ファイレクシアの抹殺者/Phyrexian Negator

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[[黒]]の[[スーサイド]][[クリーチャー]]の代名詞で、現在でも非常に人気のある[[カード]]。
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規格外の[[マナレシオ]]と[[ペナルティ能力]]を合わせ持つ[[ホラー]]。[[黒]]の[[スーサイド]][[クリーチャー]]の代名詞として非常に人気のある[[カード]]。
  
[[暗黒の儀式/Dark Ritual]]から1[[ターン]]目に5/5[[トランプル]]が[[戦場]]に出るのは脅威。[[ダメージ]]を与える要素に乏しい[[コンボ]]や[[コントロール (デッキ)|コントロール]]に対しては、それだけで[[ゲーム]]が決まりかねないほどの威力を持つ。しかしその唯一の欠点である[[ダメージ]]には極端に弱く、小さな[[ブロッカー]]でも止まらざるを得ない。特に[[赤]]が相手だと返しのターンで[[ショック/Shock]]を打たれて[[投了]]というパターンすらある。まさに、[[環境]]が問われるクリーチャーである。
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[[暗黒の儀式/Dark Ritual]]から1[[ターン]]目に5/5[[トランプル]]が[[戦場に出る]]のは脅威以外の何物でもない。[[ダメージ]][[与える]]要素に乏しい[[コンボデッキ]]や[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]に対しては、それだけで[[ゲーム]]が決まりかねないほどの威力を持つ。しかしその唯一の欠点であるダメージには極端に弱く、小さな[[ブロッカー]]でも止まらざるを得ない。特に[[赤]]が相手だと返しのターンで[[ショック/Shock]]を撃たれて[[投了]]というパターンすらある。まさに、[[環境]]が問われるクリーチャーである。
  
当時の[[スタンダード]]では[[赤]]はあまり使われておらず、[[デッキ]]の傾向も[[コンボ]]やコントロールが主流だったため、[[軽い]][[ダメージソース]]として人気があり、当時の[[スーサイドブラック]]や、生け贄の豊富な[[マーセナリー]]で使用された。中には[[手札破壊]][[除去]]でサポートし、これを[[フィニッシャー]]に据える[[デッキ]]すらあった。→[[ブリッツ]]
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当時の[[スタンダード]]では赤はあまり使われておらず、[[デッキ]]の傾向もコンボやコントロールが主流だったため、[[軽い]][[ダメージソース]]として人気があり、当時の[[スーサイドブラック]]や、[[生け贄に捧げる|生け贄]]の豊富な[[マーセナリー]]で使用された。[[ブリッツ]]はこれを[[フィニッシャー]]に据え、[[手札破壊]][[除去]]でサポートする[[デッキ]]である。
  
他の環境での[[メインデッキ]]採用は難しいだろう。
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スタンダード落ち後は[[エターナル]]や[[エクステンデッド]]の、[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]寄りのコントロールデッキなどで、[[サイドボード]]に採用される例が散見された。さらに時代が下り、[[未来予知]]以降はクリーチャーの質の向上に取り残され、トーナメントシーンから姿を消した。
  
2007年現在では、[[エターナル]]で見る事ができる。[[ビートダウン]]寄りのコントロールデッキなどで、[[サイドボード]]に採用される場合が多い。
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*[[スクイーのオモチャ/Squee's Toy]][[肉占い/Sarcomancy]]などを先に並べておくと、維持がかなり楽になる。
ただし、[[未来予知]]でよりリスクの少ないアタッカーである[[墓忍び/Tombstalker]]を得たため採用率は低くなってきている。
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*[[ファイレクシアvsドミナリア連合]]に[[神話レア]]として[[Jim Murray]]による{{Gatherer|id=207891|新規イラスト}}で収録された。
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*なんと制作段階においては、「[[生け贄に捧げる]][[ペナルティ能力]]を、「生け贄に捧げてもよい」というメリットにしてもいいのではないかとの提言もあった。いいわけがない<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/latest-developments/skeletons-rd%E2%80%99s-closet-2004-02-20 Skeletons in R&D’s Closet](Latest Developments 2004年2月20日)</ref>。
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*通称「エヴァ」または「初号機」。{{Gatherer|id=5559|イラスト}}がアニメ『[[Wikipedia:ja:新世紀エヴァンゲリオン|新世紀エヴァンゲリオン]]』に登場するエヴァンゲリオン初号機に似ていることから。当時は日本発でアメリカでも通じる数少ない俗称だったが、当時のエヴァブームが去ると同時にこれも薄れ、[[Magic Workstation|MWS]]上に居るアメリカ人の大半にネタが通じなくなっているらしい。
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*[[2021年]]6月の[[オラクル]]変更で[[クリーチャー・タイプ]]に[[ファイレクシアン]]が追加された。
  
