解放の樹/Tree of Redemption
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極めて防御特化の1枚で、[[構築]]でも[[緑の太陽の頂点/Green Sun's Zenith]]の[[サーチ]]先として仕込まれる場合が多い。 | 極めて防御特化の1枚で、[[構築]]でも[[緑の太陽の頂点/Green Sun's Zenith]]の[[サーチ]]先として仕込まれる場合が多い。 | ||
− | + | *ライフが14点以上の時に起動することも考えられる。例えば、[[冒涜の行動/Blasphemous Act]]の様な13点以上の大ダメージに耐えねばならないときに有効。生き残って再び能力を起動できれば、減らしたライフもそのまま返してもらえる。 | |
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*後述する通りタフネス強化と相性がいいが、裏返しでマイナス[[修整]]は天敵。直前の[[ミラディンの傷跡ブロック]]は[[感染]]や[[-1/-1カウンター]]が溢れており、逆風といえる。 | *後述する通りタフネス強化と相性がいいが、裏返しでマイナス[[修整]]は天敵。直前の[[ミラディンの傷跡ブロック]]は[[感染]]や[[-1/-1カウンター]]が溢れており、逆風といえる。 | ||
− | *[[石の壁/Wall of Stone]]や[[新星追い/Nova Chaser]] | + | *[[石の壁/Wall of Stone]]や[[新星追い/Nova Chaser]]が持っていた、「印刷されたパワーとタフネスの差」の記録を8点から13点と大きく塗り変えて1位となっていたが、これは後に[[怒り狂う島嶼、キャリクス/Charix, the Raging Isle]]にその座を開け渡している。 |
*[[イニストラード]]の事前情報として与えられていた、「ライフ総量を、今まで交換できたことのないある値と交換するカード」である。 | *[[イニストラード]]の事前情報として与えられていた、「ライフ総量を、今まで交換できたことのないある値と交換するカード」である。 | ||
*{{Gatherer|id=274546}}の背景に描かれているのは[[獄庫/Helvault]]。 | *{{Gatherer|id=274546}}の背景に描かれているのは[[獄庫/Helvault]]。 | ||
+ | *既存の[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]の[[カード・セット]]から最低1枚のカードが[[再録]]されている[[マスターズ25th]]では、[[イニストラード]]からの再録カードの一枚として選出された。[[稀少度]]は元の通り[[神話レア]]。 | ||
+ | **イニストラードには[[ヴェールのリリアナ/Liliana of the Veil]]や[[瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage]]など、同じ神話レアでも強力なカードが多かっただけに、この選出は多くのプレイヤーに少なからず困惑をもたらした。 | ||
==ルール== | ==ルール== | ||
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*何らかの[[効果]]で解放の樹のタフネスの値が変動している場合、変動後の値を参照することに注意。 | *何らかの[[効果]]で解放の樹のタフネスの値が変動している場合、変動後の値を参照することに注意。 | ||
**解放の樹が[[トロール皮/Trollhide]](+2/+2の[[修整]]、種類別第7c種)を[[つける|つけ]]ており、あなたのライフ総量が7だとする。解放の樹の能力を[[起動]]して解決すると、あなたのライフ総量は15(13+2)となり、解放の樹のタフネスは9(7+2)となる。ここで再び解放の樹の能力を起動して解決すると、あなたのライフ総量は9となり、解放の樹のタフネスは17(15+2)となる。 | **解放の樹が[[トロール皮/Trollhide]](+2/+2の[[修整]]、種類別第7c種)を[[つける|つけ]]ており、あなたのライフ総量が7だとする。解放の樹の能力を[[起動]]して解決すると、あなたのライフ総量は15(13+2)となり、解放の樹のタフネスは9(7+2)となる。ここで再び解放の樹の能力を起動して解決すると、あなたのライフ総量は9となり、解放の樹のタフネスは17(15+2)となる。 | ||
+ | *[[ダメージ]]を負うことと[[タフネス]]が減ることは別だということに注意が必要。例えば解放の樹が10点のダメージを受けた場合は、タフネスは13-10=3ではなく、10点のダメージを受けたタフネス13のクリーチャーである。 | ||
