巻物泥棒/Scroll Thief
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Scroll Thief / 巻物泥棒 (2)(青)
クリーチャー — マーフォーク(Merfolk) ならず者(Rogue)
クリーチャー — マーフォーク(Merfolk) ならず者(Rogue)
巻物泥棒がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、あなたはカードを1枚引く。
1/3知恵の蛇/Ophidianのリメイク。サボタージュ能力が戦闘ダメージを与えたときに変更され、分かりやすくなった。
ダメージを与えながらカードを引ける点が元祖より優秀である。クリーチャー・タイプも支援しやすいマーフォークであり、汎用性も増している。ただしパワーへのマイナス修整やダメージ軽減に弱く、またカードを引くのは強制である点や、ブロック宣言直後にはカードを引けないためわずかにタイミングが遅い(コンバット・トリックが一番上にある時や、マロー/Maroや忍術持ちに影響)など、確実性や特殊な場合で知恵の蛇が勝る場合もある。
元祖同様、カササギ・ブルー型のパーミッションやグッドスタッフに投入することは可能。マナ漏出/Mana Leakなどの軽いカウンター呪文でサポートするとよい。
また、リミテッドでも継続的にアドバンテージを得ることが可能であり、デッキ構築にやや工夫を要するものの強力である。攻撃が通ればカードが引けるため、ブロッカーに除去を使うことが正当化される(特に送還/Unsummonや縮退/Diminishなどは色も合うこともあり、道をこじ開けるのに役立つ)。また、ゴブリンのトンネル掘り/Goblin Tunnelerなどの回避能力を付与するカードとの組み合わせも強力。
リミテッド・構築問わず、同時収録のマーフォークの君主/Merfolk Sovereign(基本セット2011)や真珠三叉矛の達人/Master of the Pearl Trident(基本セット2013)らと相性がよい。
- のちに上位互換として、果敢を持つジェスの盗人/Jhessian Thief、回避能力を得られる門道の密行者/Gateway Sneakが登場している。
- 基本セット2021ではタフネスが低下したが攻撃するだけでドローできる書庫泥棒/Library Larcenistが登場した。英語名は似ていないが、日本語訳はこのカードを意識したものとなっている。