Fork
提供:MTG Wiki
火力や手札破壊の威力増強に用いられることが多い。特に、火炎破/Fireblastによる2マナ8ダメージや、トーラックへの賛歌/Hymn to Tourachによる4枚手札破壊は強烈。
X呪文の倍化にもよく使われる。例えば、X=10の火の玉/Fireballをコピーすれば、13マナで20点ダメージという具合である。
その他、打ち消し呪文をコピーしてのカウンター合戦や、狂暴化/Berserkをコピーしての爆発力増強(→グランビル)など、応用力の高いテクニカルな呪文である。
- 作成されるコピーは「Forkの色を持つ」とForkの色をコピーするように定義されていたが、現在の状態はコピー可能な値ではないため、通常の方法でForkの色を変えたとしても、作成されるコピーの色は赤になる。そのため、2009年4月24日のオラクル更新で「コピーの色は赤である」と簡潔なルール文章に変更された。また、この変更に伴い、臨機応変/Sleight of Mindなどで色を書き換えられるようになった。
- コピーが赤であることはコピー可能な値である。このコピーを別の効果でさらにコピーした場合、新たに作られるコピーも赤である。
- このため、文章変更効果によってForkが作成するコピーの(コピー可能な値としての)色を赤以外にすることが可能になっている。ForkでForkをコピーすることにより「赤ではないFork(のコピー)」が作り出せるので、厳密にはオラクル変更前と同機能ではないことが分かる。
- コピーが赤(以前はForkの色)になることは、当初「Fork自体がコピーとなって解決される」という処理だったことの名残である。
- コピーが赤であることはコピー可能な値である。このコピーを別の効果でさらにコピーした場合、新たに作られるコピーも赤である。
1995年4月19日より、Type1(現ヴィンテージ)で制限カードに指定されていたが、2004年9月20日より解除された。
関連カード
主な亜種
コピーは一時青の役割となり、Forkをほぼそのまま青にした双つ術/Twincastも登場している。亜種はいずれもコピーの色は変えない。ここでは赤のカードでカード・タイプなどが近いものを記す。コピーカードも参照。
- 反復/Reiterate - インスタント。1マナ重くなり、バイバック(3)がついた。(時のらせん)
- 野生の跳ね返り/Wild Ricochet - インスタント。コピーのほうのみならず、元の呪文のほうで取る対象も変更できる。(ローウィン)
- 余韻/Reverberate - インスタント。コピーの色変えを無くすことで再録禁止をすり抜けている。(基本セット2011)
- 高まる復讐心/Increasing Vengeance - インスタント。あなたがコントロールする呪文のみコピーできる。フラッシュバック(3)(R)(R)。墓地から唱えると2回コピー。(闇の隆盛)
- 軍族の雄叫び/Howl of the Horde - ソーサリー。次に唱えるインスタント呪文かソーサリー呪文をコピー。強襲を達成すると2回コピー。(タルキール覇王譚)
- 二重詠唱の魔道士/Dualcaster Mage - クリーチャー。瞬速を持ち、戦場に出すと誘発型能力によりコピー。(統率者2014)
参考
- コピーカード
- 再録禁止カード一覧(再録禁止カード)
- カード個別評価:リバイズド・エディション - レア
- カード個別評価:アンリミテッド・エディション - レア
- カード個別評価:Masters Edition 4 - レア