永遠の大釜/The Cauldron of Eternity

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[[エルドレイン/Eldraine#ロークスワイン/Locthwain|ロークスワイン/Locthwain]]の[[伝説のアーティファクト]]。[[墓地]]の[[クリーチャー]]の数だけ[[コスト]]が減る、[[リアニメイト]]・エンジン。
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*モチーフは、中世西ヨーロッパの[[Wikipedia:ja:聖杯伝説|聖杯伝説]]に登場する「[[Wikipedia:ja:聖杯|聖杯]]」<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/187767376213/i-understand-that-not-everything-could-be-mono I understand that not everything could be mono...]([[Blogatog]] [[2019年]]9月16日)</ref>。聖杯伝説と[[Wikipedia:ja:アーサー王物語|アーサー王伝説]]は複雑に結びついており、一説には聖杯探索の末に[[Wikipedia:ja:ガラハッド|ガラハッド]]らが発見に成功したとされる。
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繰り返しリアニメイトをしたい[[デッキ]]ならクリーチャーの数自体もそれなりに多くなりがちであり、5枚落とすだけでコスト減少が完了するのであればそれほど厳しい手順ではないだろう。
**[[Wikipedia:ja:ケルト神話|ケルト神話]]にはしばしば「大釜」が登場し、『[[Wikipedia:ja:スィールの娘ブランウェン|スィールの娘ブランウェン]]』の大釜など、死者を蘇らせる力を持つとされることもある。これらの大釜に関する伝承が、後の聖杯伝説に繋がったと考えられている。
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ただし、[[戦場]]にある限り[[死亡]]した自軍クリーチャーが墓地ではなく[[ライブラリー]]に返されてしまうというデメリットがある。墓地[[リソース]]が徐々に失われてしまうため、早めに出した結果、リアニメイトしたクリーチャーに即時対応されるのを繰り返しているうちに打ち止めになってしまった、という展開が考えられる。もっとも、あくまで死亡限定なので、戦場を経由しない墓地[[肥やす|肥やし]]手段によって補充することはできる。
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大量リアニメイトということでスタンダードでは[[戦慄衆の指揮/Command the Dreadhorde]]との比較になるか。爆発力、蘇生できる範囲は向こうのほうが上なのでまずライフ回復ができる大物を釣るなどして差別化を図りたいところ。
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[[リミテッド]]で上手く出せた場合の強力さは疑いようもない。とはいえコストが減らないと間違いなく[[腐る]]ので、できれば墓地肥やしのできる[[青黒]]で組みたいところ。
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[[エクスプローラー]]では墓地に落とす枚数が1枚とデッキに[[王神の贈り物/God-Pharaoh's Gift]]を足すだけで、色マナがいらず同じ支払いコストでより強い動きを行える[[来世への門/Gate to the Afterlife]]が存在するため2種目としての採用になりがち。
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[[ヒストリック]]では死亡クリーチャーがデッキに戻る点が活用でき、生贄に捧げる手段と[[ライブラリー]]から[[サーチ]]するカードを組み合わせたループパーツとなる。
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*[[マナ総量]]が12あるが、これは[[アン・カード]]を除くと、「クリーチャーではない[[アーティファクト]]」として過去最高(これまでの最大は[[アラジンのランプ/Aladdin's Lamp]]の10)、また「[[黒]][[単色]]の[[呪文]]」としても過去最高(これまでの最大は[[催眠魔/Hypnox]]の11)である。
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**登場時の[[スタンダード]]でも、同居する[[大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator]]で、[[ダークスティールの巨像/Darksteel Colossus]]をも超える[[ファッティ]]に変えることも可能。
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*モチーフは、中世西ヨーロッパの[[Wikipedia:ja:聖杯伝説|聖杯伝説]]に登場する「[[Wikipedia:ja:聖杯|聖杯]]」<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/187767376213/i-understand-that-not-everything-could-be-mono I understand that not everything could be mono...]([[Blogatog]] [[2019年]]9月16日)</ref>。また、[[Wikipedia:ja:マビノギオン|マビノギオン]][[Wikipedia:ja:スィールの娘ブランウェン|スィールの娘ブランウェン]]』『[[Wikipedia:en:Peredur son of Efrawg|エヴラウグの息子ペレドゥルの物語]]』に登場する「[[Wikipedia:en:Pair Dadeni|再生の大釜(''The Cauldron of Rebirth'')]]」もモチーフになっているものと思われる。「聖杯」は傷病を癒すなどの奇跡を起こし、「再生の大釜」は[[リアニメイト|死者を蘇らせる]]力を持つ。
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**マビノギオンに代表される[[Wikipedia:ja:ケルト神話|ケルトの伝承]]には「死者を蘇らせる」「[[Wikipedia:ja:ダグザ|無限の粥を生み出す]]」といった力を持つ大釜が登場し、それらが聖杯の原型となり後の聖杯伝説に繋がったと考えられている。
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**聖杯伝説と[[Wikipedia:ja:アーサー王物語|アーサー王伝説]]は複雑に結びついており、一説には聖杯探索の末に[[Wikipedia:ja:ガラハッド|ガラハッド]]らが発見に成功したとされる。
  
