揺るぎないサルカン/Sarkhan Unbroken

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(whisper対応確認)
 
(8人の利用者による、間の9版が非表示)
1行: 1行:
 
{{#card:Sarkhan Unbroken}}
 
{{#card:Sarkhan Unbroken}}
  
[[タルキール龍紀伝]]で登場した4枚目の[[サルカン]]。[[忠誠度能力]]は、[[引く|ドロー]][[マナ]]生成、[[ドラゴン]]・[[トークン]]生成、ドラゴンの[[サーチ]]+[[展開]]。
+
[[タルキール龍紀伝]]で登場した4枚目の[[サルカン]]。[[忠誠度能力]]は、[[引く|ドロー]]+[[マナ]]生成、[[ドラゴン]]・[[トークン]]生成、[[ライブラリー]]からのドラゴンの[[サーチ]]+[[展開]]。
  
 
;+1能力
 
;+1能力
10行: 10行:
 
;-2能力
 
;-2能力
 
:4/4[[飛行]]のドラゴン・トークンを[[戦場に出す]]。
 
:4/4[[飛行]]のドラゴン・トークンを[[戦場に出す]]。
:[[アタッカー]]としても、[[対戦相手]]の[[攻撃]]からサルカン自身を守る[[ブロッカー]]としても、トークン生成は実用性が高い。
+
:[[ボード・アドバンテージ]]に直結した能力。[[サイズ]]に優れ、[[アタッカー]]としても、[[対戦相手]]の[[攻撃]]からサルカン自身を守る[[ブロッカー]]としても実用性が高い。
  
 
;-8能力
 
;-8能力
16行: 16行:
 
:どの程度役立つかは[[デッキ]]次第だが、基本的に[[サイズ]]が大きいドラゴンならば3体程度出すだけでもかなりの優勢となるだろう。[[嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragon]]のような[[速攻]]持ちのドラゴンを大量展開できれば即座に[[勝利]]することも不可能ではない。
 
:どの程度役立つかは[[デッキ]]次第だが、基本的に[[サイズ]]が大きいドラゴンならば3体程度出すだけでもかなりの優勢となるだろう。[[嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragon]]のような[[速攻]]持ちのドラゴンを大量展開できれば即座に[[勝利]]することも不可能ではない。
  
3色5[[マナ]]という[[重い|重さ]]に加えて、初期忠誠度もそれほど高くないのは弱点と言える。[[コントロール (デッキ)|コントロール]]系の[[デッキ]][[アドバンテージ]]源として採用し、稼いだアドバンテージを利用して上手く守りたい。
+
いずれの忠誠度能力も[[アドバンテージ]]を簡単に稼げるものばかりであり、+1能力・-2能力共に[[デッキタイプ]]を問わない汎用性の高さが魅力。その反面、[[青赤緑]]3色の[[色拘束]]、5[[マナ]]という[[重い|重さ]]に加え、初期忠誠度もそれほど高くないのは弱点と言える。稼いだアドバンテージを利用して上手く守りたい。
  
*同一[[ブロック (総称)|ブロック]]で同じ[[プレインズウォーカー・タイプ]]を持つプレインズウォーカーが2種類登場した、初めての例となる。
+
*同一[[ブロック (総称)|ブロック]]で同じ[[プレインズウォーカー・タイプ]]を持つ[[プレインズウォーカー]]が2種類登場した、初めての例となる。同じく一人のプレインズウォーカーとしては、初の4色目を持った('''[[赤]][[緑]]'''→'''[[黒]]'''赤→赤[[単色]]→緑'''[[青]]'''赤)ことにもなる。
 +
*[[プレインズウォーカー、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, Planeswalker]]に次いで、2番目に登場した3色のプレインズウォーカーである。サルカンはかつて[[ニコル・ボーラス/Nicol Bolas (ストーリー)|ニコル・ボーラス]]に支配されていたが、それを考えると感慨深いものがある。
 +
*最初は[[ジャンド/Jund]]の色([[黒赤緑]])になる予定だったが、[[リミテッド]]でも[[スタンダード]]でもその色の[[デッキ]]がほとんど存在しなかったので青赤緑に変更された<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/latest-developments/m-files-dragons-tarkir-part-2-2015-03-27 The M Files: Dragons of Tarkir, Part 2]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0014554/# Mファイル『タルキール龍紀伝』編・パート2](Latest Developments [[2015年]]3月27日 [[Sam Stoddard]]著)</ref>。
 +
*[[タルキール龍紀伝]][[ゲームデー]]における優勝賞品のプレイマットの絵柄に起用されている。
 +
*2024年の[[干支プロモ]]として選ばれている。
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==
*[[サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol]]
+
{{キャラクターを表すカード/サルカン・ヴォル}}
*[[狂乱のサルカン/Sarkhan the Mad]]
+
*[[龍語りのサルカン/Sarkhan, the Dragonspeaker]]
+
  
