ヘッド・ジャッジ
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ヘッド・ジャッジ/Head Judgeは、トーナメントにおいてジャッジを総括する人で、トーナメントのゲームに関する最高責任者。
認定大会ではヘッド・ジャッジが存在することが義務づけられている。トーナメントの運営に関する最高責任者である「主催者」とヘッド・ジャッジは兼任することができる。
プレイヤーは、ジャッジの裁定に不服がある場合にはヘッド・ジャッジに上訴することができる。その場合はヘッド・ジャッジが裁定を下すが、これはその大会における最終決定となる。たとえその裁定がルール上間違いだったとしても、その大会ではその裁定が正しいことになる。
プレイヤーがジャッジの裁定に問題があると思った場合は、後日DCIに報告することができる。
- ヘッド・ジャッジの裁定は『その大会においては』絶対である。本来であれば間違っているルールでも、ヘッド・ジャッジが正しいと裁定すれば、その大会ではそれが適用される。例えば「ショック/Shockのダメージは2点ではなく3点だ」という明らかな間違いでも、ヘッド・ジャッジがそう裁定したなら(その大会中に限っては)それが正しいのである。プレイヤーがこのようなジャッジをDCIに報告すれば、DCIはそれを受けて、当該ジャッジについて然るべき調査を行うだろう。しかし、調査によって間違いが認められたとしても、後から勝敗が変更されることはない。それ故の『絶対』であり、ヘッド・ジャッジの裁定にかかる責任は重大である。
- 例外として、フィーチャー・マッチなど「その時の手札・戦場・墓地が完全に再現可能」であれば勝敗が変更される場合もある。詳細は日本選手権05を参照。
- 必ずしも認定ジャッジである必要はないが、認定ジャッジであることが望ましい。ただし、グランプリやプロツアーでは定められたレベル以上の認定ジャッジでなければヘッド・ジャッジを務められない。
- 「ヘッド・ジャッジ」とは資格名ではなく役職名である。そのため資格名でもある「ジャッジ」と違い、大会以外でこう呼ばれることはない。