Momir Vig, Simic Visionary Avatar

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{{ヴァンガード
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{{カードテキスト
|カード名=Momir Vig, Simic Visionary
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|カード名=Momir Vig, Simic Visionary Avatar
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|タイプ=ヴァンガード
 
|手札=+0
 
|手札=+0
 
|ライフ=+4
 
|ライフ=+4
|カードテキスト=(X),カードを1枚捨てる:点数で見たマナ・コストがXである、無作為に選ばれたクリーチャー・カード1枚のコピーであるトークンを1体[[戦場]]に出す。この能力は、あなたがソーサリーをプレイできるときにしかプレイできず、1ターンに1回しかプレイできない。
+
|カードテキスト=(X),カードを1枚捨てる:マナ総量がXである、無作為に選ばれたクリーチャー・カード1枚のコピーであるトークンを1体生成する。起動はソーサリーとしてのみ行い、毎ターン1回しか起動できない。
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|アーティスト=UDON (Chris Stevens)
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|背景=legal
 
|背景=legal
 
}}
 
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[[Magic Online Vanguard]]であり、[[ディセンション]]が[[Magic Online]]にてリリースされた際の[[プレミアイベント]]で参加賞として配布された[[Avatar|アバター]]。その[[能力]]は、元となった[[シミックの幻想家、モミール・ヴィグ/Momir Vig, Simic Visionary]]が所属する[[シミック連合/The Simic Combine]]らしい破天荒さである。
 
[[Magic Online Vanguard]]であり、[[ディセンション]]が[[Magic Online]]にてリリースされた際の[[プレミアイベント]]で参加賞として配布された[[Avatar|アバター]]。その[[能力]]は、元となった[[シミックの幻想家、モミール・ヴィグ/Momir Vig, Simic Visionary]]が所属する[[シミック連合/The Simic Combine]]らしい破天荒さである。
  
支払う[[マナ]]を調整する事である程度は調整できるが、確実なのは少ない。1マナ支払って[[サバンナ・ライオン/Savannah Lions]]が出れば嬉しいが、[[呪われたケンタウルス/Accursed Centaur]]が出てきたら悲しい。このアバターを使えばまさに「マジック[[運ゲー]]」(というか別ゲー?)を体感できる。
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[[支払う]][[マナ]]を調整することである程度は調整できるが、確実なのは少ない。1[[マナ]]支払って[[サバンナ・ライオン/Savannah Lions]]が出れば嬉しいが、[[呪われたケンタウルス/Accursed Centaur]]が出てきたら悲しい。このアバターを使えばまさに「[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]][[運ゲー]]」(というか別ゲー?)を体感できる。
  
[[構築]]では、その不安定さから採用しづらいが、高[[マナ]]域のクリーチャーに外れは少ないのでそこをいかしたい。公式サイトの[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/bs62 コラム]では、[[ノンクリーチャー]]の[[白]][[青]][[ウルザトロン|トロン]]において、[[フィニッシャー]]を出す役目を任されている。
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[[構築]]では、その不安定さから採用しづらいが、高[[マナ]]域のクリーチャーに外れは少ないのでそこを活かしたい。公式コラム[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/mtgo-iii-news-and-more-2006-05-25 MTGO III News, and More!]では、[[ノンクリーチャー]]の[[白青]][[ウルザトロン|トロン]]において、[[フィニッシャー]]を出す役目を任されている。
  
