急かし/Quicken
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
細 (59.128.43.111 (会話) による編集を ACB による版へと差し戻しました。) |
細 (→参考) |
||
(9人の利用者による、間の12版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
{{#card:Quicken}} | {{#card:Quicken}} | ||
− | [[ソーサリー]] | + | [[ソーサリー]]・[[カード]]を[[インスタント・タイミング]]で[[唱える|唱え]]られるようにするカード。 |
− | ソーサリーには強力なカードが多いが、その分隙が大きいという難点がある。このカードはその隙を埋めてくれる、というわけである。例えば、[[青白コントロール]]で[[神の怒り/Wrath of God]] | + | ソーサリーには強力なカードが多いが、その分隙が大きいという難点がある。このカードはその隙を埋めてくれる、というわけである。例えば、[[青白コントロール]]で[[神の怒り/Wrath of God]]をインスタント・タイミングで唱えることができれば、よくありがちな後続が[[打ち消す|カウンター]]できなくて押し負ける、というパターンを回避できる。 |
− | + | 急かすソーサリーがなくても、[[空撃ち]]して1マナ1[[引く|ドロー]]として使うことができるため[[腐る]]ことがないのも利点。[[ラヴニカ・ブロック]]が利用できた頃の[[スタンダード]]ではこの[[効果]]にのみ注目されて[[ウィー=ゼロックス]]に投入されていた。[[基本セット2014]]での[[再録]]後は、[[至高の評決/Supreme Verdict]]や[[次元の浄化/Planar Cleansing]]との相性を買われて青白コントロールに採用されることがあった。 | |
− | * | + | ==ルール== |
− | * | + | *急かしの[[解決]]後にソーサリー・カードを唱える場合、インスタント・タイミングでの[[プレイ]]を「適用しない」ことは選べない。普通に[[ソーサリー・タイミング]]でそれを唱えたり、[[手札]]以外の[[領域]]から唱えた場合でも急かしの効果は「適用」される。 |
+ | **複数の急かしが解決されていたなら、それらは全て次に唱えるソーサリー・カードに適用される。 | ||
+ | *急かしの解決後は、[[待機]]を持つソーサリーをインスタント・タイミングで待機できる。この場合は[[呪文]]を唱えたことにならないので連続してソーサリーを待機することもできる。 | ||
+ | |||
+ | ==関連カード== | ||
+ | *[[閃光/Flash]] - デザイン元。クリーチャーを[[インスタント・タイミング]]で[[戦場に出す]]効果。[[キャントリップ]]はないが(2)だけ[[コスト]]を減らせる。([[ミラージュ]]) | ||
+ | *[[斥候の警告/Scout's Warning]] - [[白]]・[[クリーチャー]]版。([[未来予知]]) | ||
+ | **[[凶暴な召喚/Savage Summoning]] - 斥候の警告の[[緑]]版。キャントリップがなくなった代わりに、凶暴な召喚と次に唱えるクリーチャー呪文が[[打ち消されない|打ち消されなく]]なり、さらに唱えたクリーチャーには[[+1/+1カウンター]]が1つ乗る。([[基本セット2014]]) | ||
==参考== | ==参考== | ||
+ | *[[インスタントプレイ#他のカードのインスタントプレイを可能にするカード|他のカードのインスタントプレイを可能にするカード]] | ||
*[[カード個別評価:ギルドパクト]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:ギルドパクト]] - [[レア]] | ||
+ | *[[カード個別評価:基本セット2014]] - [[レア]] | ||
+ | *[[カード個別評価:ラヴニカ・リマスター]] - [[アンコモン]] |
2023年12月22日 (金) 00:09時点における最新版
Quicken / 急かし (青)
インスタント
インスタント
このターン、あなたが唱える次のソーサリー呪文は、それが瞬速を持っているかのように唱えられる。(それは、あなたがインスタントを唱えられるときならいつでも唱えることができる。)
カードを1枚引く。
ソーサリー・カードをインスタント・タイミングで唱えられるようにするカード。
ソーサリーには強力なカードが多いが、その分隙が大きいという難点がある。このカードはその隙を埋めてくれる、というわけである。例えば、青白コントロールで神の怒り/Wrath of Godをインスタント・タイミングで唱えることができれば、よくありがちな後続がカウンターできなくて押し負ける、というパターンを回避できる。
急かすソーサリーがなくても、空撃ちして1マナ1ドローとして使うことができるため腐ることがないのも利点。ラヴニカ・ブロックが利用できた頃のスタンダードではこの効果にのみ注目されてウィー=ゼロックスに投入されていた。基本セット2014での再録後は、至高の評決/Supreme Verdictや次元の浄化/Planar Cleansingとの相性を買われて青白コントロールに採用されることがあった。
[編集] ルール
- 急かしの解決後にソーサリー・カードを唱える場合、インスタント・タイミングでのプレイを「適用しない」ことは選べない。普通にソーサリー・タイミングでそれを唱えたり、手札以外の領域から唱えた場合でも急かしの効果は「適用」される。
- 複数の急かしが解決されていたなら、それらは全て次に唱えるソーサリー・カードに適用される。
- 急かしの解決後は、待機を持つソーサリーをインスタント・タイミングで待機できる。この場合は呪文を唱えたことにならないので連続してソーサリーを待機することもできる。
[編集] 関連カード
- 閃光/Flash - デザイン元。クリーチャーをインスタント・タイミングで戦場に出す効果。キャントリップはないが(2)だけコストを減らせる。(ミラージュ)
- 斥候の警告/Scout's Warning - 白・クリーチャー版。(未来予知)
- 凶暴な召喚/Savage Summoning - 斥候の警告の緑版。キャントリップがなくなった代わりに、凶暴な召喚と次に唱えるクリーチャー呪文が打ち消されなくなり、さらに唱えたクリーチャーには+1/+1カウンターが1つ乗る。(基本セット2014)