機知の勇者/Champion of Wits
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*永遠以外にも、パワーを強化する手段全般と相性がよい。この点は[[サイクル]]共通だが、このカードは[[カード・アドバンテージ]]と直結するため特に影響幅が大きい。 | *永遠以外にも、パワーを強化する手段全般と相性がよい。この点は[[サイクル]]共通だが、このカードは[[カード・アドバンテージ]]と直結するため特に影響幅が大きい。 | ||
**恒常的な[[全体強化]]なら引く枚数を常時底上げできる。特に[[インスタント]]の[[単体強化]]との組み合わせは強烈で、極端に例えれば[[巨大化/Giant Growth]]を[[Ancestral Recall]]に変えられる。 | **恒常的な[[全体強化]]なら引く枚数を常時底上げできる。特に[[インスタント]]の[[単体強化]]との組み合わせは強烈で、極端に例えれば[[巨大化/Giant Growth]]を[[Ancestral Recall]]に変えられる。 | ||
− | ** | + | **逆に、パワーを減らす手段とは相性が悪い。ETB能力は任意のため、パワー1以下で損する状況ならば(あえて手札を捨てたい場合以外は)何もしないことを選べば損はないとはいえ、得もしないため戦略が乱れる可能性はある。[[アモンケット・ブロック]]には[[-1/-1カウンター]]による除去が多いので注意。 |
*[[能力]]の[[解決]]前に機知の勇者が[[戦場]]を離れたなら、パワーの値は[[最後の情報]]を参照する。 | *[[能力]]の[[解決]]前に機知の勇者が[[戦場]]を離れたなら、パワーの値は[[最後の情報]]を参照する。 | ||
− | ** | + | **ETBに[[対応]]してマイナス[[修整]]で除去されそうなときは、先に[[サクり台]]なりで始末してしまうのも手。 |
**最後の情報で0以下のパワーを参照する場合、0枚のカードを引いて2枚のカードを捨てる(ことができる)。({{CR|107.1b}}) | **最後の情報で0以下のパワーを参照する場合、0枚のカードを引いて2枚のカードを捨てる(ことができる)。({{CR|107.1b}}) | ||
+ | *初出時の[[クリーチャー・タイプ]]は[[ナーガ]]・[[ウィザード]]だったが、[[モダンホライゾン3]]発売に際しての[[オラクル]]変更でナーガは[[蛇]]に統合された。[[ナーガ]]の項も参照。 | ||
==関連カード== | ==関連カード== | ||
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==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:破滅の刻]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:破滅の刻]] - [[レア]] | ||
+ | *[[カード個別評価:Jumpstart: Historic Horizons]] - [[レア]] | ||
+ | *[[カード個別評価:アモンケットリマスター]] - [[レア]] |
2024年11月5日 (火) 23:44時点における最新版
Champion of Wits / 機知の勇者 (2)(青)
クリーチャー — 蛇(Snake) ウィザード(Wizard)
クリーチャー — 蛇(Snake) ウィザード(Wizard)
機知の勇者が戦場に出たとき、あなたはこれのパワーに等しい枚数のカードを引いてもよい。そうしたなら、カード2枚を捨てる。
永遠(5)(青)(青)((5)(青)(青),あなたの墓地からこのカードを追放する:マナ・コストと永遠を持たない黒の4/4のゾンビ(Zombie)・ナーガ(Naga)・ウィザード(Wizard)であることを除き、これのコピーであるトークンを1体生成する。永遠はソーサリーとしてのみ行う。)
WHISPERのルール文章は最新のオラクルに未対応です。注釈文の「ナーガ」は「蛇」に読み替えてください。
ルーターのETB能力と、永遠を持つクリーチャー。捨てる枚数は常に一定だが引く枚数はパワーに応じて変化するため、通常は入念な研究/Careful Study相応だが、永遠で戻ってきた際には思考閃光/Thoughtflare相当になる。
3マナ2/1とサイズ自体は心もとないが、普通に唱えるだけでもライブラリーを掘り進めつつ墓地を肥やし、永遠を起動すればカード・アドバンテージが取れる。永遠のコストは7マナと永遠持ちの中で最も重いため、起動を前提とするなら土地を伸ばせるコントロールデッキでの使用が望ましい。しかし永遠にこだわらずとも墓地肥やし兼ブロッカーのつもりでも十分な性能であり、リアニメイトなどの墓地利用デッキでも有用。
スタンダードでは現出デッキや王神の贈り物に採用された。イクサラン・ブロック期以降は、青黒ミッドレンジでも活躍した。
- 永遠以外にも、パワーを強化する手段全般と相性がよい。この点はサイクル共通だが、このカードはカード・アドバンテージと直結するため特に影響幅が大きい。
- 恒常的な全体強化なら引く枚数を常時底上げできる。特にインスタントの単体強化との組み合わせは強烈で、極端に例えれば巨大化/Giant GrowthをAncestral Recallに変えられる。
- 逆に、パワーを減らす手段とは相性が悪い。ETB能力は任意のため、パワー1以下で損する状況ならば(あえて手札を捨てたい場合以外は)何もしないことを選べば損はないとはいえ、得もしないため戦略が乱れる可能性はある。アモンケット・ブロックには-1/-1カウンターによる除去が多いので注意。
- 能力の解決前に機知の勇者が戦場を離れたなら、パワーの値は最後の情報を参照する。
- 初出時のクリーチャー・タイプはナーガ・ウィザードだったが、モダンホライゾン3発売に際してのオラクル変更でナーガは蛇に統合された。ナーガの項も参照。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
破滅の刻のレアの永遠を持つクリーチャーのサイクル。いずれもパワーに関連した能力を持ち、永遠でより強力になるようデザインされている。
- 典雅な襲撃者/Adorned Pouncer
- 機知の勇者/Champion of Wits
- 夢盗人/Dreamstealer
- 地揺すりのケンラ/Earthshaker Khenra
- 立て直しのケンラ/Resilient Khenra