栄光の刻/Hour of Glory
提供:MTG Wiki
細 |
|||
7行: | 7行: | ||
[[リミテッド]]では追加の効果が発揮されることはほとんどないだろうが、単純に除去として優秀。 | [[リミテッド]]では追加の効果が発揮されることはほとんどないだろうが、単純に除去として優秀。 | ||
− | [[スタンダード]]において、[[黒赤ビートダウン# | + | [[スタンダード]]において、[[黒赤ビートダウン#カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019期|赤黒アグロ]]に採用される場合がある。[[火力]]による除去をメインに据えている同[[デッキ]]にとっては、[[熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent]]を始めとした[[破壊]]による除去への耐性を持ったカードへの対処という課題に答えてくれる一枚となる。[[ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirler]]と同居させるために可能な限り[[黒]]を薄くしているので、[[ヴラスカの侮辱/Vraska's Contempt]]よりも優先される。 |
*[[最後の報賞/Final Reward]]の[[上位互換]]。 | *[[最後の報賞/Final Reward]]の[[上位互換]]。 |
2018年9月16日 (日) 15:49時点における版
インスタント
クリーチャー1体を対象とし、それを追放する。そのクリーチャーが神(God)であったなら、それのコントローラーは自分の手札を公開し、その中からそのクリーチャーと同じ名前を持つカードをすべて追放する。
黒の刻は、クリーチャーの単体除去。対象が神の場合、手札にある同名の神も追放する。
インスタントの追放除去であり、効果自体は申し分ないが、4マナは単体除去としては重いのが難点。追加効果も手札限定のため、対象カードが4枚積みされていた場合でも期待値は低い。とはいえ、破壊不能や手札に戻る能力を持つ神を確実に除去できるため、サイドボードに少数採用することを検討できる。
リミテッドでは追加の効果が発揮されることはほとんどないだろうが、単純に除去として優秀。
スタンダードにおいて、赤黒アグロに採用される場合がある。火力による除去をメインに据えている同デッキにとっては、熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Ferventを始めとした破壊による除去への耐性を持ったカードへの対処という課題に答えてくれる一枚となる。ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirlerと同居させるために可能な限り黒を薄くしているので、ヴラスカの侮辱/Vraska's Contemptよりも優先される。
- 最後の報賞/Final Rewardの上位互換。
- 神討ち/Deicideに似ているが、あちらと違って墓地やライブラリーの同名カードは追放できない。
- 刻サイクルで唯一のインスタント。間違わないように注意。
関連カード
サイクル
破滅の刻の「刻/Hour」サイクル。いずれもレアで、注目のストーリーカードである。
- 啓示の刻/Hour of Revelation
- 永遠の刻/Hour of Eternity
- 栄光の刻/Hour of Glory
- 破滅の刻/Hour of Devastation
- 約束の刻/Hour of Promise
カード名とストーリー上の順番は刻の書/The Accounting of Hoursに記された4つの刻/Hourに対応しており、それらの後に「破滅の刻/Hour of Devastation」が来る構成になっている。
ストーリー
「栄光の刻/The Hour of Glory」は預言に伝わる第二の刻/Hourで、試練を達成できなかった定命の者に最後の機会が与えられ、神々自身もその力を試されるとされている。
ラザケシュ/Razakethの血魔術の儀式により、死滅都市に流れ込んだ血が封印されていた三柱の神を目覚めさせ、「栄光の刻」が始まった。来世への門/Gate to the Afterlifeを潜り抜けた蠍の神/The Scorpion Godにロナス/Rhonasは名乗りを上げて対峙し、これを圧倒する。一度は打ち倒す事に成功し、勝利を確信して定命の者に向き直ったその時、復活した蠍の神に身動きを封じられた彼は背後から頭部に針を突き立てられ、神の不死性さえも侵すその毒によって絶命した(イラスト)[1]。
試練を司る神々も、蓋世の英雄にふさわしいかどうかを試されることになった。
- この直後のシーンがロナス最後の抵抗/Rhonas's Last Standに、そして人生は続く/Life Goes Onへと続いている。
脚注
- ↑ Hour of Glory/栄光の刻(Magic Story 2017年6月21日 Michael Yichao著)