氷雪マナ
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− | *[[繁茂/Wild Growth]]や[[春の鼓動/Heartbeat of Spring]]など、追加でマナを出す[[エンチャント]] | + | *[[リミテッド]]では[[基本氷雪土地]]は支給されないため、[[ブースター・ドラフト]]で氷雪マナを扱うカードを使う場合は氷雪の[[マナ基盤]]の確保も重要になってくる。[[基本氷雪土地#ルール]]も参照。 |
+ | *「氷雪マナ」は通称であり、正式なルール用語ではない。ルール用語として存在するのは「氷雪マナ・シンボル」であり、氷雪マナは「氷雪である発生源から生み出されたマナ」である。 | ||
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+ | *マナが氷雪マナであるということはマナの色やタイプとは別の性質であり、'''氷雪という[[色]]や[[タイプ]]を持ったマナが存在するわけではない'''。「氷雪を持つ発生源から生み出した」ということ以外は通常のマナと全く同じである。氷雪マナ・シンボル以外で示されたコストの支払いにも充てることができる。 | ||
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+ | *氷雪という[[色]]や[[タイプ]]が存在するわけではないので、マナの色やタイプを参照する効果は氷雪マナであることを参照しない。 | ||
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+ | *氷雪を持つかどうかは、そのマナを生み出した時点のみ考慮される。マナを出した後でその発生源が氷雪を得たり失ったりしても、既に出されたマナが氷雪マナとして扱われるかどうかは変化しない。 | ||
+ | *何らかの[[効果]]が氷雪マナ・シンボルで表されるマナ1点をプレイヤーの[[マナ・プール]]に加える場合には、代わりに無色マナ1点をそのプレイヤーのマナ・プールに加える。 | ||
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+ | *[[繁茂/Wild Growth]]や[[春の鼓動/Heartbeat of Spring]]など、追加でマナを出す[[エンチャント]]を使う場合には注意。追加でマナを出すのは土地ではなくそのエンチャントなので、元の土地が氷雪であっても追加マナは氷雪マナとして扱われない。逆に、その発生源を氷雪にすれば、元の土地が氷雪でなくても追加マナは氷雪マナとして扱われる。 | ||
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+ | ===旧ルール=== | ||
+ | *かつての定義では、氷雪マナは「[[氷雪パーマネント]]から生み出されたマナ」を指していたが、[[カルドハイム]]で[[パーマネント]]でない氷雪カード([[氷雪インスタント]]と[[氷雪ソーサリー]])が登場したことに合わせ、「氷雪である[[発生源]]から生み出されたマナ」を指すように改められた。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
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2023年2月12日 (日) 23:40時点における最新版
氷雪マナ/Snow Manaは、特殊タイプ「氷雪」を持つ発生源から生み出されたマナの通称。氷雪マナ・シンボルのコストを支払うことができる。
Rimebound Dead / 霧氷殻の死者 (黒)
氷雪クリーチャー — スケルトン(Skeleton)
氷雪クリーチャー — スケルトン(Skeleton)
(氷):霧氷殻の死者を再生する。((氷)は氷雪である発生源からのマナ1点で支払える。)
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[編集] 解説
コールドスナップで制定された、新たな氷雪関連のルール。は、氷雪マナ・シンボルのコストは、特殊タイプ「氷雪」を持つ発生源から生み出されたマナでのみ支払うことができる。
それまでは他から参照されるだけのマーカー的な役割しか持たなかった氷雪だが、氷雪マナの導入によって氷雪カードのデザインや戦略性が大きく拡張された。通常のマナより捻出するのが困難であるため、氷雪マナを利用したカードや能力は一般的なものに比べて強力であったり割安なコスト設定であるものが多い。また同時に、氷雪マナを供給する最も手軽な手段である氷雪土地の価値を大きく高めたと言える。
