アンティキティー戦争/The Antiquities War

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2018年10月30日 (火) 23:41時点におけるヴぁ (トーク | 投稿記録)による版
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The Antiquities War / アンティキティー戦争 (3)(青)
エンチャント — 英雄譚(Saga)

(この英雄譚(Saga)が出た際とあなたのドロー・ステップの後に、伝承(lore)カウンターを1個加える。IIIの後に、生け贄に捧げる。)
I,II ― あなたのライブラリーの一番上からカードを5枚見る。あなたはその中からアーティファクト・カード1枚を公開してあなたの手札に加えてもよい。残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
III ― ターン終了時まで、あなたがコントロールしているアーティファクトは基本のパワーとタフネスが5/5のアーティファクト・クリーチャーになる。


テリシア/Terisiareで始まり、その後のドミナリア/Dominariaの歴史を大きく変えた兄弟戦争/Brothers' Warを描いた英雄譚アーティファクトに関連した2つの章能力を持つ。

I,II-
ボーラスの工作員、テゼレット/Tezzeret, Agent of Bolasの+1忠誠度能力とほぼ同じ効果ライブラリーに戻す順序が無作為になっている)の限定的なアーティファクトサーチ。5枚掘り下げるのでサーチ力も低くなく、IIまで進めばカード・アドバンテージが得られる可能性がある。
III-
あなたのコントロールするアーティファクトを、1ターンのみ5/5のクリーチャー化する豪快な能力。
求道者テゼレット/Tezzeret the Seekerの-5忠誠度能力と同じ効果。下準備が必要な上に誘発のタイミングが選べないという欠点があるものの、マナ・コストに対して得られる打点がかなり大きく、忠誠度を減らすことが比較的容易なプレインズウォーカーの奥義と比べて妨害も難しいため、対戦相手にとっては大きなプレッシャーとなる。

構築では、軽量アーティファクトや、宝物などの生成しやすいアーティファクト・トークンを使用した専用デッキで運用することになるだろう。4マナというマナ・コストや、III章まで時間を要する点から、コントロールデッキでの使用が最適か。登場時のスタンダードにはアーティファクトをテーマとして扱ったカラデシュ・ブロック、宝物を扱ったイクサラン・ブロックが同居しているのが追い風。

スタンダードではウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urzaとともに即席デッキを成立させた。

レガシーではボンバーマンのアドバンテージ源・フィニッシャーとして採用されるほか、青単型のペインター・グラインドストーンにも採用される。

ストーリー

アンティキティー戦争/The Antiquities Warとは「古代遺物の戦争」という意味で兄弟戦争/Brothers' Warのことである。共に優れた工匠であったウルザ/Urzaミシュラ/Mishraはお互いの持つパワーストーン/Powerstoneを巡って諍い始め、やがて発掘によって獲得したスラン/Thranの技術を使った兵器ドラゴン・エンジン/Dragon Engineまで投入した大戦争へ発展してしまう。

名称

このカード名が「兄弟戦争/Brothers' War」でない理由は、現代ドミナリアの住人のほとんどはこの戦争を「The Antiquities War(アンティキティー戦争)」と呼んでいるからである(また、あえてアンティキティーという名を使うことで、新たなプレイヤーエキスパンションの名前を覚えてもらう意味もある)[1]

これはウルザ/Urzaの妻であるカイラ・ビン・クルーグ/Kayla bin-Kroog王女によって、兄弟戦争を記した「The Antiquities War」という著作が後世に伝えられたためであろう。

脚注

  1. Stories from Dominaria, Part 1/『ドミナリア』での話 その1(Making Magic 2018年4月16日 Mark Rosewater著)

参考

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