暗黒の深部/Dark Depths
提供:MTG Wiki
(暗黒の深部の利用方法に,《厳粛/Solemnity》の例を追加) |
|||
31行: | 31行: | ||
==ストーリー== | ==ストーリー== | ||
'''暗黒の深部'''/''Dark Depths''は[[マリット・レイジ/Marit Lage]]が眠りにつく海底({{Gatherer|id=121155|イラスト1}}、{{Gatherer|id=457139|イラスト2}})。[[ドミナリア]]期に[http://media.wizards.com/2018/podcasts/magic/MS_Podcast_20180426_n64y4k.mp3 The Magic Story Podcast: Dominaria Geography]でマリット・レイジの所在が[[ガルメニー/Gulmany#海|Endless Sea(無尽海)]]である可能性が示された。 | '''暗黒の深部'''/''Dark Depths''は[[マリット・レイジ/Marit Lage]]が眠りにつく海底({{Gatherer|id=121155|イラスト1}}、{{Gatherer|id=457139|イラスト2}})。[[ドミナリア]]期に[http://media.wizards.com/2018/podcasts/magic/MS_Podcast_20180426_n64y4k.mp3 The Magic Story Podcast: Dominaria Geography]でマリット・レイジの所在が[[ガルメニー/Gulmany#海|Endless Sea(無尽海)]]である可能性が示された。 | ||
+ | |||
+ | == その他 == | ||
+ | [[霊気紛争]]当時、このカードの偽造品が出回っていることが報告された。[[マジック]][[プレイヤー]]でカードショップ経営者の[[日下部恭平]]は自身の店舗の記事で真贋の判別方法などを掲載し、注意喚起した<ref>[http://mtg.bigmagic.net/article/2017/04/article/%E5%BA%97%E8%88%97%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%83%E3%83%95/%E5%85%A5%E9%96%80/002.html くーやんの店舗スタッフ入門 第二回「フェイクを見極めろアゲイン」] BIGWEB (2019年2月16日閲覧)</ref>。 | ||
==参考== | ==参考== |
2019年2月16日 (土) 21:26時点における版
コールドスナップで久々に登場したマナを出さない土地カード。マナを支払っていき10個の氷カウンターを全て取り除くと、マリット・レイジ/Marit Lageが眠りから目覚め戦場に降臨する。
20/20で飛行+破壊不能という性能はまさに圧巻。一度プレイヤーに攻撃が通ればゲームエンド、フィニッシャーとして充分に足るスペックである。
弱点として、マナをつぎ込むパーマネントである、出てくるのがトークンであるという2点よりバウンスに非常に弱い。また、タイミング良く併合/Annexなどコントロール奪取を喰らうと死に直結する点も危なっかしいため、安全策をとるなら打ち消しや特権階級/Privileged Positionなどで守ってやる必要があるだろう。その点でも、パーミッションのフィニッシャーとしての利がある。
- 氷カウンターは何によって置かれたものかを区別しないため、霧氷羽の梟/Rimefeather Owlなどで妨害することができる。
- コールドスナップのプレリリース・パーティでは、マリット・レイジ/Marit Lageのトークン・カードが配布された(参考)。
- ルール文章が長いため他のカードより小さめのフォントが使われているが、日本語版では3つ目の能力の途中からフォントのサイズが変わってしまっている(カード画像)。
- アルティメットマスターズに新規イラストで再録。演劇の舞台/Thespian's Stageも一緒に収録され、神話レア+レアの組み合わせとはいえリミテッドで後述のコンボ達成も可能。
利用
普通に使おうとするとのべ30マナも必要なため、非常に時間がかかる。何の工夫も無くただデッキに入れただけではトークンが出てくる前にゲームが終わってしまうので、何らかの工夫をする必要がある。
- ウルザランドや炎の編み込み/Braid of Fireなどの、マナを豊富に出せる手段を用意する。
- パーミッションなどの、トークンが出てくるまで待てるデッキで使う。
- 魔力の導管/Power Conduitや大海の心臓、致清/Chisei, Heart of Oceans、霊気の断絶/Aether Snap、吸血鬼の呪詛術士/Vampire Hexmage(→ヘックスメイジ・デプス)などのカウンターを直接取り除く手段を使う。
- 演劇の舞台によって「戦場に出ている状態でコピー」し、コピーした方を残す。こうするとカウンターが置かれないため、即座にトークンを生み出せる。
- 基本セット2014でレジェンド・ルールが変更されたことで強化された。それ以前は誘発型能力によって生け贄に捧げる前に状況起因処理でどちらも墓地に置かれることになったため、さらに鏡の画廊/Mirror Galleryが必要だった。
- カウンターが置かれないことを利用する方法には厳粛/Solemnityを使ったものもある。
オラクルの変遷
印刷時のテキストでは、トークンの「破壊されない」は能力ではなくトークンが持つ属性とされていた。この属性は特性ではないため、そのトークンを騙り者、逆嶋/Sakashima the Impostorでコピーしても、逆嶋は「破壊されない」属性を持たなかった。これはひどく直感に反することであり、意図的でない不注意であったため、2010年1月29日のオラクル更新で、飛行と同時に「このクリーチャーは破壊されない」能力を持たせるように変更された。
2013年7月のオラクル更新で、「このクリーチャーは破壊されない」能力を与える部分は、キーワード能力の「破壊不能」に置き換えられた。
ストーリー
暗黒の深部/Dark Depthsはマリット・レイジ/Marit Lageが眠りにつく海底(イラスト1、イラスト2)。ドミナリア期にThe Magic Story Podcast: Dominaria Geographyでマリット・レイジの所在がEndless Sea(無尽海)である可能性が示された。
その他
霊気紛争当時、このカードの偽造品が出回っていることが報告された。マジックプレイヤーでカードショップ経営者の日下部恭平は自身の店舗の記事で真贋の判別方法などを掲載し、注意喚起した[1]。
参考
- Coldsnap Release Promo Card Revealed (マリット・レイジトークンの画像)
- カード個別評価:コールドスナップ - レア
- カード個別評価:アルティメットマスターズ - 神話レア
- From the Vault:Lore