ジェラード・キャパシェン/Gerrard Capashen (ストーリー)
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− | * | + | *ウェザーライト・サーガに関わりジェラードの命名者となった[[Michael Ryan]]いわく、キャパシェンという姓は『ロミオとジュリエット』の主要人物であるジュリエット・キャピュレットの姓をもじってつけられた<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/642171933331439616/could-you-give-us-any-trivia-on-the-origin-of-the Could you give us any trivia on the origin of the...]([[Blogatog]] [[2021年]]2月4日 [[Mark Rosewater]]のブログ)</ref>。 |
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2024年6月29日 (土) 12:22時点における最新版
ジェラード・キャパシェン/Gerrard Capashenは、ウェザーライト・サーガのキャラクターにして主人公の1人。カードとしてはアポカリプスのジェラード・キャパシェン/Gerrard Capashenが初出である。
目次 |
[編集] 解説
エローナ/Aerona大陸ベナリア/Benalia出身の人間男性。旅法師のウルザ/Urzaがファイレクシア/Phyrexia侵攻のために鍛え上げた英雄の血族、キャパシェン一族の一人である。AR4179年生まれ。
ベナリア軍に在籍していた頃は七氏族から独立した身分であるベナリアの勇士/Benalish Hero、その中でも模範たりえる技術と勇気を備えた武芸の達人/Master of Armsの尊称を持つ一人であり[1]、また優れた指揮官でもあった。
- ウェザーライト・サーガに関わりジェラードの命名者となったMichael Ryanいわく、キャパシェンという姓は『ロミオとジュリエット』の主要人物であるジュリエット・キャピュレットの姓をもじってつけられた[2]。
[編集] ストーリー
幼少時に一族が虐殺に遭った際、ジェラードはカーン/Karnによって救い出され、ザルファー/Zhalfirの名将シダー・コンド/Sidar Kondoのもとに預けられた。
コンドが実の息子ヴュエルによって殺された後は、ヤヴィマヤ/Yavimayaに逃れ、マロー/Maroの魔術師ムルタニ/Multaniのもとで魔法と戦闘の修行を積む。
のち飛翔艦ウェザーライト/Weatherlightの士官として世界を巡るが、レガシー/Legacyの後継者であることを知り、親友のロフェロス/Rofellosの死もあってその重責に耐えかねて一時ベナリアの軍に身を寄せる。
シッセイ/Sisay誘拐後、再び船に招かれた彼は艦長代理として恩人であるシッセイを救うためにラース/Rathに赴く決意をする。
メルカディア/Mercadiaの戦いを経てドミナリア/Dominariaに戻った彼はファイレクシアの侵攻軍と激戦を繰り広げ、最後には心臓より滴る自らの血をもってウェザーライトと一体化することでレガシーの兵器/Legacy Weaponを発動、その命と引き換えにヨーグモス/Yawgmothを倒すことに成功した。
ウェザーライトの航行長ハナ/Hannaとの愛を育んでいたが、インベイジョンで彼女を失う。故郷を焼き払われ、愛する者を失いながらも彼は最期まで戦い抜いた。
- 昔、Q&Aに「目には目を/Eye for an Eyeのイラストの人物はジェラードか?彼はどうなるのか?」という質問が寄せられ、それに対して「先の事を教えて楽しみを奪うような事は答えられない」という意味深な回答が返されたことがあった。
- 実際には全く関係なかったのだが、「関係無い」と答えるのも「そのような展開にはならない」と言うネタバレなので仕方ないだろう。
- ウェザーライト・サーガ当初、キャパシェン一族は彼を除いて全て滅ぼされたかのような記述であったが、のちの時のらせんブロックやドミナリアの背景ストーリーにはキャパシェン一族の子孫が登場している。
[編集] 次元の混乱
クロウヴァクス/Crovaxに代わってミリー/Mirriがセレニア/Seleniaを殺し呪われることになった平行世界に登場。もう1つのマジックの歴史ではウルザ/Urzaと戦う邪悪な子孫という立ち位置[3]。
[編集] 登場
[編集] 登場カード
[編集] カード名に登場
- ウェザーライト
- ジェラードの知恵/Gerrard's Wisdom
- テンペスト
- ジェラードのときの声/Gerrard's Battle Cry
- メルカディアン・マスクス
- ジェラードの不正規軍/Gerrard's Irregulars
- プレーンシフト
- ジェラードの命令/Gerrard's Command
- アポカリプス
- ジェラードの評決/Gerrard's Verdict
