ポルクラノスの再誕/Polukranos Reborn
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+ | *[[霧裂きのハイドラ/Mistcutter Hydra]]など、[[X]][[呪文]]のハイドラをあえてX=0で唱え死亡させることで第2面の能力を能動的に誘発させることができる。 | ||
*トークン生成は、ハイドラであればいいので[[多相]]持ちも反応する。また、ポルクラノス自身はハイドラでなくても問題なく機能する。 | *トークン生成は、ハイドラであればいいので[[多相]]持ちも反応する。また、ポルクラノス自身はハイドラでなくても問題なく機能する。 | ||
− | *この伝説[[サイクル]]の一部の[[カード]] | + | *[[変身する両面カード]]全般に言えることではあるが、第2面になると[[マナ総量]]は保持するが[[マナ・コスト]]の情報はなくなるため信心に貢献しなくなる({{CR|{{その他のルールのCR番号|両面カード}}.8e}})。このカードは先述の通り信心ギミックと組み合わされやすいので特に注意が必要。 |
+ | *この伝説[[サイクル]]の一部の[[カード]]は、第2面に既存のファイレクシアンを思わせる要素がイースター・エッグとして仕込まれており<ref >[https://magic.wizards.com/en/news/making-magic/march-of-the-machine-learning-part-2 March of the Machine Learning, Part 2]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0036821/ 『機械兵団の進軍』の学び その2]([[Making Magic]] [[2023年]]4月3日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>、当カードの元ネタは[[ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine]]と明言されている<ref>[https://magic.wizards.com/en/news/making-magic/march-of-the-machine-vision-design-handoff-document-part-1 March of the Machine Vision Design Handoff Document, Part 1]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0036918/ 『機械兵団の進軍』展望デザイン提出文書 その1](Making Magic 2023年5月8日 Mark Rosewater著)</ref>。絆魂を持つ6/6で、死亡時に[[キーワード能力]]を分けた2体に分裂するエンジン/Engineといった点に面影がある。 | ||
==関連カード== | ==関連カード== |
2023年5月9日 (火) 18:59時点における最新版
白のファイレクシア・マナで変身する両面カード。第1面は到達を持つ伝説のハイドラ。第2面は緑白の絆魂が追加され、自身や他のハイドラの死亡時に2体のトークンを生成する伝説のファイレクシアン・ハイドラ。
基本性能は3マナ4/5と皮背のベイロス/Leatherback Balothなみで、伝説という複数並べられないデメリットと引き換えに到達と変身を得た形となる。
第2面はワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engineを彷彿とさせる能力で、接死が到達になったといえる。絆魂のおかげで6マナで変身させても失ったライフを取り戻せる。
第1面の変身以外の能力は到達のみであり、第2面も回避能力の類は持ち合わせておらず、どちらかといえば防御的な側面の強いカード。緑単色デッキにおいて高いタフネスで本命のフィニッシャーへの時間稼ぎを行いつつ、いざという時はサブフィニッシャーとしても動けるという点を見込んで使用することになるだろう。
パイオニアでは緑単信心でブロッカー兼信心要員として採用される[1]。老樹林のトロール/Old-Growth Trollと異なり抹消する稲妻/Obliterating Boltに耐えられるのが強み。
- 霧裂きのハイドラ/Mistcutter Hydraなど、X呪文のハイドラをあえてX=0で唱え死亡させることで第2面の能力を能動的に誘発させることができる。
- トークン生成は、ハイドラであればいいので多相持ちも反応する。また、ポルクラノス自身はハイドラでなくても問題なく機能する。
- 変身する両面カード全般に言えることではあるが、第2面になるとマナ総量は保持するがマナ・コストの情報はなくなるため信心に貢献しなくなる(CR:712.8e)。このカードは先述の通り信心ギミックと組み合わされやすいので特に注意が必要。
- この伝説サイクルの一部のカードは、第2面に既存のファイレクシアンを思わせる要素がイースター・エッグとして仕込まれており[2]、当カードの元ネタはワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engineと明言されている[3]。絆魂を持つ6/6で、死亡時にキーワード能力を分けた2体に分裂するエンジン/Engineといった点に面影がある。
