ペインランド
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ペインランド(Pain Land)とは、無色マナを出すほか、1点ダメージを受けることによって、2色のうち好きな色のマナも出せる土地の俗称。「痛い土地/苦痛を伴う土地」くらいの意味。日本ではダメージ・ランド(略してダメラン)とも。
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解説
アイスエイジに友好色のものが登場し、第5版から第7版まで再録された。対抗色のものはアポカリプスにて収録。第9版や第10版ではこれら10枚がまとめて再録され、話題となった。基本セット2015とマジック・オリジンでは対抗色の5枚のみが再録されている。
再録されている期間の長さや使用実績などから、2色地形の中でも知名度の高い、代表格のサイクルと言える。かつては使用実績においてもトップクラスであったが、2色地形の向上著しい現在ではショックランドを筆頭にファストランド・M10ランドなど対抗馬も多く存在する。
- ペインランドは確実にアンタップインという大きな長所があり、速効性が重視されるウィニーやアグロでは優先されることが多い。逆にコントロールデッキのような低速型では使うたびに受けるダメージが響き、敬遠される傾向にある。
- 無色マナならダメージなしで出せるのも見逃せない利点。
- テンペストにもタップインで対抗色のものが存在するが、現在ペインランドと言えばまずこれら5枚は考慮されていないと思ってよい。タップインペインランドの項も参照。
- また、真鍮の都/City of Brassやスレッショルドランドも広い意味ではこれに属するが、通常ペインランドとは呼ばない。
- 当初、ラヴニカ:ギルドの都に再録する予定だったが、舞台となるラヴニカ/Ravnicaには存在し得ないドミナリア/Dominariaの地名を含むものが存在したため、名前を変えた同型再版を検討した。しかし、それだとエクステンデッド環境に多大な影響を及ぼすため、代わりに第9版への再録が決定された。→参考(英語)
ペインランド一覧
アイスエイジ(友好色)
- アダーカー荒原/Adarkar Wastes
- 地底の大河/Underground River
- 硫黄泉/Sulfurous Springs
- カープルーザンの森/Karplusan Forest
- 低木林地/Brushland
アポカリプス(対抗色)
- コイロスの洞窟/Caves of Koilos
- ラノワールの荒原/Llanowar Wastes
- ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast
- シヴの浅瀬/Shivan Reef
- 戦場の鍛冶場/Battlefield Forge