苔橋のトロール/Mossbridge Troll

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<!-- ローウィンの秘匿を持つ土地に類似したカード名、イラスト、同じような条件を踏まえることで能力が発動できることから、それら秘匿土地と関連性があると考え、また秘匿という言葉と、そのイラストからフレーバー的に「隠れている」という表現を文中で使用しています。2008/06/14 Merrow No.04 -->
 
<!-- ローウィンの秘匿を持つ土地に類似したカード名、イラスト、同じような条件を踏まえることで能力が発動できることから、それら秘匿土地と関連性があると考え、また秘匿という言葉と、そのイラストからフレーバー的に「隠れている」という表現を文中で使用しています。2008/06/14 Merrow No.04 -->
[[シャドウムーア/Shadowmoor]]で登場した、[[ローウィン/Lorwyn]]の "秘匿を持つ土地" に関連する、[[緑]]の[[大型クリーチャー]]。
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[[シャドウムーア]]で登場した、[[ローウィン]]の "秘匿を持つ土地" に関連する、[[緑]]の[[大型クリーチャー]]。
  
普段は[[苔汁の橋/Mosswort Bridge]]に隠れているらしい。よく見ると木にそっくりなコイツの手が見える。
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自動[[再生]][[能力]]と、(条件付きではあるが)自分の[[コントロール]]る[[クリーチャー]]を[[タップ]]するだけで、自身の[[パワー]]/[[タフネス]]に[[ターン終了時まで]]'''+20/+20'''もの[[修整]]を受けられるという、破格の[[能力]]を持つ。
*参考:{{日本語画像|Mosswort Bridge|苔汁の橋/Mosswort Bridgeの画像}}、{{日本語画像|Mossbridge Troll|苔橋のトロール/Mossbridge Trollの画像}}
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ただその条件がクリアできる、つまり自分のコントロールするクリーチャーのパワーの合計が10以上であるならば、単純にそいつらで[[アタック]]すればいいわけで、なにもこの能力を使うまでもない場合が多い。むしろそれだけ自軍のクリーチャーのパワーがあり、コイツを[[プレイ]]するだけの[[マナ]]があるならば[[踏み荒らし/Overrun]]などを使ったほうがまだ現実味があると言える。(→[[オーバーキル]])
  
自動[[再生]][[能力]]と、(条件付きではあるが)自分の[[コントロール]]する[[クリーチャー]][[タップ]]するだけで、自身の[[パワー]]/[[タフネス]][[ターン終了時まで]]'''+20/+20'''もの[[修整]]を受けられるという、
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クリーチャーをタップするという[[コスト]]を要求するため、かえって能力を使ってしまうと[[アタッカー]]の頭数が減ってしまい、[[対戦相手]][[攻撃]]が通しづらくなってしまう。最悪[[アタッカー]]がコイツだけになってしまうと、元から[[回避能力]]を持っていないため、各種[[トークン]]など[[小型クリーチャー]][[チャンプブロック]]され、アタックが防がれる可能性が生まれてしまう。これなら[[トランプル]]くらい欲しかった気もするが、それだと明らかにオーバーパワーである。これくらいのスペックが妥当なのだろう。
破格の[[能力]]を持つ。
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ただその条件がクリアできる、つまり自分の[[コントロール]]する[[クリーチャー]]の[[パワー]]の合計が10以上であるならば、単純にそいつらで[[アタック]]すればいいわけで、なにもこの能力を使うまでもない場合が多い。むしろそれだけ自軍の[[クリーチャー]]の[[パワー]]があり、コイツを[[プレイ]]するだけの[[マナ]]があるならば[[踏み荒らし/Overrun]]などを使ったほうがまだ現実味があると言える。
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むしろこの能力は、ブロックを行う時の方が使いやすい。他のクリーチャーと一緒にブロックに参加し、他のクリーチャーをタップすることで、持ち前の[[再生]][[能力]]とあわせてほぼ無敵の[[ブロッカー]]が誕生する。そういう意味でどちらかといえば[[リミテッド]]向きの[[カード]]と言えるかもしれない。
*(→[[オーバーキル]])
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[[クリーチャー]]を[[タップ]]するという[[コスト]]を要求するため、かえって[[能力]]を使ってしまうと[[アタッカー]]の頭数が減ってしまい、[[対戦相手]]に[[攻撃]]が通しづらくなってしまう。
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最悪[[アタッカー]]がコイツだけになってしまうと、元から[[回避能力]]を持っていないため、各種[[トークン]]など[[小型クリーチャー]]に[[チャンプブロック]]され、[[アタック]]が防がれる可能性が生まれてしまう。これなら[[トランプル]]くらい欲しかった気もするが、それだと明らかにオーバーパワーである。これくらいのスペックが妥当なのだろう。
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むしろこの[[能力]]は、[[ブロック]]を行う時の方が使いやすい。他の[[クリーチャー]]と一緒に[[ブロック]]に参加し、他の[[クリーチャー]]を[[タップ]]することで、持ち前の[[再生]][[能力]]とあわせてほぼ無敵の[[ブロッカー]]が誕生する。そういう意味でどちらかといえば[[リミテッド]]向きの[[カード]]と言えるかもしれない。
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この[[再生]][[能力]]は間違えやすいが "破壊されない" ではなく、'''"破壊されるが、再生する"'''であることに注意。[[恐怖/Terror]]を始めとする、[[再生]]を許さない[[除去]]には耐性が無い。
 
