消散

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'''消散'''/''Fading''は、[[ネメシス]]で登場した[[キーワード能力]]。これを持つ[[パーマネント]]が[[場に出る]]際に機能する[[常在型能力]]([[置換効果]])と、[[コントローラー]]の[[アップキープ・ステップ]]開始時に[[誘発]]する[[誘発型能力]]からなる[[ペナルティ能力]]。
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'''消散'''/''Fading''は、[[ネメシス]]で登場した[[キーワード能力]]。これを持つ[[パーマネント]]が[[戦場に出る]]際に機能する[[常在型能力]]([[置換効果]])と、[[コントローラー]]の[[アップキープ・ステップ]]開始時に[[誘発]]する[[誘発型能力]]からなる[[ペナルティ能力]]。
 
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==定義==
 
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'''消散''' N/''Fading'' Nは以下の2つの[[能力]]を意味する。
 
'''消散''' N/''Fading'' Nは以下の2つの[[能力]]を意味する。
*このパーマネントは、その上に[[消散カウンター]]がN個置かれた状態で[[場に出る]]。(常在型能力)
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*このパーマネントは、その上に[[消散カウンター]]がN個置かれた状態で[[戦場に出る]]。(常在型能力)
 
*あなたの[[アップキープ]]の開始時に、このパーマネントから[[消散カウンター]]を1個取り除く。消散カウンターを取り除けないなら、このパーマネントを[[生け贄に捧げる]]。(誘発型能力)
 
*あなたの[[アップキープ]]の開始時に、このパーマネントから[[消散カウンター]]を1個取り除く。消散カウンターを取り除けないなら、このパーマネントを[[生け贄に捧げる]]。(誘発型能力)
  
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*消散の「時間制限」は大したデメリットではないが、[[濃霧/Fog]]などの「時間稼ぎ」カードに弱いというデメリットが発生してしまう。通常は問題にならない方法が有効になるのが面白いところ。
 
*消散の「時間制限」は大したデメリットではないが、[[濃霧/Fog]]などの「時間稼ぎ」カードに弱いというデメリットが発生してしまう。通常は問題にならない方法が有効になるのが面白いところ。
 
*消散があるということは「耐えればそのうちいなくなる」ということでもある。つまり、「どうせ放っておけば死ぬクリーチャーにわざわざカード1枚使って対処しない」という選択を取らせることにもなる。
 
*消散があるということは「耐えればそのうちいなくなる」ということでもある。つまり、「どうせ放っておけば死ぬクリーチャーにわざわざカード1枚使って対処しない」という選択を取らせることにもなる。
*[[時のらせん]]で復活させる予定であったが、[[待機]]と非常に似ている、待機と用いる[[カウンター (目印)]]が異なる、「カウンターが置かれた状態で場に出る」メカニズムが2つあるのは混乱を招く、といった問題があったため、消散は次元の混乱に移され、最終的に消散のリメイク版である「消散2.0」こと消失が登場することとなった([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/daily/mr262 参考])。
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*[[時のらせん]]で復活させる予定であったが、[[待機]]と非常に似ている、待機と用いる[[カウンター (目印)|カウンター]]が異なる、「カウンターが置かれた状態で戦場に出る」メカニズムが2つあるのは混乱を招く、といった問題があったため、消散は次元の混乱に移され、最終的に消散のリメイク版である「消散2.0」こと消失が登場することとなった(→[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/daily/mr262 Utter Chaos]参照)。
  
 
==参考==
 
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*[[キーワード能力]]
 
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__NOTOC__
 
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2009年7月28日 (火) 10:37時点における版

消散/Fading
種別 常在型能力誘発型能力
登場セット ネメシス
CR CR:702.32

消散/Fadingは、ネメシスで登場したキーワード能力。これを持つパーマネント戦場に出る際に機能する常在型能力置換効果)と、コントローラーアップキープ・ステップ開始時に誘発する誘発型能力からなるペナルティ能力


Blastoderm / ブラストダーム (2)(緑)(緑)
クリーチャー — ビースト(Beast)

被覆(このクリーチャーは呪文や能力の対象にならない。)
消散3(このクリーチャーは、その上に消散(fade)カウンターが3個置かれた状態で戦場に出る。あなたのアップキープの開始時に、それから消散カウンターを1個取り除く。できない場合、それを生け贄に捧げる。)

5/5

定義

消散 N/Fading Nは以下の2つの能力を意味する。

解説

消散を持つパーマネントは寿命が存在することになる。消散を持つカードはその寿命と引き換えに、消散を持たないカードより強く設定されている。また、消散カウンター起動コストとする起動型能力を持つカードもある。

次元の混乱では、これに似た機能のキーワード能力の消失が登場した。消失との機能の違いは消失#消散との相違点を参照のこと。

ルール

  • 消失と違い、「消散カウンターがなくなったときに生け贄」ではないので注意。
  • 消散カウンターがあるにもかかわらず、生け贄に捧げるという選択をすることはできない。

その他

  • 消散を持つカードは人気があったカードが結構多く、ブラストダーム/Blastodermはじける子嚢/Saproling Burstパララクスの波/Parallax Waveからみつく鉄線/Tangle Wireが有名。
  • 消散の「時間制限」は大したデメリットではないが、濃霧/Fogなどの「時間稼ぎ」カードに弱いというデメリットが発生してしまう。通常は問題にならない方法が有効になるのが面白いところ。
  • 消散があるということは「耐えればそのうちいなくなる」ということでもある。つまり、「どうせ放っておけば死ぬクリーチャーにわざわざカード1枚使って対処しない」という選択を取らせることにもなる。
  • 時のらせんで復活させる予定であったが、待機と非常に似ている、待機と用いるカウンターが異なる、「カウンターが置かれた状態で戦場に出る」メカニズムが2つあるのは混乱を招く、といった問題があったため、消散は次元の混乱に移され、最終的に消散のリメイク版である「消散2.0」こと消失が登場することとなった(→Utter Chaos参照)。

参考

引用:総合ルール 20231117.0

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