[編集] 関連カード
- 世界を喰らう者、ポルクラノス/Polukranos, World Eater
- 鎖を解かれしもの、ポルクラノス/Polukranos, Unchained
- ポルクラノスの再誕/Polukranos Reborn - 破滅のエンジン、ポルクラノス/Polukranos, Engine of Ruin
[編集] サイクル
機械兵団の進軍の、ファイレクシアンに変身する両面カードクリーチャーのサイクル。コストにファイレクシア・マナを含む起動型能力で、変身後は起動コストの色が追加された多色になる。コモンに反時計周りの友好色のサイクル、アンコモンに対抗色のサイクル2つ、レアに時計回りの友好色の伝説のクリーチャーのサイクルが存在する。
- 白
- タルキールの砂丘造り/Tarkir Duneshaper - つややかな砂丘踏み/Burnished Dunestomper (白→緑白 コモン)
- ニューカペナの熾天使/Seraph of New Capenna - 新ファイレクシアの熾天使/Seraph of New Phyrexia (白→白黒 アンコモン)
- 太陽恵みの守護者/Sun-Blessed Guardian - 炉恵みの征服者/Furnace-Blessed Conqueror (白→赤白 アンコモン)
- 光輝の夜明け、ヘリオッド/Heliod, the Radiant Dawn - 歪んだ日食、ヘリオッド/Heliod, the Warped Eclipse (白→白青 レア)
- 青
- 鏡の騎士団/Order of the Mirror - 雪花石の徒党の騎士団/Order of the Alabaster Host (青→白青 コモン)
- 囚われの奇魔/Captive Weird - 完成化した妖術師/Compleated Conjurer (青→青赤 アンコモン)
- スカイクレイブの曲芸士/Skyclave Aerialist - スカイクレイブの侵略者/Skyclave Invader (青→緑青 アンコモン)
- 侵攻の伝令、ローナ/Rona, Herald of Invasion - トレイリアの抹消者、ローナ/Rona, Tolarian Obliterator (青→青黒 レア)
- 黒
- 霊気刃の工作員/Aetherblade Agent - ギタクシア派の精神刺し/Gitaxian Mindstinger (黒→青黒 コモン)
- 荒廃刈りのサリッド/Blightreaper Thallid - 荒廃蒔きのサリッド/Blightsower Thallid (黒→黒緑 アンコモン)
- 鼠の風来坊/Nezumi Freewheeler - 忌まわしい風癘坊/Hideous Fleshwheeler (黒→白黒 アンコモン)
- 王国の未亡人、アヤーラ/Ayara, Widow of the Realm - 炉の女王、アヤーラ/Ayara, Furnace Queen (黒→黒赤 レア)
- 赤
- 紅蓮のいたずら者/Pyretic Prankster - ぎらつく暴力屋/Glistening Goremonger (赤→黒赤 コモン)
- 悩まされる職工/Harried Artisan - ファイレクシアの空剥ぎ/Phyrexian Skyflayer (赤→赤白 アンコモン)
- 呪文槍のケンラ/Khenra Spellspear - ギタクシア派の呪文追い/Gitaxian Spellstalker (赤→青赤 アンコモン)
- 原初の征服者、エターリ/Etali, Primal Conqueror - 原初の病、エターリ/Etali, Primal Sickness (赤→赤緑 レア)
- 緑
- 結束した群獣/Bonded Herdbeast - 板金鎧の窯獣/Plated Kilnbeast (緑→赤緑 コモン)
- ノットヴォルドの隠遁者/Gnottvold Hermit - 金属の徒党の大男/Chrome Host Hulk (緑→緑青 アンコモン)
- 雑草学の指導者/Herbology Instructor - 疾病の発動者/Malady Invoker (緑→黒緑 アンコモン)
- ポルクラノスの再誕/Polukranos Reborn - 破滅のエンジン、ポルクラノス/Polukranos, Engine of Ruin (緑→緑白 レア)
[編集] ストーリー
死の国/The Underworldから生者の世界へと解き放たれたポルクラノス/Polukranosであったが、雪花石の徒党/Alabaster Hostの一員として完成化されてしまった。
詳細はポルクラノス/Polukranosを参照。
[編集] 脚注
- ↑ Pioneer Preliminary(Magic Online公式サイト 2023年4月28日)
- ↑ March of the Machine Learning, Part 2/『機械兵団の進軍』の学び その2(Making Magic 2023年4月3日 Mark Rosewater著)
- ↑ March of the Machine Vision Design Handoff Document, Part 1/『機械兵団の進軍』展望デザイン提出文書 その1(Making Magic 2023年5月8日 Mark Rosewater著)