ヘイトレッド

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
17行: 17行:
 
しかし、その漢らしい[[スーサイド]]な構成と、攻撃が通った後に[[インスタント・タイミング]]で打ち込まれる[[憎悪/Hatred]]の爽快感から、ファンがやたらに多いデッキでもある。
 
しかし、その漢らしい[[スーサイド]]な構成と、攻撃が通った後に[[インスタント・タイミング]]で打ち込まれる[[憎悪/Hatred]]の爽快感から、ファンがやたらに多いデッキでもある。
  
[[支払う|赤]]相手だと、[[憎悪/Hatred]]で[[ペイ]]19[[ライフ]]でもしようものなら[[ショック/Shock]]1枚で自分が即死してしまう。
+
[[赤]]相手だと、[[憎悪/Hatred]]で[[支払う|ペイ]]19[[ライフ]]でもしようものなら[[ショック/Shock]]1枚で自分が即死してしまう。
 
現在でも、「[[憎悪/Hatred]]といえば、[[ショック/Shock]]」という風にセットとして定着してしまっている感がある。
 
現在でも、「[[憎悪/Hatred]]といえば、[[ショック/Shock]]」という風にセットとして定着してしまっている感がある。
 +
 
「Hate Red」(赤嫌い)=ヘイトレッド というジョークもあるようだ。
 
「Hate Red」(赤嫌い)=ヘイトレッド というジョークもあるようだ。
  

2008年3月10日 (月) 14:41時点における版

目次

ヘイトレッド(Hatred)

憎悪/Hatredの入ったスーサイドブラックを、憎悪/Hatredの名を取って特にこう呼ぶ。 (正しい発音は「ヘイトッド」が近い)


Hatred / 憎悪 (3)(黒)(黒)
インスタント

この呪文を唱えるための追加コストとして、X点のライフを支払う。
クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+X/+0の修整を受ける。



Dauthi Slayer / ダウスィーの殺害者 (黒)(黒)
クリーチャー — ダウスィー(Dauthi) 兵士(Soldier)

シャドー
ダウスィーの殺害者は、可能なら各戦闘で攻撃する。

2/2


Dauthi Horror / ダウスィーの怪物 (1)(黒)
クリーチャー — ダウスィー(Dauthi) ホラー(Horror)

シャドー
ダウスィーの怪物は白のクリーチャーによってはブロックされない。

2/1

 


3〜5ターン以内に勝負を決める爆発力がすばらしいデッキだったが、火力に絶望的に弱い。 憎悪/Hatredの来るスピード次第ではどんなデッキにも勝てる可能性を持っているが、やはり安定性に欠けているのは致命的であり、ポテンシャルの高いデッキであるが世界選手権99でのベスト16以上の成績は残せないでいる。

しかし、その漢らしいスーサイドな構成と、攻撃が通った後にインスタント・タイミングで打ち込まれる憎悪/Hatredの爽快感から、ファンがやたらに多いデッキでもある。

相手だと、憎悪/Hatredペイ19ライフでもしようものならショック/Shock1枚で自分が即死してしまう。 現在でも、「憎悪/Hatredといえば、ショック/Shock」という風にセットとして定着してしまっている感がある。

「Hate Red」(赤嫌い)=ヘイトレッド というジョークもあるようだ。

東野将幸が、史上最悪と謳われた青のコンボデッキ、MoMaメタで使用して日本選手権で優勝を飾っている。→*1

  • 「特定のカードの組み合わせで」「一撃でゲームが終わる」その様子から、これをコンボデッキと呼ぶ人も居る。

彼ら曰く「瞬殺デッキ特有の後味の悪さを味わわなくて済む瞬殺デッキ」らしい。

  • 憎悪/Hatredと、それを打てるだけのマナがある状態で攻撃が通ると、打ち込む方も打ち込まれる方もドキドキである。

ライフが全快であろうとも、次の一瞬でどちらかが即死する可能性があるのだから。

初手の組み合わせとして『沼+暗黒の儀式/Dark Ritual×3+冥界の影+憎悪』など。

スタンダード版 [#stand]

aligen="center" LEFT:
メインデッキ (60)
クリーチャー (18)
4 カーノファージ/Carnophage
4 ダウスィーの怪物/Dauthi Horror
2 ダウスィーの大将軍/Dauthi Warlord
4 ダウスィーの殺害者/Dauthi Slayer
2 走り回るスカージ/Skittering Skirge
2 ダウスィーの匪賊/Dauthi Marauder
インスタント・ソーサリー (17)
4 暗黒の儀式/Dark Ritual
2 吸血の教示者/Vampiric Tutor
4 憎悪/Hatred
4 強迫/Duress
3 呆然/Stupor
エンチャント・アーティファクト (5)
4 肉占い/Sarcomancy
1 呪われた巻物/Cursed Scroll
土地 (20)
16 沼/Swamp
2 不毛の大地/Wasteland
2 裏切り者の都/City of Traitors
サイドボード
2 恐怖/Terror
3 非業の死/Perish
4 夜の戦慄/Dread of Night
3 偏頭痛/Megrim
3 呪われた巻物/Cursed Scroll

極端にいえば、暗黒の儀式/Dark Ritualから1ターン目に3体の2/2クリーチャーが出る可能性もあり、爆発力はあるが不安定な憎悪/Hatredには依存しきらないデッキ構造になっている。

呆然/Stuporは、当時猛威を振るっていた最凶デッキMoMaへのメタゲームの結果。

精神力/Mind Over Matterを機能不全に陥らせるこのカードは普通にプレイしても良いし、相手の実物提示教育/Show and Tellによって出すことも狙われている。

エクステンデッド版 [#EX]

aligen="center" LEFT:
メインデッキ (60)
クリーチャー (16)
4 カーノファージ/Carnophage
4 ダウスィーの怪物/Dauthi Horror
4 ダウスィーの殺害者/Dauthi Slayer
4 ファイレクシアの抹殺者/Phyrexian Negator
呪文 (24)
4 暗黒の儀式/Dark Ritual
3 憎悪/Hatred
4 強迫/Duress
4 Demonic Consultation
1 ケアヴェクの悪意/Kaervek's Spite
4 肉占い/Sarcomancy
1 闇の旋動/Spinning Darkness
3 暴露/Unmask
1 呪われた巻物/Cursed Scroll
土地 (20)
16 沼/Swamp
4 裏切り者の都/City of Traitors
サイドボード
3 呪われた巻物/Cursed Scroll
4 無のロッド/Null Rod
2 マスティコア/Masticore
2 非業の死/Perish
3 抵抗の宝球/Sphere of Resistance

参考

QR Code.gif