- ドミナリア
- ジェラードの勝利/Triumph of Gerrard
[編集] フレイバー・テキストに登場
- ウェザーライト
- アボロス/Aboroth、深淵の門番/Abyssal Gatekeeper、献身的民兵団/Ardent Militia、アーギヴィーアの発見/Argivian Find、ベナリアの歩兵部隊/Benalish Infantry、ベナリアの騎士/Benalish Knight、恩義/Debt of Loyalty、地元の利/Familiar Ground、フォライアスの大部隊/Foriysian Brigade、ジェラードの知恵/Gerrard's Wisdom、狙い撃ち/Guided Strike、重バリスタ部隊/Heavy Ballista、ラノワールのビヒモス/Llanowar Behemoth、マナの鎖/Mana Chains、武芸の達人/Master of Arms、悪戯なポルターガイスト/Mischievous Poltergeist、無のロッド/Null Rod、静寂/Serenity、魂の番人/Soul Shepherd、鋼のゴーレム/Steel Golem、スランの鍛錬器/Thran Forge、臆病ドレイク/Timid Drake、志願兵補充部隊/Volunteer Reserves
- ヴァンガード
- Karn、Mirri、Multani、Oracle、Rofellos、Sidar Kondo、Sisay、Volrath
- テンペスト
- 断念/Abandon Hope、落下中断/Broken Fall、ラースの死の奈落/Death Pits of Rath、エラダムリーのぶどう園/Eladamri's Vineyard、精鋭なる投槍兵/Elite Javelineer、熱病のけいれん/Fevered Convulsions、ジェラードのときの声/Gerrard's Battle Cry、ハートのスリヴァー/Heart Sliver、勇士の決意/Hero's Resolve、自己洞察/Insight、大理石のタイタン/Marble Titan、おとりの達人/Master Decoy、手加減なし/No Quarter、プロパガンダ/Propaganda、根切りワーム/Rootbreaker Wurm、ルートウォーターのシャーマン/Rootwater Shaman、サディスト的喜び/Sadistic Glee、砂岩の戦士/Sandstone Warrior、粉砕/Shatter、サルタリーの槍騎兵/Soltari Lancer、スクイーのオモチャ/Squee's Toy、気絶/Stun、かぎ爪のスリヴァー/Talon Sliver、風のドレイク/Wind Drake、有翼スリヴァー/Winged Sliver
- ストロングホールド
- 底なしの奈落/Bottomless Pit、罠の橋/Ensnaring Bridge、躊躇/Hesitation、侵略計画/Invasion Plans、偏頭痛/Megrim、スケープゴート/Scapegoat、変容する壁/Shifting Wall、強打/Smite、我慢/Temper
- エクソダス
- 遁走/Fugue、憎悪/Hatred、狂った怒り/Maniacal Rage
- メルカディアン・マスクス
- 儀礼兵/Ceremonial Guard、カリスマ/Charisma、集団潜在意識/Collective Unconscious、卑怯/Cowardice、クラッシュ/Crash、ジェラードの不正規軍/Gerrard's Irregulars、鉄槍/Iron Lance、象牙の仮面/Ivory Mask、魔力の道/Ley Line、責任/Liability、縁切り/Renounce、生き返り/Revive、平穏/Tranquility、微震/Tremor、苦しい闘い/Uphill Battle
- インベイジョン
- 無明の予見者/Blind Seer、彩色の宝球/Chromatic Sphere、ひずんだ航跡/Distorting Wake、果たし合いの場/Dueling Grounds、ガリーナの騎士/Galina's Knight、苛酷な審判/Harsh Judgment、勇士の再会/Heroes' Reunion、無法の騎士/Marauding Knight、選択/Opt、ファイレクシアのレンズ/Phyrexian Lens、手かせ/Shackles、演習用ゴーレム/Sparring Golem、選り分け/Winnow
- プレーンシフト
- アーテイの計略/Ertai's Trickery、大胆な挑戦/Heroic Defiance、掃射/Strafe、歪んだ愛着/Warped Devotion
- アポカリプス
- 偽り/Jilt、名誉回復/Vindicate
- 第10版
- 気絶/Stun(新規)
- ドミナリア
- ベナリアの儀仗兵/Benalish Honor Guard
- マスターズ25th
- 罠の橋/Ensnaring Bridge(新規)
[編集] イラストに登場
- ウェザーライト
