ジェイス・ベレレン/Jace Beleren
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Jace Beleren / ジェイス・ベレレン (1)(青)(青)
伝説のプレインズウォーカー — ジェイス(Jace)
伝説のプレインズウォーカー — ジェイス(Jace)
[+2]:各プレイヤーはカードを1枚引く。
[-1]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを1枚引く。
[-10]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを20枚切削する。
ローウィン初出の青のプレインズウォーカー。能力は、2種類のドローとライブラリー破壊。
- +2能力
- 全てのプレイヤーにカードを引かせる。カード・アドバンテージを考えると金言/Words of Wisdomに近い。忠誠度を一度に+2することができ、延命しやすいことも見逃せない特徴であるが、対戦相手の手札も増えてしまうので不利になることもあり、注意が必要。双頭巨人戦などの味方のいる多人数戦では、仲間のサポートとしても利用できる。
- -1能力
- 自分だけドロー。初期忠誠度が3であることから、3マナで3枚ドローと考えると、一度に引けない分やや物足りない。しかし+2能力と合わせて忠誠度を増やしながら使用すれば、長期的に考えて使えば充分なアドバンテージを得ることができ、パーミッションの戦略とも合致している。ただし、出して即座に2番目の能力を使用すると死にやすくなるため、その辺りの判断には多少注意が必要。
多少地味ではあるものの、3マナというプレインズウォーカー屈指の軽さやドローによるカード・アドバンテージは馬鹿にならず、他のプレインズウォーカーに見劣りせず強力である。
リミテッドでは、上記の3ドローの使い方でも充分だが、やはり本命は忠誠度を上げての大量ライブラリー破壊であろう。構築ではクイックントーストやフェアリーなどの青系デッキ全般でカード・アドバンテージ確保に使用された他、ターボフォグ等のタイム・デストラクション系ロックデッキで+2能力により吠えたける鉱山/Howling Mineのようにも使われている。この場合、大マイナス能力によるライブラリー破壊がそのままエンドカードになるため、相性がよい。
ワールドウェイクで精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptorが登場して以降はそちらに取って代わられることも多くなったが、プレインズウォーカーの唯一性ルールを利用した対策としては有効である。こちらの方が1マナ軽いという利点が生かされる。
- ローウィンのプレインズウォーカーでは唯一、倍増の季節/Doubling Seasonがあっても大マイナス能力を戦場に出た直後に使うことができない。
- 忠誠カウンターを置くことはコストであるため、倍増の季節/Doubling Seasonによって2倍にはならない。
- スクウェア・エニックスのアーケードゲーム、ロードオブヴァーミリオン2のコラボレーションの一環として、このカードが使い魔カードとしてゲスト参戦した。特殊技名は対抗呪文。
関連カード
サイクル
ローウィンのプレインズウォーカーサイクル。忠誠度が「プラス」、「小マイナス」、「大マイナス」になる3つの忠誠度能力を持つ。いずれも基本セット2010と基本セット2011で神話レアとして再録された。
- 黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmane
- ジェイス・ベレレン/Jace Beleren
- リリアナ・ヴェス/Liliana Vess
- チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar
- 野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker
参考
- Planeswalkers Minisite:Jace (WotC、英語)
- カード個別評価:ローウィン - レア
- カード個別評価:基本セット2011 - 神話レア
- カード個別評価:基本セット2010 - 神話レア