*このアバターを専門的に扱う[[Magic Online]]認定フォーマットがある。→[[モミール・ベーシック]]
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*[[除去]]されない[[共鳴者]]と見て使用する考え方もあるだろう。X=0を指定すればタダでカードを捨てられる上に80%以上の確率でクリーチャーまで[[戦場]]に残る。[[戦慄の復活/Dread Return]]との相性は抜群。
**初めは[[カジュアル]]ルームで遊ばれていたプレイヤー独自のルールだったが、その人気の高さからプレミアイベントが[http://boards1.wizards.com/showthread.php?t=650558 開催]され、ついには認定フォーマットとなった。
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*この[[ヴァンガード]]を専門的に扱う[[モミール・ベーシック]]が[[Magic Online]]認定フォーマットとして制定されている。
[[未来予知]]解禁以降は[[Jhoira of the Ghitu]]アバターと組み合わせたものも遊ばれている。
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**はじめは[[カジュアルプレイ|カジュアル]]ルームで遊ばれていた[[プレイヤー]]独自のルールだったが、その人気の高さからプレミアイベントが[http://boards1.wizards.com/showthread.php?t=650558 開催]され、ついには認定フォーマットとなった。[[未来予知]]解禁以降は[[Jhoira of the Ghitu Avatar]]と組み合わせたものも遊ばれている。
 
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*[[除去]]されない[[共鳴者]]と見て使用する考え方もあるだろう。X=0を指定すればタダでカードを捨てられる上に80%の確率でクリーチャーまで戦場に残る。[[戦慄の復活/Dread Return]]との相性は抜群。
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==トークンに関する注釈==
 
==トークンに関する注釈==
*[[トークン]]として戦場に出てくる[[クリーチャー]]は、[[Magic Online]]でサポートされているクリーチャーすべてから無作為に選ばれる。[[Magic Online|こちら]]に記されているカード・セットの他、[[Magic Online Promotional]]に登録されているがまだ使用不可であるクリーチャーからも選ばれる。
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*[[トークン]]として生成される[[クリーチャー]]は、[[Magic Online]]でサポートされているクリーチャーすべてから無作為に選ばれる。Magic Onlineでサポートされているカード・セットの他、[[Magic Online Promotional]]に登録されているがまだ使用不可であるクリーチャーからも選ばれる。
**具体的には[[Sedge Troll]]と[[Two-Headed Giant of Foriys]]である。
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*複数のセットに収録されているクリーチャーが選ばれた場合、必ず最新のセットのイラストが選ばれる。例えば[[セラの天使/Serra Angel]]が選ばれたならば、必ず最近に収録されたものと同じイラストが使われ、枠も[[第8版]]以降のトークン枠である。
*複数のセットに収録されているクリーチャーが選ばれた場合、必ず最新のセットのイラストが選ばれる。例えば[[セラの天使/Serra Angel]]が選ばれたならば、必ず[[第10版]]と同じイラストが使われ、枠も[[第8版]]以降のトークン枠である。
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*これは[[プレイ]]している[[フォーマット]]を考慮しない。[[スタンダード]]の[[ヴァンガード戦]]でも、[[ミラージュ]]の[[聖なる報復者アズマイラ/Asmira, Holy Avenger]]など、古いカードセットのクリーチャーの[[コピー]]が生成されることもある。
*これは[[プレイ]]している[[フォーマット]]を考慮しない。[[スタンダード]]のヴァンガード戦でも、[[ミラージュ]]の[[聖なる報復者アズマイラ/Asmira, Holy Avenger]]など、古いカードセットのクリーチャーの[[コピー]]が戦場に出てくる事もある。
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*[[倍増の季節/Doubling Season]]があれば、ちゃんとトークンは倍の数が生成される。その際は同じクリーチャーのコピー・トークンが2体生成されるが、[[伝説のクリーチャー]]が選ばれると[[状況起因処理]]により片方しか残らない。
*[[倍増の季節/Doubling Season]]があれば、ちゃんとトークンは倍の数が出てくる。その際は同じクリーチャーのコピー・トークンが2体出てくるが、[[伝説の]]クリーチャーが選ばれると[[状況起因効果]]により[[墓地]]送りになってしまう。
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*[[マナ・コスト]]に[[X]]を含むクリーチャーも選ばれる([[マナ総量]]は、X=0 として考える)。
*[[マナ・コスト]]に[[X]]を含むクリーチャーも選ばれる([[点数で見たマナ・コスト]]は、X=0 として考える)。
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*X=0を指定することももちろん可能。その場合は0マナクリーチャー、マナ・コストが(X)や(X)(X)などのクリーチャー、そして[[ドライアドの東屋/Dryad Arbor]]の中から選ばれた物が生成される。[[ファイレクシアの略奪機/Phyrexian Marauder]]などが選ばれた場合は、そのまま[[墓地送り]]となる。
*X=0を指定することももちろん可能。その場合は0マナクリーチャー、マナ・コストがXのクリーチャー、そして[[ドライアドの東屋/Dryad Arbor]]の中から選ばれた物が戦場に出てくる。ただし、[[ファイレクシアの略奪機/Phyrexian Marauder]]が選ばれた場合は、そのまま[[墓地]]送りとなる。
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*Xの数値次第では、該当するカードが1種類のため確実にそれを出せたり、あるいは該当するカードが1枚も存在しなかったりする。詳細は[[モミール・ベーシック#その他]]の項を参照。
*X=7を指定して、ついうっかり[[触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchable]]が出ると悲しい事になる。ちなみにその確率は約0.6%である。
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*[[一なる否命/Iname as One|X=12]]もしくは[[土着のワーム/Autochthon Wurm|15]]、[[ドラコ/Draco|16]]に指定すると、該当クリーチャーが1体しか存在しないので必ずそれが出てくる。
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**X=15は[[B.F.M.(Big Furry Monster)|もう1体]]いるのだが、「クリーチャー・カード1枚」ではないし、そもそも[[アングルード]]は[[Magic Online]]にてサポートされていないので結局選ばれる事はない。
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*X=14を指定する等、その[[点数で見たマナ・コスト]]を持つクリーチャーがいない場合、トークンは[[戦場]]にでない。
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==参考==
 