この[[再生]][[能力]]は間違えやすいが "破壊されない" ではなく、'''"破壊されるが、再生する"'''であることに注意。[[恐怖/Terror]]を始めとする、[[再生]]を許さない[[除去]]には耐性が無い。
*[[再生]]したら、もちろん[[タップ]]を忘れずに。
 
  
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せっかくだから、[[苔汁の橋/Mosswort Bridge]]の[[秘匿]]で出してあげよう。隠れている先だけあって、[[秘匿]]によってプレイした場合、[[能力]]の発動条件を満たしていることになる。
  
せっかくだから、[[苔汁の橋/Mosswort Bridge ]][[秘匿]]で出してあげよう。隠れている先だけあって、[[秘匿]]によってプレイした場合、[[能力]]の発動条件を満たしていることになる。
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*[[再生]]したら、もちろん[[タップ]]を忘れずに。
 
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*普段は[[苔汁の橋/Mosswort Bridge]]に隠れているらしい。よく見ると木にそっくりなコイツの手が見える。
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**参考:{{日本語画像|Mosswort Bridge|苔汁の橋/Mosswort Bridgeの画像}}、{{日本語画像|Mossbridge Troll|苔橋のトロール/Mossbridge Trollの画像}}
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==

2008年6月14日 (土) 17:42時点における版


Mossbridge Troll / 苔橋のトロール (5)(緑)(緑)
クリーチャー — トロール(Troll)

苔橋のトロールが破壊される場合、それを再生する。
苔橋のトロール以外のあなたがコントロールするアンタップ状態のクリーチャーを、パワーの合計が10以上になるように望む数だけタップする:苔橋のトロールはターン終了時まで+20/+20の修整を受ける。

5/5

シャドウムーアで登場した、ローウィンの "秘匿を持つ土地" に関連する、大型クリーチャー

自動再生能力と、(条件付きではあるが)自分のコントロールクリーチャータップするだけで、自身のパワー/タフネスターン終了時まで+20/+20もの修整を受けられるという、破格の能力を持つ。

ただその条件がクリアできる、つまり自分のコントロールするクリーチャーのパワーの合計が10以上であるならば、単純にそいつらでアタックすればいいわけで、なにもこの能力を使うまでもない場合が多い。むしろそれだけ自軍のクリーチャーのパワーがあり、コイツをプレイするだけのマナがあるならば踏み荒らし/Overrunなどを使ったほうがまだ現実味があると言える。(→オーバーキル

クリーチャーをタップするというコストを要求するため、かえって能力を使ってしまうとアタッカーの頭数が減ってしまい、対戦相手攻撃が通しづらくなってしまう。最悪アタッカーがコイツだけになってしまうと、元から回避能力を持っていないため、各種トークンなど小型クリーチャーチャンプブロックされ、アタックが防がれる可能性が生まれてしまう。これならトランプルくらい欲しかった気もするが、それだと明らかにオーバーパワーである。これくらいのスペックが妥当なのだろう。

むしろこの能力は、ブロックを行う時の方が使いやすい。他のクリーチャーと一緒にブロックに参加し、他のクリーチャーをタップすることで、持ち前の再生能力とあわせてほぼ無敵のブロッカーが誕生する。そういう意味でどちらかといえばリミテッド向きのカードと言えるかもしれない。

この再生能力は間違えやすいが "破壊されない" ではなく、"破壊されるが、再生する"であることに注意。恐怖/Terrorを始めとする、再生を許さない除去には耐性が無い。

せっかくだから、苔汁の橋/Mosswort Bridge秘匿で出してあげよう。隠れている先だけあって、秘匿によってプレイした場合、能力の発動条件を満たしていることになる。

関連カード

サイクル

シャドウムーアで登場した、ローウィン秘匿を持つ土地に関連したクリーチャーサイクル。各色に対応した秘匿を持つ土地が要求する特定の条件下で、真価を発揮する。

参考

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