リミテッド
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− | * | + | *例外として、基本セット2019を用いる[[グランプリ]]のブースター・ドラフトのみ、タップインデュアルランドのみを残した状態でドラフトされる。 |
シールドでは、(基本土地のスロットから出た)タップインデュアルランドは自分の[[カードプール]]に加え入れることができる。 | シールドでは、(基本土地のスロットから出た)タップインデュアルランドは自分の[[カードプール]]に加え入れることができる。 |
2018年7月9日 (月) 23:28時点における版
リミテッド/Limitedは、マジックのフォーマットの1つ。「限定戦」とも呼ばれる。
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解説
構築があらかじめ用意したカードから自由に選択してデッキを構築するのに対し、リミテッドは未開封のパックから出てきたカードと任意の枚数の基本土地カードのみを使ってその場でデッキを構築しゲームを行う。
自分が開封したパックのカードのみを使用する「シールド」、一定のルールに基づいてカードをやり取りして自分が使うカードを決定する「ブースター・ドラフト」「ロチェスター・ドラフト」が認定されている。
多人数戦のリミテッドのトーナメントは、双頭巨人戦のみが2005年10月1日から認定されている。認定されている形式はシールドのみである。
認定大会での細かい規則は、マジック・イベント規定を参照のこと。
- これら以外にも、非公式フォーマットではあるが「ソロモン・ドラフト」や「ウィンストン・ドラフト」などが存在する。詳細は各々の項、およびドラフトを参照すること。
- リミテッドでのプレミアイベントでは、まず予選をシールドで行い、成績上位者がブースター・ドラフトで決着をつける形式が多い。
リミテッドでの構築ルール
リミテッドは自らが使うカードを決定した後のデッキの構築ルールにも、構築フォーマットとは以下のような差異がある。
- デッキの最低枚数は40枚であり、上限はない。
- 1つのデッキに基本土地でない同じ英語名のカードは4枚までという制限(いわゆる4枚制限ルール)は適用されない。
- 禁止カード、制限カードは一切存在しない。
- 獲得したカードのうち、メインデッキに使われなかったカードは自動的にすべてサイドボードとなる。枚数も15枚である必要がない。必要であれば、サイドボードに基本土地を追加することができる。
- リミテッドのサイドボーディングはデッキの枚数が40枚以上という条件を満たしていれば制限はない。構築のサイドボーディングは2013年7月13日以前までは1対1の交換しかできなかったが、リミテッドではそれ以前から自由度の高いサイドボーディングが可能であった。
- 平地/Plains、島/Island、沼/Swamp、山/Mountain、森/Forestという名前のカードは、自分のデッキやサイドボードに何枚でも加えてよい。
リミテッドで使用できるカード
リミテッドで使用できるカードは、開封するブースターパックのカードセットに属するカードに限られる。ブースターパックに含まれている、そのブースターパックのカードセットに属さないカード(プレミアム・カードでない基本土地含み)とチェックリスト・カードは、そのカードを登録するプレイヤーが保持する。
- 例えば、ブースター・ドラフトでゼンディカーのブースターパックに陥没孔/Sinkholeが封入されていた場合、そのブースターパックを登録(開封)したプレイヤーが貰うことができる。しかし、それはゼンディカーのカードでないので、このブースター・ドラフトの間はデッキに入れることはできない。
ただしこのルールには以下の例外がある。
- プレミアム・カードである基本土地は、そのブースターパックのカードセットに属するカードとして扱う。
- ドラゴンの迷路のブースターパックに含まれている、ラヴニカへの回帰やギルド門侵犯の基本でない土地カード(ショックランド)は、ドラゴンの迷路のカードを用いるリミテッドで使用可能である。
- 運命再編のブースターパックに含まれている、タルキール覇王譚の基本でない土地カード(友好色フェッチランド)は、運命再編のカードを用いるリミテッドで使用可能である。
- Masterpiece Seriesに含まれるカードは、該当カード群に含まれるセットを用いるリミテッドで使用可能である。
- 例:Zendikar Expeditionsに含まれるカードは、戦乱のゼンディカーとゲートウォッチの誓いのカードを用いるリミテッドで使用可能。
15枚未満のエラーパックや印刷ミス・初期傷のあるカードなど、トーナメントに不都合なパックやカードが手元に来てしまったときはジャッジに報告すること。
- もちろん1枚を隠し故意に交換などを行うのは重大な不正行為であり、「非紳士的行為 ─ イベント物品の窃盗」として処罰される。
特別的な扱い
一部のリミテッドイベントでは、さらなる例外規定が追加される場合がある。
プレリリース
ラヴニカへの回帰以降のプレリリース・トーナメントにおいては、プレリリース・パックに含まれるプレリリース・カードを使用することができる。
Magic Onlineのリミテッド
カードの現物化の関係上、基本土地もドラフト対象となる。
ニクスへの旅を用いるリミテッド
テーロス・ブロックの神カード全15種類が各1枚ずつ封入されているニクスへの旅ブースターパックを開封した場合、そのパックの全てのカードは開封したプレイヤーが保持し、新たなパックを受け取ってイベント続行が推奨される。ただし、主催者やヘッド・ジャッジの決定により、交換しないでもよい(参考)。
基本セット2019を用いるリミテッド
ブースター・ドラフトでは、基本土地かタップインデュアルランドが通常の基本土地のスロットから出た場合、そのカードはパックに残した状態でのドラフトが推奨される(その為、破滅の龍、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, the Ravagerのチェックリスト・カードが出た場合、その分カードその分を少ないドラフトするプレイヤーが出ることになる)。(参考)
- 例外として、基本セット2019を用いるグランプリのブースター・ドラフトのみ、タップインデュアルランドのみを残した状態でドラフトされる。
シールドでは、(基本土地のスロットから出た)タップインデュアルランドは自分のカードプールに加え入れることができる。