迫り来る復興/Creeping Renaissance

提供：MTG Wiki

2022年5月16日 (月) 12:22時点における版

パーマネント・カードの大量回収呪文。任意の1種類のパーマネント・タイプのカードをすべて墓地から手札に戻す。

その豪快な回収っぷりはまさにアドバンテージの塊。かつての再供給/Restockが同じマナ・コストで2枚までであったのと比べれば、そのすさまじさがよくわかるだろう。ただし、再供給ファイアでは主に火力とマナ加速を行なうソーサリーやインスタントが回収されていたのに対し、こちらではそれができない（後述）ので、実戦での使い勝手はというと若干難しいところ。

リミテッドでは心強い1枚。相討ち上等の戦闘を積極的に仕掛けて、互いのクリーチャーが消耗したところでまとめて回収、再び並べ直せばそれだけで勝負が決まりうる。

• 選べるのはカード・タイプではなくパーマネント・タイプ。すなわちアーティファクト、エンチャント、クリーチャー、土地、プレインズウォーカーのいずれかである。つまり、迫り来る復興ではソーサリーやインスタントを回収できない。
  • これにより、迫り来る復興2枚で互いに互いをぐるぐると回収し続けることができない。そのため、これにはこの手のカードにたいていついている、再利用防止のための「自身の追放」が効果に含まれていない。
  • 回収能力を持つパーマネント（例えば永遠の証人/Eternal Witness）を組み合わせれば一応回収ループを形成することは可能だが、パーマネントを戦場に出す手順および墓地に落とす手順が必要なので、無限コンボの形成は難しい。逆に言えば、だからこそこれだけ豪快なカードにしても壊れないと判断されたと言えるだろう。
• アーティファクト・クリーチャーであれば、アーティファクトとクリーチャー、どちらを指定しても回収できる。アーティファクト・土地やクリーチャー・エンチャント、クリーチャー・土地なども同様。

関連カード

サイクル

イニストラードの、レアのフラッシュバックを持つ呪文のサイクル。赤以外はフラッシュバック・コストが(5)(M)(M)で統一されている。

• 神聖なる報い/Divine Reckoning
• 大笑いの写し身/Cackling Counterpart
• 血統の切断/Sever the Bloodline
• 小悪魔の遊び/Devil's Play
• 迫り来る復興/Creeping Renaissance

参考

• カード個別評価：イニストラード - レア