黒き拷問台
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黒き拷問台 (Rack Control)は、黎明期の手札破壊系コントロールデッキ。黒コントロールに白と青のカードが数枚タッチされている。Alexander Blumkeが世界選手権95で使用し、優勝している。
目次 |
概要
アーティファクト
拷問台が戦場に出るに際し、対戦相手を1人選ぶ。
選ばれたプレイヤーのアップキープの開始時に、拷問台はそのプレイヤーにX点のダメージを与える。Xは、3引くそのプレイヤーの手札の枚数である。
クリーチャー — スペクター(Specter)
飛行
惑乱の死霊が対戦相手にダメージを与えるたび、そのプレイヤーはカードを1枚無作為に選んで捨てる。
デッキ名の通り、トーラックへの賛歌/Hymn to Tourach・惑乱の死霊/Hypnotic Specter・精神錯乱/Mind Twistなどでひたすら手札を削り、拷問台/The Rackでダメージを与えて勝利する。
タッチの白からは強力なクリーチャー除去の剣を鍬に/Swords to Plowshares、アーティファクト破壊の解呪/Disenchant、そしてズアーの宝珠/Zuran Orbと天秤/Balanceの必殺コンボが採用され、柔軟性を増している。
サンプルレシピ
- 備考
- 世界選手権95 優勝
- 使用者:Alexander Blumke
- フォーマット
- 天秤/Balance、精神錯乱/Mind Twistは当時の制限カードである。
Bo Bellのデッキ
マジックの黎明期に最初のアメリカ選手権で優勝したデッキ。デッキの基本は青黒のコントロールで、黒の手札破壊に重点をおき、青でサポートする構成になっている。
ずらっと並んだ制限カードを使い、手札破壊でコントロールするという基本的な構成。
キーカードはまだ制限されていなかった精神錯乱/Mind Twist。精神錯乱で対戦相手の手札を奪った後は、何度も使うことができる手札破壊でロックする。手札破壊としては精神錯乱の他に惑乱の死霊/Hypnotic Specterと破裂の王笏/Disrupting Scepterがあわせて3枚しか入っていないのだから、精神錯乱がどれほどの威力だったか解るだろう。
精神錯乱が制限されるのは翌月のことである。
デッキレシピ
メインデッキ (60) | |
---|---|
クリーチャー (8) | |
1 | 惑乱の死霊/Hypnotic Specter |
2 | 凄腕の暗殺者/Royal Assassin |
2 | 魔術師の女王/Sorceress Queen |
2 | マハモティ・ジン/Mahamoti Djinn |
1 | 幻影獣/Phantom Monster |
呪文 (32) | |
4 | 精神錯乱/Mind Twist |
4 | 対抗呪文/Counterspell |
1 | Ancestral Recall |
1 | Time Walk |
1 | Timetwister |
1 | 新たな芽吹き/Regrowth |
1 | Braingeyser |
1 | 悪魔の教示者/Demonic Tutor |
1 | Wheel of Fortune |
1 | 分解/Disintegrate |
1 | 火の玉/Fireball |
1 | Black Lotus |
1 | Mox Emerald |
1 | Mox Jet |
1 | Mox Pearl |
1 | Mox Ruby |
1 | Mox Sapphire |
1 | 太陽の指輪/Sol Ring |
1 | Forcefield |
2 | 破裂の王笏/Disrupting Scepter |
3 | 拷問台/The Rack |
2 | 支配魔法/Control Magic |
土地 (20) | |
3 | 島/Island |
3 | 沼/Swamp |
3 | Badlands |
2 | Bayou |
2 | Tropical Island |
4 | Underground Sea |
3 | Volcanic Island |
- サイドボードは無し。