点数で見たマナ・コスト

提供:MTG Wiki

2019年3月11日 (月) 19:47時点におけるTaxin (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

点数で見たマナ・コスト/Converted Mana Costは、マナ・コストを、そのマナ・シンボルを気にせずに点数だけ数えたもの。

例:マナ・コスト(2)()(白)のカードは、点数で見たマナ・コストに換算すると4になる。


Dark Confidant / 闇の腹心 (1)(黒)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)

あなたのアップキープの開始時に、あなたのライブラリーの一番上のカードを1枚公開し、そのカードをあなたの手札に加える。あなたは、そのマナ総量に等しい点数のライフを失う。

2/1


Disdainful Stroke / 軽蔑的な一撃 (1)(青)
インスタント

マナ総量が4以上である呪文1つを対象とする。それを打ち消す。


目次

ルール

  • 代替コストコストの増減などは「唱えるためのコスト」を変更するだけである。マナ・コスト、および点数で見たマナ・コストはカードごとに不変である
  • オブジェクトコピーは元のオブジェクトと同じマナ・コストを持つため、点数で見たマナ・コストも元のオブジェクトと同じである。
  • トークン土地など、マナ・コストを持たないオブジェクトの点数で見たマナ・コストは0として扱われる。
    • 例外として、コピーでない両面カード第2面の点数で見たマナ・コストは第1面と同じである。またコピーでない合体している合体カードの点数で見たマナ・コストは第1面の2枚のカードの点数で見たマナ・コストの合計である。両面カードおよび合体カードの各項も参照のこと。
    • トークンの場合、何かのコピー・トークンであればマナ・コストを持つ場合もある。その場合は通常どおりに点数で見たマナ・コストが計算される。
  • マナ・コストにXを含むオブジェクトの点数で見たマナ・コストは、スタック上にある場合はXは指定する値として扱い、スタック以外の領域ではXは0として扱って計算する。
  • マナ・コストに混成マナ・シンボルを含むオブジェクトの点数で見たマナ・コストは、各混成マナ・シンボルのもっとも大きい値を取って計算する。
    • 例えば、(白/青)であれば1、(2/白)であれば2として計算する。
  • ファイレクシア・マナ・シンボルをマナ・コストに含むオブジェクトの点数で見たマナ・コストは、ファイレクシア・マナ・シンボルを1として計算する。
  • 分割カードの点数で見たマナ・コストは以下のように計算される。詳細な解説は分割カードを参照。
    1. スタック上では、唱えられている側の点数で見たマナ・コストのみを参照する。融合で唱えた場合は両半分の合計と扱う。
    2. スタック以外の領域では、両半分の合計と扱う。

呼び方

  • 略して「CMC」と表記されることもある。GathererAdvanced Searchでも使われている。
  • 点数で見たマナ・コストがN点のカードのことを指して、
    1. 公式サイトなどの英語圏では「N-mana card」(ハイフンは省略可)と呼称する。
    2. 日本語でも同様に通例「Nマナのカード、Nマナ・カード」などと呼ぶ。
    • 例えば、1マナなら「1マナ・カード」となる。
  • 英語圏では「N-drop」という表記もされる(1マナのカードならば「one-drop」、2マナなら「two-drop」というように)。
  • 第5版までのルールでは「総呪文コスト」と呼ばれていた。

参考

引用:総合ルール 20231117.0

QR Code.gif