- 深淵の門番/Abyssal Gatekeeper、ベナリアの宣教師/Benalish Missionary、恩義/Debt of Loyalty、一か八か/Desperate Gambit、ジェラードの知恵/Gerrard's Wisdom、武芸の達人/Master of Arms、無のロッド/Null Rod、レッドウッド・ツリーフォーク/Redwood Treefolk
- テンペスト
- 断念/Abandon Hope、清めの儀式/Anoint、落下中断/Broken Fall、操り骸骨人形/Carrionette、エラダムリーのぶどう園/Eladamri's Vineyard、ジェラードのときの声/Gerrard's Battle Cry、勇士の決意/Hero's Resolve、自己洞察/Insight、焚きつけ/Kindle、手加減なし/No Quarter、オアリムの祈り/Orim's Prayer、刈り取り/Reap、リサイクル/Recycle、ルートウォーターのシャーマン/Rootwater Shaman、サディスト的喜び/Sadistic Glee、気絶/Stun、突然の衝撃/Sudden Impact
- ストロングホールド
- 罠の橋/Ensnaring Bridge、躊躇/Hesitation、侵略計画/Invasion Plans、偏頭痛/Megrim、狼藉/Ransack、スケープゴート/Scapegoat、変容する壁/Shifting Wall、強打/Smite、我慢/Temper
- エクソダス
- 遁走/Fugue、狂った怒り/Maniacal Rage
- メルカディアン・マスクス
- 殴り合い/Brawl、カリスマ/Charisma、集団潜在意識/Collective Unconscious、ジェラードの不正規軍/Gerrard's Irregulars、魔力の道/Ley Line、突き/Lunge、縁切り/Renounce、死霊の嘆き/Specter's Wail、微震/Tremor、苦しい闘い/Uphill Battle
- インベイジョン
- 彩色の宝球/Chromatic Sphere、合同勝利/Coalition Victory、果たし合いの場/Dueling Grounds、苛酷な審判/Harsh Judgment、勇士の再会/Heroes' Reunion、手かせ/Shackles、サーボの網/Tsabo's Web、選り分け/Winnow
- プレーンシフト
- ジェラードの命令/Gerrard's Command、アーテイの計略/Ertai's Trickery、大胆な挑戦/Heroic Defiance、歪んだ愛着/Warped Devotion
- アポカリプス
- 死のわしづかみ/Death Grasp、ジェラードの評決/Gerrard's Verdict、偽り/Jilt、ファイレクシアの闘技場/Phyrexian Arena、魂の結合/Soul Link、抑制/Suppress
- ドミナリア
- ジェラードの勝利/Triumph of Gerrard(像)、ヨーグモスの不義提案/Yawgmoth's Vile Offering、愚蒙の記念像/Memorial to Folly(像)、名誉の記念像/Memorial to Glory(像)
- マスターズ25th
- 罠の橋/Ensnaring Bridge(新規)
- Secret Lair Drop Series: Finally! Left-Handed Magic Cards
- ウェザーライトの艦長、シッセイ/Sisay, Weatherlight Captain
[編集] 登場作品・登場記事
- Rath and Storm (小説)
- Mercadian Masques (小説)
- Invasion (小説)
- Planeshift (小説)
- Apocalypse (小説)
- Backwards Through the Looking Glass(Savor the Flavor 2007年3月1日 Doug Beyer著)
- Return to Dominaria: Episode 3/ドミナリアへの帰還 第3話(Magic Story 2018年3月28日 Martha Wells著、名前のみ)
- Return to Dominaria: Episode 4/ドミナリアへの帰還 第4話(Magic Story 2018年4月4日 Martha Wells著、名前のみ)
[編集] 脚注
- ↑ Dominian Chronicles:Weatherlight Ports of Call(Duelist誌・Issue19 Pete Venters著)
- ↑ Could you give us any trivia on the origin of the...(Blogatog 2021年2月4日 Mark Rosewaterのブログ)
- ↑ Backwards Through the Looking Glass(Internet Archive)(Savor the Flavor 2007年3月1日 Doug Beyer著)