塩まき/Sowing Salt
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
11行: | 11行: | ||
[[モダン]]でもウルザトロンなどへの対策としてしばしば[[サイドボード]]に採用される。 | [[モダン]]でもウルザトロンなどへの対策としてしばしば[[サイドボード]]に採用される。 | ||
+ | *[[戦乱のゼンディカー]]では[[シングルシンボル]]になり[[欠色]]を持った[[塵への崩壊/Crumble to Dust]]が登場。欠色により[[無色]]であるため[[上位互換]]にはなっていないが、単体での使い勝手ではそちらが勝る。 | ||
*タイミングを考えないと、単に不要な[[土地]]を抜いて[[デッキ圧縮]]を手伝ってあげるだけになりかねないので注意。 | *タイミングを考えないと、単に不要な[[土地]]を抜いて[[デッキ圧縮]]を手伝ってあげるだけになりかねないので注意。 | ||
*[[サイクル]]共通の欠点だが、[[戦場]]には干渉しないので、2枚以上同じ基本でない土地が出ていると根こそぎにし損ねる。 | *[[サイクル]]共通の欠点だが、[[戦場]]には干渉しないので、2枚以上同じ基本でない土地が出ていると根こそぎにし損ねる。 |
2015年9月19日 (土) 20:36時点における版
1種類の基本でない土地をあらゆる領域から追放する赤のソーサリー。
ウルザズ・デスティニーでの登場前後には強烈な基本でない土地が揃い踏みであったものの、あまり活躍することはなかった。例えば同じウルザ・ブロックのガイアの揺籃の地/Gaea's Cradleなどの大量マナを生む土地の場合、出たターンにゲームが終わることすらありえるため手遅れ感がある。またマスクス・ブロックのリシャーダの港/Rishadan Portの場合、それにマナを縛られている状態ではそもそも4マナのソーサリーなんて唱えられる可能性は低いし、また唱えられる状態ということは今更リシャーダの港を追放する必要がないということになる。
決して弱いカードなわけではなく、例えば多色地形を縛ることで多色デッキを妨害する、ミシュラランド対策など、有用性は高い。しかしウルザ・ブロック周辺は単色デッキが多く、同時に土地破壊カードとしてはなだれ乗り/Avalanche Ridersなどの強力なライバルも多かったため、活躍の機会はほとんどなかった。環境に恵まれなかったカードと言える。
神河謀叛での再録時はサイドボードでよく見られるようになった。ウルザトロンには特に効果絶大な上、それ以外でも隠れ石/Stalking Stonesやちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexusなどの基本でない土地が大半のデッキに投入されていたため。
モダンでもウルザトロンなどへの対策としてしばしばサイドボードに採用される。
- 戦乱のゼンディカーではシングルシンボルになり欠色を持った塵への崩壊/Crumble to Dustが登場。欠色により無色であるため上位互換にはなっていないが、単体での使い勝手ではそちらが勝る。
- タイミングを考えないと、単に不要な土地を抜いてデッキ圧縮を手伝ってあげるだけになりかねないので注意。
- サイクル共通の欠点だが、戦場には干渉しないので、2枚以上同じ基本でない土地が出ていると根こそぎにし損ねる。
- 「塩まき」とは、征服した土地を破壊し尽くすことのたとえ。塩分濃度が高い土地では農作物がまともに育たないので、生活していくことができなくなる。ポエニ戦争で勝利したローマ帝国が「二度とこの地に作物が育たぬよう」にカルタゴの地に塩を撒いた例が有名。
関連カード
サイクル
ウルザズ・デスティニーの、同名のカードを追放する呪文のサイクル。いずれも神河謀叛に再録された。
- 一掃/Scour
- 鎮圧/Quash
- 撲滅/Eradicate
- 塩まき/Sowing Salt
- 木っ端みじん/Splinter