パーマネント・カード
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俗語としてよく用いられていた表現であるが、正式な用語として[[ルール]]に定義され[[ルール文章]]中に用いられるようになったのは[[未来予知]]([[2007年]])の[[レイモス教の復興論者/Ramosian Revivalist]]からである。 | 俗語としてよく用いられていた表現であるが、正式な用語として[[ルール]]に定義され[[ルール文章]]中に用いられるようになったのは[[未来予知]]([[2007年]])の[[レイモス教の復興論者/Ramosian Revivalist]]からである。 | ||
− | 古くは[[Eureka]] | + | 古くは[[Eureka]]のルール文章で、単に「take any permanent in their hand([[手札]]にあるパーマネントを選び取って)」と書かれていた。 |
− | また特定の[[クリーチャー・タイプ]]を持つカードを戦場に出す[[能力]]では[[Goblin Wizard]] | + | また特定の[[クリーチャー・タイプ]]を持つカードを戦場に出す[[能力]]では[[Goblin Wizard]]のように単に「Take a Goblin from your hand(手札からゴブリンを選び取って)」、あるいは[[レベル]]や[[傭兵]]のように「レベル・カードを選んで」などと書かれていた。しかし新たな[[カード・タイプ]]として[[部族]]が登場すると、戦場に出ることのできない[[インスタント]]や[[ソーサリー]]である[[多相]]持ちを選べることが問題となったため、「ゴブリン・パーマネント・カード」や「レベル・パーマネント・カード」などに限るように[[オラクル]]が更新された。「クリーチャー・カード」でないのは[[ボガートの悪ふざけ/Boggart Shenanigans]]や[[静寂の捕縛/Bound in Silence]]のような部族エンチャントがあるため。 |
*一方で[[ウルザズ・サーガ]]の[[実物提示教育/Show and Tell]]をはじめ、「アーティファクト・カードかクリーチャー・カードかエンチャント・カードか土地カード」のように指定されていたものは「パーマネント・カード」に書き換えられることはなかった(それゆえプレインズウォーカーを出すことはできない)。 | *一方で[[ウルザズ・サーガ]]の[[実物提示教育/Show and Tell]]をはじめ、「アーティファクト・カードかクリーチャー・カードかエンチャント・カードか土地カード」のように指定されていたものは「パーマネント・カード」に書き換えられることはなかった(それゆえプレインズウォーカーを出すことはできない)。 |
2022年4月25日 (月) 09:29時点における版
パーマネント・カード/Permanent Cardとは、戦場に出てパーマネントになることができるカードのことである。
現在存在するパーマネント・カードは以下のとおり。
- クリーチャー・カード
- エンチャント・カード
- アーティファクト・カード
- プレインズウォーカー・カード
- 土地・カード
これらのうち土地・カードはプレイするとそのまま戦場に出るが、他はまずパーマネント呪文となってスタックに乗り、解決されることで戦場に出る。あるいは唱えることなく戦場に直接出すことのできる能力も存在する(忍術、蘇生など)。
沿革
クリーチャー — 人間(Human) レベル(Rebel) クレリック(Cleric)
(6),(T):あなたの墓地にある、マナ総量が5以下であるレベル(Rebel)・パーマネント・カード1枚を対象とし、それを戦場に戻す。
2/2俗語としてよく用いられていた表現であるが、正式な用語としてルールに定義されルール文章中に用いられるようになったのは未来予知(2007年)のレイモス教の復興論者/Ramosian Revivalistからである。
古くはEurekaのルール文章で、単に「take any permanent in their hand(手札にあるパーマネントを選び取って)」と書かれていた。
また特定のクリーチャー・タイプを持つカードを戦場に出す能力ではGoblin Wizardのように単に「Take a Goblin from your hand(手札からゴブリンを選び取って)」、あるいはレベルや傭兵のように「レベル・カードを選んで」などと書かれていた。しかし新たなカード・タイプとして部族が登場すると、戦場に出ることのできないインスタントやソーサリーである多相持ちを選べることが問題となったため、「ゴブリン・パーマネント・カード」や「レベル・パーマネント・カード」などに限るようにオラクルが更新された。「クリーチャー・カード」でないのはボガートの悪ふざけ/Boggart Shenanigansや静寂の捕縛/Bound in Silenceのような部族エンチャントがあるため。
- 一方でウルザズ・サーガの実物提示教育/Show and Tellをはじめ、「アーティファクト・カードかクリーチャー・カードかエンチャント・カードか土地カード」のように指定されていたものは「パーマネント・カード」に書き換えられることはなかった(それゆえプレインズウォーカーを出すことはできない)。
その後、アラーラ再誕(2009年)の戦争門/Wargateやミラディンの傷跡(2010年)の起源の波/Genesis Waveを皮切りに、土地やアーティファクトやプレインズウォーカーを含むという意味でも「パーマネント・カード」という用語が(主に緑、次いで白で)徐々に使われるようになっていった。
参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 1 ゲームの考え方
- 110 パーマネント
- 110.4 パーマネント・タイプは6つ存在し、「アーティファクト/artifact」「バトル/battle」「クリーチャー/creature」「エンチャント/enchantment」「土地/land」「プレインズウォーカー/planeswalker」である。インスタント・カードやソーサリー・カードは戦場に出ることはできないので、パーマネント になることはあり得ない。部族・カードが戦場に出ることができるかできないかは、それ以外のカード・タイプによる。rule 3〔カード・タイプ〕参照。
- 110.4a 「パーマネント・カード/permanent card」という語は、戦場に出ることができるカードのことを指す。すなわち、アーティファクト・カード、バトル・カード、クリーチャー・カード、エンチャント・カード、土地・カード、プレインズウォーカー・カードのことである。
- 110.4b 「パーマネント 呪文/permanent spell」という語は、解決によって戦場に出る呪文のことを指す。すなわち、アーティファクト・呪文、バトル・呪文、クリーチャー・呪文、エンチャント・呪文、プレインズウォーカー・呪文のことである。
- 110.4c パーマネントが何らかの方法ですべてのパーマネント・タイプを失った場合、それはそのまま戦場にあり続ける。それはパーマネントである。
- 110.4 パーマネント・タイプは6つ存在し、「アーティファクト/artifact」「バトル/battle」「クリーチャー/creature」「エンチャント/enchantment」「土地/land」「プレインズウォーカー/planeswalker」である。インスタント・カードやソーサリー・カードは戦場に出ることはできないので、パーマネント になることはあり得ない。部族・カードが戦場に出ることができるかできないかは、それ以外のカード・タイプによる。rule 3〔カード・タイプ〕参照。
- 110 パーマネント