+ | *[[パワー]]とタフネスを[[入れ替え]]るような能力の大多数は[[ターン終了時まで]]だが、この能力は[[効果]]の期限がないため、タフネスは[[戦場を離れる]]まで永続的に変更されたままとなる。感覚的には[[クリンナップ・ステップ]]に13に戻ると勘違いしがちなので注意。 | ||
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==関連カード== | ==関連カード== |
2023年4月28日 (金) 20:18時点における最新版
自身のタフネスの値とコントローラーのライフ総量という、おかしなものを交換してしまうクリーチャー。
とりあえず4マナで13という非常に高いタフネスを活かして壁として役立ち、ライフが減ってきたときには能力によって(これ単体でも)最大12点の回復手段として使える。
タフネス強化と相性がよく、何らかの方法で永続強化ができていればじわじわとライフを回復させていくことも可能(下記ルール参照)だが、カード2枚を使ってまでやるには悠長すぎる感がある。手軽にライフを稼げるコンボ自体は悪くはないので、リミテッドなどでは狙ってみてもいいだろう。
極めて防御特化の1枚で、構築でも緑の太陽の頂点/Green Sun's Zenithのサーチ先として仕込まれる場合が多い。
- ライフが14点以上の時に起動することも考えられる。例えば、冒涜の行動/Blasphemous Actの様な13点以上の大ダメージに耐えねばならないときに有効。生き残って再び能力を起動できれば、減らしたライフもそのまま返してもらえる。
- 後述する通りタフネス強化と相性がいいが、裏返しでマイナス修整は天敵。直前のミラディンの傷跡ブロックは感染や-1/-1カウンターが溢れており、逆風といえる。
- 石の壁/Wall of Stoneや新星追い/Nova Chaserが持っていた、「印刷されたパワーとタフネスの差」の記録を8点から13点と大きく塗り変えて1位となっていたが、これは後に怒り狂う島嶼、キャリクス/Charix, the Raging Isleにその座を開け渡している。
- イニストラードの事前情報として与えられていた、「ライフ総量を、今まで交換できたことのないある値と交換するカード」である。
- イラストの背景に描かれているのは獄庫/Helvault。
- 既存のマジックのカード・セットから最低1枚のカードが再録されているマスターズ25thでは、イニストラードからの再録カードの一枚として選出された。稀少度は元の通り神話レア。
- イニストラードにはヴェールのリリアナ/Liliana of the Veilや瞬唱の魔道士/Snapcaster Mageなど、同じ神話レアでも強力なカードが多かっただけに、この選出は多くのプレイヤーに少なからず困惑をもたらした。
[編集] ルール
- 能力の解決時に解放の樹が戦場に存在しない場合、交換は実行されない。
- 現在のライフ総量と解放の樹のタフネスの値が異なる場合、その差分だけあなたはライフを得る、または失うことになる。
- たとえば対戦相手が精神クランク/Mindcrankをコントロールしており、解放の樹の能力によってライフ総量が減った場合、その差分の値だけライブラリーが削られる。
- 解放の樹のタフネスが変更されることは、種類別第7b種である。
- 何らかの効果で解放の樹のタフネスの値が変動している場合、変動後の値を参照することに注意。
- 解放の樹がトロール皮/Trollhide(+2/+2の修整、種類別第7c種)をつけており、あなたのライフ総量が7だとする。解放の樹の能力を起動して解決すると、あなたのライフ総量は15(13+2)となり、解放の樹のタフネスは9(7+2)となる。ここで再び解放の樹の能力を起動して解決すると、あなたのライフ総量は9となり、解放の樹のタフネスは17(15+2)となる。
- ダメージを負うこととタフネスが減ることは別だということに注意が必要。例えば解放の樹が10点のダメージを受けた場合は、タフネスは13-10=3ではなく、10点のダメージを受けたタフネス13のクリーチャーである。
- パワーとタフネスを入れ替えるような能力の大多数はターン終了時までだが、この能力は効果の期限がないため、タフネスは戦場を離れるまで永続的に変更されたままとなる。感覚的にはクリンナップ・ステップに13に戻ると勘違いしがちなので注意。
[編集] 関連カード
- 地獄の樹/Tree of Perdition - タフネスと対戦相手のライフを交換する。
- ハルシオンの目撃者、エヴラ/Evra, Halcyon Witness - パワーとあなたのライフを交換する。