 
==ストーリー==
 
==ストーリー==
[[タルキール/Tarkir]]の過去を改変し、現代に戻ってきたサルカン/Sarkhan。
+
[[タルキール/Tarkir]]の過去を改変し、現代に戻ってきた'''サルカン'''/''Sarkhan''。
  
 
詳細は[[サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol (ストーリー)]]を参照。
 
詳細は[[サルカン・ヴォル/Sarkhan Vol (ストーリー)]]を参照。
 +
 +
==脚注==
 +
<references/>
  
 
==参考==
 
==参考==
 +
*[[マナを生み出すがマナ能力でないカード]]
 +
*[[サーチカード]]([[機能別カードリスト]])
 
*[[カード個別評価:タルキール龍紀伝]] - [[神話レア]]
 
*[[カード個別評価:タルキール龍紀伝]] - [[神話レア]]
 +
*[[War of the Spark Mythic Edition]]
 
__NOTOC__
 
__NOTOC__

2023年12月24日 (日) 01:19時点における最新版


Sarkhan Unbroken / 揺るぎないサルカン (2)(緑)(青)(赤)
伝説のプレインズウォーカー — サルカン(Sarkhan)

[+1]:カードを1枚引く。その後、好きな色1色のマナ1点を加える。
[-2]:飛行を持つ赤の4/4のドラゴン(Dragon)・クリーチャー・トークンを1体生成する。
[-8]:あなたのライブラリーから望む数のドラゴン・クリーチャー・カードを探し、それらを戦場に出す。その後、ライブラリーを切り直す。

4

タルキール龍紀伝で登場した4枚目のサルカン忠誠度能力は、ドロー+マナ生成、ドラゴントークン生成、ライブラリーからのドラゴンのサーチ展開

+1能力
1枚カード引くとともに、好きな色マナを1点生成する。
忠誠度を上げながら確実にハンド・アドバンテージを稼げるのは便利。
色マナは1点しか生み出さないためマナ加速としては些細なものだが、これ自体が3色であることを考えると必然的に多色デッキで使うことになるため、マナ基盤の安定化にわずかでも貢献できるのは悪くない。
-2能力
4/4飛行のドラゴン・トークンを戦場に出す
ボード・アドバンテージに直結した能力。サイズに優れ、アタッカーとしても、対戦相手攻撃からサルカン自身を守るブロッカーとしても実用性が高い。
-8能力
ライブラリーから好きな枚数のドラゴン・クリーチャー探して戦場に出す。かのドラゴンストームを体現したかのような能力。
どの程度役立つかはデッキ次第だが、基本的にサイズが大きいドラゴンならば3体程度出すだけでもかなりの優勢となるだろう。嵐の息吹のドラゴン/Stormbreath Dragonのような速攻持ちのドラゴンを大量展開できれば即座に勝利することも不可能ではない。

いずれの忠誠度能力もアドバンテージを簡単に稼げるものばかりであり、+1能力・-2能力共にデッキタイプを問わない汎用性の高さが魅力。その反面、青赤緑3色の色拘束、5マナという重さに加え、初期忠誠度もそれほど高くないのは弱点と言える。稼いだアドバンテージを利用して上手く守りたい。

[編集] 関連カード

[編集] ストーリー

タルキール/Tarkirの過去を改変し、現代に戻ってきたサルカン/Sarkhan

詳細はサルカン・ヴォル/Sarkhan Vol (ストーリー)を参照。

[編集] 脚注

  1. The M Files: Dragons of Tarkir, Part 2/Mファイル『タルキール龍紀伝』編・パート2(Latest Developments 2015年3月27日 Sam Stoddard著)

[編集] 参考

QR Code.gif