トレイリア西部/Tolaria West

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2015年7月20日 (月) 15:00時点におけるUBogin (トーク | 投稿記録)による版
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未来予知単色土地サイクル。これは変成を持っている。

タップインがやや気になるものの、後半マナが余ってからサーチカードとして使える点はなかなか優秀で、青の戦略とも噛み合っている。なにより、土地の枠でサーチカードを用意できるという融通性と扱いやすさが最大の魅力であり、手札破壊による妨害も受け辛いなど、変成カードの中でも土地ならではの利点を多分に備えた一枚である。そのぶんサーチできるものはかなり限られているように思えるが、基本土地特殊地形はもとより、0マナアーティファクト契約サイクルのカード、マナ・コストの無いカードなど、見た目以上に多彩なサーチを可能としている。また、サーチ対象が0マナであるという性質上、変成でマナを使い切った状態からでも (サーチしたカードの内容にもよるが)確実にプレイできるというのも地味ながら見逃せない利点。

スタンダードでは、ウルザトロンウルザランドや、青系コントロールウルザの工廠/Urza's Factoryアカデミーの廃墟/Academy Ruins、あるいは青黒コントロールヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmothなどがよくサーチされていた。これでサーチする前提でそれらを積む枚数を減らす編成も珍しくなかった。

モダンでは、一部のコンボデッキにおいて、コンボ達成率を高めるための補助パーツとして採用するケースが見受けられる。
Amulet Comboでは、キーカードであるバウンスランドはもちろん、フィニッシャー原始のタイタン/Primeval Titanに繋がる召喚士の契約/Summoner's Pactも含め、第二の勝ち手段として併用される事の多い集団意識/Hive Mindからの契約死を引き起こすための各種契約カードもサーチできるなど、状況に応じた最適のカードに変わることができる優秀なパーツである。また逆に、原始のタイタンからバウンスランドと共にこれをサーチしてきて手札に戻して確保するというプレイングもあり、展開に厚みを持たせることができる。
吹き荒れる潜在能力コンボでも、コンボの構造上デッキに一枚しか入れられないメムナイト/Memnite(または羽ばたき飛行機械/Ornithopter)を確実に手札に加えるための必須パーツとなっている。能力の性質上妨害に強く、自分の貼った吹き荒れる潜在能力/Possibility Stormにも影響されず、サーチ後即プレイできる事が勝利に直結するなど、デッキの性質とよくかみ合った重要なパーツである。引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Tornの種としてメムナイトと同時に採用される事もある生けるものの洞窟/Zoetic Cavernを持ってくることも可能。
感染デッキにおいても、猛火の群れ/Blazing Shoal禁止カードに指定される以前は、青単感染で採用された実績もある。猛火の群れの火種である大祖始/Progenitusをサーチするための召喚士の契約を持ってこれるため、トレイリア西部からでも即座に大祖始に繋げられるという二段構え。

レガシーや旧エクステンデッドでは、暗黒の深部/Dark Depthsをサーチするためにヘックスメイジ・デプスに採用されていた。演劇の舞台/Thespian's Stage登場後はさらに使い道が増えたと言える。

関連カード

サイクル

未来予知の、過去のキーワード能力キーワード処理能力語に関連した土地サイクル

参考

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