無垢の血/Innocent Blood
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2016年6月2日 (木) 13:30時点における版
1マナの布告。残酷な布告/Cruel Edictより軽い代わりに、自分もクリーチャーを生け贄に捧げなくてはならなくなった。
一見すると2対1交換でカード・アドバンテージを失ってしまう効果だが、例えばこちらがクリーチャーを1枚もコントロールしていなければデメリットは無くなり、ただ1マナ軽いだけの残酷な布告として使える。
序盤からクリーチャーを使わないタイプのデッキやノンクリーチャーなどでは優秀な除去カードとして重宝される。当時のスタンダードやオデッセイ・ブロック構築では黒コントロールやサイカトグの主力除去カードとして活躍した。対戦相手のサイカトグ/Psychatogへの有力な対抗手段となったことも大きい。レガシーでも除去の候補に挙がる。
- この呪文は対象を取らないので、戦場のクリーチャーの有無にかかわらず、唱えられる。生け贄に捧げるクリーチャーがいないなら、単に何もしないだけである。
- 多数のクリーチャーを巻き込むものではないが、対象を取らない、お互いのクリーチャーに効果が及ぶなど、性質としては全体除去に近い。小さな神の怒り/Wrath of Godと表現できる。事実ミルストーリーのごとく、ノンクリーチャーにしてデメリットを防ぎ、除去としてこれを搭載した青黒の石臼/Millstoneデッキがあった。
関連カード
オデッセイの類似カード
オデッセイの特定のカード・タイプのパーマネントを各プレイヤーに生け贄に捧げさせるソーサリー。いずれもコモンであり、黒・赤・緑に存在する。
- 無垢の血/Innocent Blood (クリーチャー)
- 振動/Tremble (土地)
- 簡略化/Simplify (エンチャント)
その他の類似カード
- クリーチャー2体ずつにすると血のやりとり/Barter in Blood。
- クリーチャーではなく多色のパーマネントにするとギルドとの縁切り/Renounce the Guilds。
- お互いのクリーチャーを1体ずつ除去するという点では、消灯/Curfewも似ている。