ゴブリンの熟練扇動者/Goblin Rabblemaster

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毎[[ターン]][[ゴブリン]]・[[トークン]]を生み出すが同時にそれらに[[攻撃強制]]を課してしまう、[[ゴブリンの突撃/Goblin Assault]]のようなゴブリン。[[ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver]]に似た自己[[強化]][[能力]]も持つ。
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毎[[ターン]][[ゴブリン]]・[[トークン]]を[[生成]]するが、同時にそれらも含めた自身以外のゴブリン全員に[[攻撃強制]]を課してしまう、[[ゴブリンの突撃/Goblin Assault]]を[[内蔵]]したようなゴブリン。[[ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver]]に似た自己[[強化]][[能力]]も持つ。
  
[[攻撃]]がすべて[[通し|通れば]][[戦場に出る|戦場に出た]]ターンには1点[[ダメージ]]、次のターンからは6点、8点、10点…と、3[[マナ]]の[[クリーチャー]]としては破格の打撃力となる。しかし生成するトークンは[[サイズ]]が1/1と小さく、([[クリーチャー・タイプ]]を[[文章変更効果|変更]]するなどしない限り)必ず攻撃に参加しなければならないため、[[ブロッカー]]がいればそれに突撃するだけで終わってしまう。[[火力]][[ブロック制限]][[全体強化]]などでサポートするか、[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]に対する[[サイドボード|サイド]][[カード]]として使うのがよいだろう。
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[[攻撃]]がすべて[[通し|通る]]状況なら、単独でも[[戦場に出る|戦場に出た]]ターンにもトークンによる1点[[ダメージ]]、次のターンからは自身も攻撃に参加することで6点、8点、10点…と、3[[マナ]]の[[クリーチャー]]としては破格の打撃力となる。無論他にもゴブリンがいれば打撃力はさらに大きくなる。しかし生成するトークンは[[サイズ]]が1/1と小さく、([[クリーチャー・タイプ]]を[[文章変更効果|変更]]するなどしない限り)必ず攻撃に参加しなければならないため、[[熊 (俗称)|熊]]サイズの[[ブロッカー]]がいるだけでそれに突撃して終わってしまうし、自身も攻撃に参加しづらくなってしまう。それだけならまだしも、[[絆魂]]持ちのブロッカーなどに突っ込んでいった場合は悲惨極まりないことになる。できれば[[火力]][[ブロック制限]][[全体強化]]などでサポートしていきたいところ。
  
[[環境]]によっては[[ゴブリン (デッキ)|ゴブリンデッキ]]に入れることもできるが、[[シナジー]]だけでなく[[ディスシナジー]]も大きいため、メリット・デメリットをよく検討した上で採用したい。
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登場当初はそういったデメリットの側面が嫌われ[[カスレア]]扱いだったが、その打撃力はしっかりサポートできれば極めて強力で、しかも同じ[[基本セット2015]]には[[かき立てる炎/Stoke the Flames]]という極めて相性のいいカードがあったことにも恵まれた結果、すぐにこれらのカードを軸に据えた[[スライ/スタンダード/ラヴニカへの回帰ブロック+テーロス・ブロック期|Rabble Red]]と呼ばれる赤単が成立し、[[トップメタ]]に食い込むなど基本セット2015屈指のパワーカードとして活躍している。[[タルキール覇王譚]]参入後も引き続き[[スライ/スタンダード/テーロス・ブロック+タルキール覇王譚ブロック期|赤単]]の主力となっているほか、[[トリコロール#テーロス・ブロック+タルキール覇王譚ブロック期|ジェスカイ・テンポ]]や[[白黒赤ビートダウン#テーロス・ブロック+タルキール覇王譚ブロック期|マルドゥ・ミッドレンジ]]など色の合う多くのデッキに採用されている。
  
登場後すぐにこのカードや[[かき立てる炎/Stoke the Flames]]を軸に据えた[[スライ/スタンダード/ラヴニカへの回帰ブロック+テーロス・ブロック期|Rabble Red]]と呼ばれる赤単が成立し、トップメタに食い込むなど[[基本セット2015]]屈指のパワーカードとして活躍している。
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[[エターナル]]においてもその打撃力とトークン展開は魅力であり、[[レガシー]]の[[ゴブリン (デッキ)|ゴブリンデッキ]]や[[ジャンドコントロール]]などにしばしば採用される。ゴブリンデッキに関しては、特に[[上流階級のゴブリン、マクサス/Muxus, Goblin Grandee]][[___ゴブリン/___ Goblin]]を絡めた型で使えば[[マナ・コスト]]の若干の[[重さ]]もほとんど気にならない。
  