*[[スクイーのオモチャ/Squee's Toy]][[肉占い/Sarcomancy]]などを先に並べておくと、かなり楽。
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==関連カード==
*日本ではよく「ネゲター」と呼ばれるが、Negatorの発音を仮名で表記するとしたら「ニゲイター」となる。
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*[[ファイレクシアのトーテム像/Phyrexian Totem]] - 同性能のクリーチャーに[[クリーチャー化]]する[[マナ・アーティファクト]]。([[時のらせん]])
*なんと制作段階においては、「[[生け贄に捧げる]]」デメリット[[能力]]を、「生け贄に捧げてもよい」というメリットにしてもいいのではないかとの提言もあった。いいわけがない。(→参考:[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/af2 Skeletons in R&D's closet])
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*[[ファイレクシアの抹消者/Phyrexian Obliterator]] - リメイク版。1[[マナ]][[重い|重く]][[色拘束]]がきつくなった代わりに、生け贄を要求されるプレイヤーが、ダメージの[[発生源]][[コントローラー]]になった。([[新たなるファイレクシア]])
*通称「エヴァ」または「初号機」。{{日本語画像|Phyrexian Negator|イラスト}}がアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」に登場するエヴァンゲリオン初号機に似ていることから。エヴァブームからはだいぶたってしまったが、当時は日本発でアメリカでも通じる数少ない俗称だった。現在では[[Magic Workstation|MWS]]上に居るアメリカ人の大半にネタが通じないらしい。
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*[[破壊分子の見習い/Subversive Acolyte]] - ファイレクシアの抹殺者に変化できるクリーチャー。([[Jumpstart: Historic Horizons]])
*[[時のらせん]][[アーティファクト]]化した[[ファイレクシアのトーテム像/Phyrexian Totem]]が登場。
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==参考==
 
==参考==
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<references />
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*[https://web.archive.org/web/20220925173300/http://magic.wizards.com:80/en/articles/archive/arcana/duelist-cover-art-2012-03-29 Duelist Cover Art(Internet Archive)] (2012年3月29日 Magic Arcana) [[Duelist]]誌[[1999年]]8月号(Issue 40)の表紙に使われた[[Carl Critchlow]]氏によるイラストのロゴ無し版
 
*[[ファイレクシア/Phyrexia]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[ファイレクシア/Phyrexia]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[再録禁止カード一覧]]([[再録禁止カード]])
 
*[[再録禁止カード一覧]]([[再録禁止カード]])
 
*[[カード個別評価:ウルザズ・デスティニー]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:ウルザズ・デスティニー]] - [[レア]]
  
[[Category:ウルザズ・デスティニーの再録禁止カード|ふぁいれくしあのまっさつしゃ]]
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[[Category:ウルザズ・デスティニーの再録禁止カード|ふあいれくしあのまつさつしや]]
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[[Category:俗称のあるカード|ふあいれくしあのまつさつしや]]

2024年1月25日 (木) 15:09時点における最新版


Phyrexian Negator / ファイレクシアの抹殺者 (2)(黒)
クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) ホラー(Horror)

トランプル
ファイレクシアの抹殺者にダメージが与えられるたび、その点数と同じ数のパーマネントを生け贄に捧げる。

5/5

規格外のマナレシオペナルティ能力を合わせ持つホラースーサイドクリーチャーの代名詞として非常に人気のあるカード

暗黒の儀式/Dark Ritualから1ターン目に5/5トランプル戦場に出るのは脅威以外の何物でもない。ダメージ与える要素に乏しいコンボデッキコントロールデッキに対しては、それだけでゲームが決まりかねないほどの威力を持つ。しかしその唯一の欠点であるダメージには極端に弱く、小さなブロッカーでも止まらざるを得ない。特にが相手だと返しのターンでショック/Shockを撃たれて投了というパターンすらある。まさに、環境が問われるクリーチャーである。

当時のスタンダードでは赤はあまり使われておらず、デッキの傾向もコンボやコントロールが主流だったため、軽いダメージソースとして人気があり、当時のスーサイドブラックや、生け贄の豊富なマーセナリーで使用された。ブリッツはこれをフィニッシャーに据え、手札破壊除去でサポートするデッキである。

スタンダード落ち後はエターナルエクステンデッドの、ビートダウン寄りのコントロールデッキなどで、サイドボードに採用される例が散見された。さらに時代が下り、未来予知以降はクリーチャーの質の向上に取り残され、トーナメントシーンから姿を消した。

[編集] 関連カード

[編集] 参考

  1. Skeletons in R&D’s Closet(Latest Developments 2004年2月20日)
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