氷雪マナを扱うカードはモダンホライゾンとカルドハイムで再登場した。
- リミテッドでは基本氷雪土地は支給されないため、ブースター・ドラフトで氷雪マナを扱うカードを使う場合は氷雪のマナ基盤の確保も重要になってくる。基本氷雪土地#ルールも参照。
- 「氷雪マナ」は通称であり、正式なルール用語ではない。ルール用語として存在するのは「氷雪マナ・シンボル」であり、氷雪マナは「氷雪である発生源から生み出されたマナ」である。
[編集] ルール
- マナが氷雪マナであるということはマナの色やタイプとは別の性質であり、氷雪という色やタイプを持ったマナが存在するわけではない。「氷雪を持つ発生源から生み出した」ということ以外は通常のマナと全く同じである。氷雪マナ・シンボル以外で示されたコストの支払いにも充てることができる。
- 例:冠雪の平地/Snow-Covered Plainsは白マナを加えるが、冠雪の平地は氷雪土地(基本氷雪土地)であるため、その白マナは同時に氷雪マナとして扱われる。
- 例:ボリアルのドルイド/Boreal Druidは無色マナを加えるが、ボリアルのドルイドは氷雪クリーチャーであるため、その無色マナは同時に氷雪マナとして扱われる。
- 例:ツンドラの噴気孔/Tundra Fumaroleは無色マナを加えるが、ツンドラの噴気孔は氷雪ソーサリーであるため、その無色マナは同時に氷雪マナとして扱われる。
- 例:ファイレクシアの鉄足/Phyrexian Ironfootは氷雪クリーチャーであるがマナ能力を持たないため、氷雪マナを出すことはできない(何らかの手段でマナ能力を持たせればそのマナは同時に氷雪マナである)。
- 氷雪という色やタイプが存在するわけではないので、マナの色やタイプを参照する効果は氷雪マナであることを参照しない。
- 烈日や収斂のような色やタイプを数える効果でカウントされない。また、効果で色を選ぶときに氷雪を選ぶことはできない。
- 「マナを望む色やタイプのマナとして支払ってもよい」という効果で、氷雪マナ・シンボルを氷雪マナでないマナで支払うことはできない。
- Ice CauldronやJeweled Amuletに氷雪マナであることは記憶されない。倍化の立方体/Doubling Cubeで倍にしたマナは氷雪マナではない。
- マナ・コストに氷雪マナ・シンボルのみを持つオブジェクト(氷皮ゴーレム/Icehide Golemなど)は無色である。氷雪マナ・シンボルは色マナ・シンボルではない。
- 氷雪を持つかどうかは、そのマナを生み出した時点のみ考慮される。マナを出した後でその発生源が氷雪を得たり失ったりしても、既に出されたマナが氷雪マナとして扱われるかどうかは変化しない。
- 何らかの効果が氷雪マナ・シンボルで表されるマナ1点をプレイヤーのマナ・プールに加える場合には、代わりに無色マナ1点をそのプレイヤーのマナ・プールに加える。
- 例:氷皮ゴーレム/Icehide Golemに精霊の共鳴/Elemental Resonanceをエンチャントした場合、生み出されるマナは無色マナ1点である。
- 繁茂/Wild Growthや春の鼓動/Heartbeat of Springなど、追加でマナを出すエンチャントを使う場合には注意。追加でマナを出すのは土地ではなくそのエンチャントなので、元の土地が氷雪であっても追加マナは氷雪マナとして扱われない。逆に、その発生源を氷雪にすれば、元の土地が氷雪でなくても追加マナは氷雪マナとして扱われる。
[編集] 旧ルール
- かつての定義では、氷雪マナは「氷雪パーマネントから生み出されたマナ」を指していたが、カルドハイムでパーマネントでない氷雪カード(氷雪インスタントと氷雪ソーサリー)が登場したことに合わせ、「氷雪である発生源から生み出されたマナ」を指すように改められた。
[編集] 参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 1 ゲームの考え方
- 107 数とシンボル
- 107.4 マナ・シンボルとは、{W}{U}{B}{R}{G}{C}、{0}{1}{2}{3}{4}の類の数字シンボル、変数シンボル{X}、{W/U}{W/B}{U/B}{U/R}{B/R}{B/G}{R/G}{R/W}{G/W}{G/U}の混成シンボル、{2/W}{2/U}{2/B}{2/R}{2/G}の単色混成シンボル、{W/P}{U/P}{B/P}{R/P}{G/P}のファイレクシア・マナ・シンボル、{W/U/P}{W/B/P}{U/B/P}{U/R/P}{B/R/P}{B/G/P}{R/G/P}{R/W/P}{G/W/P}{G/U/P}の混成ファイレクシア・マナ・シンボル、ならびに氷雪マナ・シンボル{S}の総称である。
- 107 数とシンボル