 
==関連カード==
 
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===サイクル===
 
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{{サイクル/エルドレインの王権の伝説のアーティファクト}}
 
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==ストーリー==
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'''永遠の大釜'''/''The Cauldron of Eternity''は、[[ロークスワイン/Locthwain]]がかつて所有していた遺物({{Gatherer|id=473044}})。美徳の一つ、執念/Persistenceの体現である。
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相応しき生者に[[永遠の若さ/Forever Young|永遠の若さ]]を与え、死者をも蘇らせるという巨大な石釜。「錨」たる大釜を失って以来、[[ロークスワイン城/Castle Locthwain#ストーリー|ロークスワイン城/Castle Locthwain]]は宙に浮いたままとなっている。この遺物を求めて探索に赴き、命を落とす[[騎士]]は後を絶たない。
  
 
==脚注==
 
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==ストーリー==
 
'''永遠の大釜'''/''The Cauldron of Eternity''は、[[エルドレイン/Eldraine#ロークスワイン/Locthwain|ロークスワイン/Locthwain]]がかつて所有していた秘宝。生者に[[永遠の若さ/Forever Young|永遠の若さ]]を与え、死者をも蘇らせるという。大釜を失って以来、[[ロークスワイン城/Castle Locthwain]]は宙に浮いたままとなっている。この秘宝を求めて探索に赴き、命を落とす騎士は後を絶たない。
 
  
 
==参考==
 
==参考==

2023年2月18日 (土) 13:49時点における最新版


The Cauldron of Eternity / 永遠の大釜 (10)(黒)(黒)
伝説のアーティファクト

この呪文を唱えるためのコストは、あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚につき(2)少なくなる。
あなたがコントロールしているクリーチャーが1体死亡するたび、それをオーナーのライブラリーの一番下に置く。
(2)(黒),(T),2点のライフを支払う:あなたの墓地からクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを戦場に戻す。起動はソーサリーとしてのみ行う。


ロークスワイン/Locthwain伝説のアーティファクト墓地クリーチャーの数だけコストが減る、リアニメイト・エンジン。

最低2マナ唱えることができ、3マナ+ライフ2点+タップで繰り返しリアニメイトできるという効率はかなりのもの。唱えたターンから実質5マナのリアニメイトとなるため、コスト減少が万全ならテンポも悪くない。

繰り返しリアニメイトをしたいデッキならクリーチャーの数自体もそれなりに多くなりがちであり、5枚落とすだけでコスト減少が完了するのであればそれほど厳しい手順ではないだろう。

ただし、戦場にある限り死亡した自軍クリーチャーが墓地ではなくライブラリーに返されてしまうというデメリットがある。墓地リソースが徐々に失われてしまうため、早めに出した結果、リアニメイトしたクリーチャーに即時対応されるのを繰り返しているうちに打ち止めになってしまった、という展開が考えられる。もっとも、あくまで死亡限定なので、戦場を経由しない墓地肥やし手段によって補充することはできる。

大量リアニメイトということでスタンダードでは戦慄衆の指揮/Command the Dreadhordeとの比較になるか。爆発力、蘇生できる範囲は向こうのほうが上なのでまずライフ回復ができる大物を釣るなどして差別化を図りたいところ。

リミテッドで上手く出せた場合の強力さは疑いようもない。とはいえコストが減らないと間違いなく腐るので、できれば墓地肥やしのできる青黒で組みたいところ。

エクスプローラーでは墓地に落とす枚数が1枚とデッキに王神の贈り物/God-Pharaoh's Giftを足すだけで、色マナがいらず同じ支払いコストでより強い動きを行える来世への門/Gate to the Afterlifeが存在するため2種目としての採用になりがち。

ヒストリックでは死亡クリーチャーがデッキに戻る点が活用でき、生贄に捧げる手段とライブラリーからサーチするカードを組み合わせたループパーツとなる。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

エルドレインの王権伝説のアーティファクトサイクル。各に1枚ずつ存在する有色アーティファクトで、何かの数に応じて唱えるためのコストが少なくなる。稀少度神話レア

ストーリー上は、いずれもエルドレイン/Eldraineの五つの宮廷それぞれにとっての重要なアイテムである。

[編集] ストーリー

永遠の大釜/The Cauldron of Eternityは、ロークスワイン/Locthwainがかつて所有していた遺物(イラスト)。美徳の一つ、執念/Persistenceの体現である。

相応しき生者に永遠の若さを与え、死者をも蘇らせるという巨大な石釜。「錨」たる大釜を失って以来、ロークスワイン城/Castle Locthwainは宙に浮いたままとなっている。この遺物を求めて探索に赴き、命を落とす騎士は後を絶たない。

[編集] 脚注

  1. I understand that not everything could be mono...Blogatog 2019年9月16日)

[編集] 参考

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