アフィヤの樹/Afiya Grove
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クリーチャーでもないのに+1/+1カウンターを乗せて戦場に出る珍しいエンチャント。そのカウンターを後で移動して、クリーチャーを強化することになる。
一応+1/+1カウンターによる永続的な強化で、複数のクリーチャーに分割もできるということで柔軟性はある。ただ、最後まで効果を得るのに3ターンもかかってしまうので、遅すぎると言わざるを得ない。その間に破壊されてしまうこともしばしばだろうし、当時の緑ならそれ以前に勝ててしまうということもあるかもしれない。
全体除去の後などで相手にしかクリーチャーがいなければ、それにカウンターを移動しなければならない点にも注意。
関連カード
- 後の移植、特にヴィグの水植物/Vigean Hydroponに近しい。
- 10年以上を経て2007年の未来予知でラノワールの再生地/Llanowar Rebornが登場するまでは、クリーチャーでない唯一の「+1/+1カウンターを乗せて戦場に出る」パーマネントだった。
移植以外にも以下のような同型カードが存在する。
- Coral Reef - (青)(青)エンチャントで4つ。連続起動可だが、起動コスト(青)と、青いクリーチャーのタップが必要。+1/+1でなく+0/+1カウンターを配る。島を生け贄に2個ずつ補充できる。(ホームランド)
- 勇気のバトン/Baton of Courage - (3)瞬速アーティファクトで、烈日版。連続起動可。(フィフス・ドーン)
- 武器置き台/Weapon Rack - (4)アーティファクトで3つ。ソーサリー・タイミング限定のタップ能力で1つずつ配る。(エルドレインの王権)
- 活力の温泉/Invigorating Hot Spring - (1)(赤)(緑)エンチャントで4つ。ソーサリー・タイミング限定の起動型能力で1ターンに1つずつ配る。改善されたクリーチャーは速攻を得る。(神河:輝ける世界)
- 工作員の道具箱/Agent's Toolkit - (1)(緑)(青)手掛かりアーティファクトで、+1/+1、飛行、接死、盾カウンターを1個ずつ。クリーチャーを出すたび誘発してそのうち1個を配る。(ニューカペナの街角統率者デッキ)
ルール
- これがオパール色の輝き/Opalescenceでクリーチャー化したならば、+1/+1カウンターによって修整を受ける。
- カウンターがないときに生け贄に捧げるという状況誘発の能力は、カウンターを移動する能力とは別個のものである。そのため、最後のカウンターを移動し終わってからこれが生け贄に捧げられるまでにはタイムラグがあり、そのタイミングでバウンスなどで再利用することも可能。