*[[基本セット2015]][[BOX特典カード]]として[[ブースターパック|ブースター]]BOX購入者に[[絵|イラスト]]違いの[[プレミアム・カード]]が配布された([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/promos-packaging-and-promos-some-more-2014-07-01 参考]/[http://mtg-jp.com/publicity/0010797/ 翻訳])。
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*トークンの出るタイミングが[[戦闘開始ステップ]]の開始時と珍しい。[[インスタント]][[除去]]でトークンが出るのを阻止したいのであれば[[戦闘前メイン・フェイズ]]の間に処理するしかない。
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*基本セット2015の[[BOX特典カード]]として[[ブースターパック|ブースター]]BOX購入者に[[絵|イラスト]]違いの[[プレミアム・カード]]が配布された<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/promos-packaging-and-promos-some-more-2014-07-01 Promos, Packaging, and Promos Some More]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0010797/ 『基本セット2015』 プロモカード、パッケージ追加、さらにプロモカードとその他](Arcana [[2014年]]7月1日 [[Blake Rasmussen]]著)</ref>。
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*リメイク的存在として[[軍勢の戦親分/Legion Warboss]]がある。
  
 
==ルール==
 
==ルール==
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*攻撃しているゴブリンの数は能力の[[解決]]時に数える。その後攻撃しているゴブリンの数が変化しても、[[ターン終了時まで]][[修整]]値は変化しない。
 
*攻撃しているゴブリンの数は能力の[[解決]]時に数える。その後攻撃しているゴブリンの数が変化しても、[[ターン終了時まで]][[修整]]値は変化しない。
  
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==脚注==
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==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:基本セット2015]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:基本セット2015]] - [[レア]]
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*[[カード個別評価:ジャンプスタート2022]] - [[レア]]
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*[[Secret Lair Drop Series/2021年#Valentine's Day 2021|Secret Lair Drop Series: Valentine's Day 2021]]
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*[[マジック30周年記念プロモ]]

2024年4月26日 (金) 16:35時点における最新版


Goblin Rabblemaster / ゴブリンの熟練扇動者 (2)(赤)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin) 戦士(Warrior)

あなたがコントロールする他のゴブリン(Goblin)・クリーチャーは、可能なら各戦闘で攻撃する。
あなたのターンの戦闘の開始時に、速攻を持つ赤の1/1のゴブリン・クリーチャー・トークンを1体生成する。
ゴブリンの熟練扇動者が攻撃するたび、ターン終了時まで、これは他の攻撃しているゴブリン1体につき+1/+0の修整を受ける。

2/2

ターンゴブリントークン生成するが、同時にそれらも含めた自身以外のゴブリン全員に攻撃強制を課してしまう、ゴブリンの突撃/Goblin Assault内蔵したようなゴブリン。ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriverに似た自己強化能力も持つ。

攻撃がすべて通る状況なら、単独でも戦場に出たターンにもトークンによる1点ダメージ、次のターンからは自身も攻撃に参加することで6点、8点、10点…と、3マナクリーチャーとしては破格の打撃力となる。無論他にもゴブリンがいれば打撃力はさらに大きくなる。しかし生成するトークンはサイズが1/1と小さく、(クリーチャー・タイプ変更するなどしない限り)必ず攻撃に参加しなければならないため、サイズのブロッカーがいるだけでそれに突撃して終わってしまうし、自身も攻撃に参加しづらくなってしまう。それだけならまだしも、絆魂持ちのブロッカーなどに突っ込んでいった場合は悲惨極まりないことになる。できれば火力ブロック制限全体強化などでサポートしていきたいところ。

登場当初はそういったデメリットの側面が嫌われカスレア扱いだったが、その打撃力はしっかりサポートできれば極めて強力で、しかも同じ基本セット2015にはかき立てる炎/Stoke the Flamesという極めて相性のいいカードがあったことにも恵まれた結果、すぐにこれらのカードを軸に据えたRabble Redと呼ばれる赤単が成立し、トップメタに食い込むなど基本セット2015屈指のパワーカードとして活躍している。タルキール覇王譚参入後も引き続き赤単の主力となっているほか、ジェスカイ・テンポマルドゥ・ミッドレンジなど色の合う多くのデッキに採用されている。

エターナルにおいてもその打撃力とトークン展開は魅力であり、レガシーゴブリンデッキジャンドコントロールなどにしばしば採用される。ゴブリンデッキに関しては、特に上流階級のゴブリン、マクサス/Muxus, Goblin Grandee___ゴブリン/___ Goblinを絡めた型で使えばマナ・コストの若干の重さもほとんど気にならない。

[編集] ルール

  • 「他の」とあるので、1番目の能力で自身に攻撃を強制することはないし、3番目の能力で自身を数えることもない。
  • 攻撃しているゴブリンの数は能力の解決時に数える。その後攻撃しているゴブリンの数が変化しても、ターン終了時まで修整値は変化しない。

[編集] 脚注

  1. Promos, Packaging, and Promos Some More/『基本セット2015』 プロモカード、パッケージ追加、さらにプロモカードとその他(Arcana 2014年7月1日 Blake Rasmussen著)

[編集] 参考

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