霜のタイタン/Frost Titan
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クリーチャー — 巨人(Giant)
霜のタイタンが対戦相手1人がコントロールする呪文や能力の対象になるたび、それのコントローラーが(2)を支払わないかぎり、それを打ち消す。
霜のタイタンが戦場に出るか攻撃するたび、パーマネント1つを対象とし、それをタップする。それはそれのコントローラーの次のアンタップ・ステップの間にアンタップしない。
青のタイタンは一種の除去耐性とパーマネントの拘束。擬似タッパーでもある。
1番目の能力は、自身を対象とする、対戦相手がコントロールする呪文や能力のマナ・コストを擬似的に増加させるようなリスティック系能力。仮に2マナを支払われてしまっても、あらためて打ち消しを重ねてやれば通常通り打ち消したときよりも大きなテンポ・アドバンテージを獲得できる。同じく追加マナを求めるマナ漏出/Mana Leakが同時収録されているのも追い風。こちらからマナ拘束を仕掛けてやるのもよい。除去が困難になる上に、2番目の能力でリカバリーを遅らせることができる。基本セット2011の破壊的な力/Destructive Forceなどはよい相方。
2番目のパーマネントをタップする能力は直接的にアドバンテージを得られる能力ではない。対象も単一のため、ウィニー相手での制圧力には些か欠けるが、一方で先出し後出し問わず単一のカードを柔軟に抑え込めるため、フィニッシャーが一点突破してくるタイプのデッキには極めて有効に働く。この能力の存在がこのカードに「アンチ・タイタン」としての高い評価をもたらしている。
リミテッドでは主力またはブロッカーを封じつつ6点のクロックを刻める安定したフィニッシャー。
- 1番目の能力は、霜のタイタンが戦場にある間(パーマネントである間)にのみ働く。スタックや墓地にある時に対象になっても誘発しないので注意。
- 2番目の能力は、どのパーマネントでも対象にできる。そのパーマネントがタップ状態であってもかまわない。
- シー・モンスター/Sea Monsterのほぼ上位互換。ただし、2番目の能力は強制であるため、対戦相手のパーマネントを対象にできない場合は自分のパーマネントをタップしなくてはならない。
関連カード
サイクル
基本セット2011のタイタン・サイクル。いずれも神話レアで6マナダブルシンボル6/6の巨人であり、戦場に出たときと攻撃したときに誘発する誘発型能力を持つ。基本セット2012でも引き続き再録されている。
- 太陽のタイタン/Sun Titan
- 霜のタイタン/Frost Titan
- 墓所のタイタン/Grave Titan
- 業火のタイタン/Inferno Titan
- 原始のタイタン/Primeval Titan