世界のるつぼ/Crucible of Worlds
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第2回「カードを作るのは君だ!」で作られたアーティファクト。墓地の土地カードをプレイできる。
土地破壊デッキへのサイドボード候補となる他、自ら死の雲/Death Cloudなどを唱えて失ったリソースを回収することもできる(→るつぼクラウド)。フェッチランドは勿論、回顧や発掘などで墓地に落ちた土地を再利用するのもよい。特にフェッチランドはライブラリー圧縮の観点でも好シナジー。
ヴィンテージでは不毛の大地/Wastelandや露天鉱床/Strip Mineとのシナジーが非常に強力で、特にMishra's Workshopなどから高速で設置されると目も当てられないことになる。このロック状態はスタックスにおける勝利パターンの1つにもなっている。
- 「土地カードをプレイする」ことを認めるだけである。墓地にある土地カードの起動型能力(マナ能力やサイクリングなど)を起動することは認めない。
- プレイできる領域を増やすだけで、プレイする権利を増やす効果は無い。
- ヨーグモスの意志/Yawgmoth's Willなどの墓地のカードの再プレイを許可する他のカードとは違い、墓地に置かれた土地カードが追放されることはない。
- Fastbond+ズアーの宝珠/Zuran Orbでお手軽無限ライフ・無限マナ。
- 第10版を選ぼう第6週に登場。同じく「カードを作るのは君だ!」出身の忘れられた古霊/Forgotten Ancientを下し、第10版に再録された。
関連カード
- ラムナプの採掘者/Ramunap Excavator - (2)(緑)同様の能力を持ったクリーチャー。(破滅の刻)
- 墓場波、ムルドローサ/Muldrotha, the Gravetide - (3)(青)(黒)(緑)伝説のクリーチャー。土地に限らずパーマネント・カード全般を墓地からプレイできるが、1つのカード・タイプにつき1ターンに1枚ずつだけ。(ドミナリア)
- セラの模範/Serra Paragon - (2)(白)(白)マナ総量3以下限定になったが、それが戦場を離れると追放して2点回復するムルドローサ。タイプ関係なく1ターンに1枚ずつだけ。(団結のドミナリア)
- 古の緑守り/Ancient Greenwarden - (4)(緑)(緑)同様の能力を持ったクリーチャー。さらに上陸の誘発回数が1回増える。(ゼンディカーの夜明け)
- 霧氷杖、カルドリング/Kaldring, the Rimestaff - (1)(青)(黒)伝説のアーティファクトの常在型能力でなくタップ能力。土地に限らず氷雪パーマネント1枚をプレイできるが、タップインする。(カルドハイム)
- 砂の造物師、ハゼゾン/Hazezon, Shaper of Sand - (赤)(緑)(白)砂漠限定の世界のるつぼ能力を持った伝説のクリーチャー。砂漠を出すたび1/1トークンを2体生成。(団結のドミナリア統率者デッキ)
- 自然の力、ティタニア/Titania, Nature's Force - (4)(緑)(緑)森限定の世界のるつぼ能力を持った伝説のクリーチャー。森を出すたび5/3トークンを生成。(兄弟戦争統率者デッキ)
- 常緑のビヒモス/Perennial Behemoth - (5)同様の能力を持ったアーティファクト・クリーチャー。蘇生(緑)(緑)。(兄弟戦争)
- 這い回る大群王、ザスク/Zask, Skittering Swarmlord - (3)(緑)(緑)同様の能力を持った伝説のクリーチャー。さらに昆虫でもプレイできる。(ジャンプスタート2022)
- 世界の導管/Conduit of Worlds - (2)(緑)(緑)同様の能力を持ったアーティファクト。このターン他の呪文を唱える権利を放棄することで墓地のパーマネントを唱えられるタップ能力を持つ。(ファイレクシア:完全なる統一)
その他、土地以外の墓地の呪文を唱えられる類のものはヨーグモスの意志/Yawgmoth's Willか瞬唱の魔道士/Snapcaster Mageの項を参照。
参考
- Crucible of Worlds(Internet Archive) (Arcana 2009年11月19日 Wizards of the Coast著)
- カード個別評価:フィフス・ドーン - レア
- カード個別評価:基本セット2019 - 神話レア
- カード個別評価:第10版 - レア
- カード個別評価:ダブルマスターズ2022 - 神話レア
- カード個別評価:Fallout統率者デッキ - レア(Vault Boyボーダーレス版カード)
- Kaladesh Inventions