マーフォークの物あさり/Merfolk Looter
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タップだけでドローと墓地肥やしを同時にこなす優良なクリーチャー。スレッショルドやリアニメイト狙いでなく、ドロー能力だけでも十分実用的。
ビートダウンであるマッドネス、コントロールであるサイカトグ、ロックである対立など、さまざまなタイプのデッキで使用された。環境のよさもあったが、ここまで幅広く使われるクリーチャーも珍しいかもしれない。
リミテッドでも余ってきた土地をドローに変換できるのはかなり美味しく、2回起動したら勝利と言われるほど。
- 第7版再録時にアンコモンに格上げされた。その後、第10版の再録でコモンに戻るとともにならず者のタイプを獲得した。代表的共鳴者として、ゴブリンの太守スクイー/Squee, Goblin Nabobとの定番コンボも公式に紹介されている(→Tenth Edition's Tips, Tricks, & Tokens参照)。
関連カード
この「1枚引き、1枚捨てる」能力(特にタップ能力)は、このカードにちなみ「ルーター能力」「物あさり能力」などと呼ばれることがある。タップ能力のルーター能力を持つクリーチャーについてはルーターを参照。
- フィフス・ドーンで同型再版の思考の急使/Thought Courierが登場した。第9版では、当時の方針でマーフォークを駆逐していたこともあって、そちらが再録されている。
- 「物あさり(Looter)」をカード名に含むクリーチャーは、いずれも先述の「1枚引き、1枚捨てる」能力を持つ。セファリッドの物あさり/Cephalid LooterやArtful Looter(銀枠)は同じタップ能力でマナ・コストとパワーまたはタフネスが増え、コー追われの物あさり/Looter il-Korはその効果が起こるサボタージュ能力を持っている。
参考
- カード個別評価:エクソダス - コモン
- カード個別評価:基本セット2012 - コモン
- カード個別評価:基本セット2010 - コモン
- カード個別評価:第10版 - コモン
- カード個別評価:第7版 - アンコモン