==参考==
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*[http://chriss2d.deviantart.com/art/MtG-Online-Momir-Vig-125993734 MtG Online- Momir Vig by *chriss2d] (deviantARTに投稿された画像)
 
*[[シミックの幻想家、モミール・ヴィグ/Momir Vig, Simic Visionary]]
 
*[[シミックの幻想家、モミール・ヴィグ/Momir Vig, Simic Visionary]]
 
*[[モミール・ベーシック]]
 
*[[モミール・ベーシック]]
 
*[[カード個別評価:Magic Online Vanguard]]
 
*[[カード個別評価:Magic Online Vanguard]]

2022年12月9日 (金) 12:42時点における最新版


ヴァンガード

Momir Vig, Simic Visionary Avatar
ヴァンガード
手札 +0/ライフ +4

(X),カードを1枚捨てる:マナ総量がXである、無作為に選ばれたクリーチャー・カード1枚のコピーであるトークンを1体生成する。起動はソーサリーとしてのみ行い、毎ターン1回しか起動できない。

アーティスト:UDON (Chris Stevens)


Magic Online Vanguardであり、ディセンションMagic Onlineにてリリースされた際のプレミアイベントで参加賞として配布されたアバター。その能力は、元となったシミックの幻想家、モミール・ヴィグ/Momir Vig, Simic Visionaryが所属するシミック連合/The Simic Combineらしい破天荒さである。

支払うマナを調整することである程度は調整できるが、確実なのは少ない。1マナ支払ってサバンナ・ライオン/Savannah Lionsが出れば嬉しいが、呪われたケンタウルス/Accursed Centaurが出てきたら悲しい。このアバターを使えばまさに「マジック運ゲー」(というか別ゲー?)を体感できる。

構築では、その不安定さから採用しづらいが、高マナ域のクリーチャーに外れは少ないのでそこを活かしたい。公式コラムMTGO III News, and More!では、ノンクリーチャー白青トロンにおいて、フィニッシャーを出す役目を任されている。

[編集] トークンに関する注釈

[編集] 参考

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