街道筋の強盗/Highway Robber
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Highway Robber / 街道筋の強盗 (2)(黒)(黒)
クリーチャー — 人間(Human) 傭兵(Mercenary)
クリーチャー — 人間(Human) 傭兵(Mercenary)
街道筋の強盗が戦場に出たとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは2点のライフを失い、あなたは2点のライフを得る。
2/2能力は吸魂/Syphon Soulに似ているが、ダメージではなくライフを失わせる効果であるため軽減されない。そのため、多人数戦でない限りは吸魂より強力である。
強化版吸魂+2/2クリーチャーと考えれば、それなりに効率は良い。しかし、4マナのカードとしてはそのどちらも中途半端であり、これ単体で使うには少々力不足である。クリーチャーである点を活かし、血時計/Blood Clockや頭蓋骨の収集家/Skull Collector等で手札に戻したり、グレイブディガー/Gravediggerや逢魔が辻/Haunted Crossroads等で墓地から回収したりして使いまわすのがよい。
また、傭兵であるためマーセナリーデッキへの投入も考えられる。その場合、4マナ、ライフロスの187クリーチャーという点で共通するラースの悪鬼/Rathi Fiendとどちらを選ぶかが悩ましいところである。リクルート能力を持つラースの悪鬼の方が汎用性は高いが、周囲に速攻デッキが多いメタゲームの場合には、ライフ確保が重要になるためこちらが優先されるだろう。
- 実際のカードのルール文章では、ドレインカードでは珍しく「ライフを得る効果」が先に書かれていた。2008年1月のオラクル更新で、他のドレインカードと同じテンプレートに改められた。
- 初出時のクリーチャー・タイプは傭兵のみであった。第9版再録に際し人間のクリーチャー・タイプを獲得した。2007年9月サブタイプ変更ではならず者のクリーチャー・タイプを獲得したが、2013年9月のオラクル更新でならず者は削除された(この変更はUpdate Bulletinでは告知されていない)。
関連カード
プレイヤーに対するドレインのCIP能力を持つクリーチャー。特筆のない限り、黒単色で、対戦相手1人のみを対象とし、2点分ドレインする。
- Dakmor Ghoul - 街道筋の強盗の同型再版。そちらはゾンビ。(スターター)
- 盲目の狩人/Blind Hunter - 憑依先クリーチャーの死亡時にもドレインする白黒のクリーチャー。4マナ2/2飛行。
- オルゾヴァの幽霊議員/Ghost Council of Orzhova - 1点ドレインする白黒の伝説のクリーチャー。戦場に再び出る能力を併せ持つ。4マナ4/4。(ギルドパクト)
- 冷たき集いの吸血鬼/Bleak Coven Vampires - 金属術達成時限定。対象はプレイヤー1人の4点ドレイン。5マナ4/3。(ミラディンの傷跡)
- マラキールの血魔女/Malakir Bloodwitch - 全対戦相手から自分がコントロールする吸血鬼の分ドレインするクリーチャー。(ゼンディカー)
- 血狩りコウモリ/Bloodhunter Bat - 同じ点数で見たマナ・コストでシングルシンボルかつ飛行付きとなった、街道筋の強盗の上位互換。対象はプレイヤー1人。(基本セット2013)
- 幽霊議員オブゼダート/Obzedat, Ghost Council - 2点ドレインする白黒の伝説のクリーチャー。戦場に再び出る能力を併せ持つ。5マナ5/5。(ギルド門侵犯)
- アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel - 全対戦相手から自分の黒への信心の分ドレインするクリーチャー。5マナ2/4。(テーロス)