逃げ足速い生存主義者、ノリン/Norin, Swift Survivalist
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伝説のクリーチャー — 人間(Human) 臆病者(Coward)
逃げ足速い生存主義者、ノリンではブロックできない。
あなたがコントロールしているクリーチャー１体がブロックされた状態になるたび、それを追放してもよい。このターン、追放領域にあるそのカードをプレイしてもよい。
時のらせん以来の登場となるノリン/Norin。ブロック制限を持つが自分のクリーチャーがブロックされると追放領域に逃げ出せるようになる伝説の人間・臆病者。
明滅とは違い、マナ・コストを支払わなければ戻ってこない。攻撃してブロックされる必要もあるのでETBや戦場を離れる際の誘発型能力を目当てに使うには取り回しが悪い一方で、唱えなおすことが出来るのであれば何体でも追放領域に逃がせるため、通常であればブロッカーに構えられると誘発させづらくなる攻撃誘発型能力を繰り返し使う補助になる他、アンタップ状態になるので疑似的な警戒のように機能させることも可能。
リミテッドではクリーチャー同士の戦闘が主軸となるため、チャンプアタックでも戦力を残せるというのは重要。引きつければ逃げだして本命の打点を通し、無視されたらファッティ同士の戦闘を横目にクロックを刻むといった使い方が出来る。本人も1マナ2/1とパワーは少し高めで、無視し続けると割と負担になるが、かといってブロッカーを割いても1マナで戻ってくるので結構厄介。戦慄予示との相性も良好で、表向きにする分には必要なマナは変わらないし、クリーチャー以外のカードを裏向きに出していた場合は呪文として唱えなおすことが可能。あまり狙いすぎるとテンポ面への負担が大きいのは確かなので、ブラフも交えたプレイングで節約を意識しながら使うとよいだろう。
- 追放したカードを唱えるタイミングは通常のルールに従う。インスタントや瞬速も持つカード以外は優先権を持ちあなたのメイン・フェイズでスタックから空の間に唱えることが出来る。土地ならそれに加えて土地のプレイ権が残っている必要がある。
- 追放されたなら、逃げ足速い生存主義者、ノリンが戦場に存在しなくてもそのターン中はプレイすることが出来る。
- 初の伝説の臆病者。
関連カード
- 二の足踏みのノリン/Norin the Wary
- 逃げ足速い生存主義者、ノリン/Norin, Swift Survivalist
ストーリー
時の裂け目/Riftを抜けて過去のドミナリア/Dominariaに帰還したかに思われたノリン/Norinだったが、ダスクモーン/Duskmournへと迷い込んでいた（イラスト）。
詳細はノリン/Norinを参照。
