古のもの/The Ancient One
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伝説のクリーチャー — スピリット(Spirit) 神(God)
落魄8 ― あなたの墓地に8枚以上のパーマネント・カードがないなら、古のものでは攻撃もブロックもできない。
(2)(青)(黒):カード1枚を引く。その後、カード1枚を捨てる。これによりあなたがカード1枚を捨てたとき、プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはその捨てたカードのマナ総量に等しい枚数のカードを切削する。
2マナにして8/8という脅威のマナレシオを持つが、落魄8を達成しないと戦闘に参加できない伝説のスピリット・神。
正面から条件を達成しようとすると時間がかかるため、切削などを利用して能動的に墓地を肥やしていきたい。自身も4マナで切削付きのルーティングを行えるので、あなたを対象にすれば落魄8に大きく近づける。上手く行けば4、5ターンぐらいから殴りかかることも可能で、その頃であれば凄まじいまでのファッティとして戦場を支配できるだろう。
サイズこそ優れているが、除去耐性も回避能力も無いので、これのみをフィニッシャーとする構築は安定感に欠ける。ルーターと墓地肥やしを兼ねたシステムクリーチャーとしても一定の性能はあり、場合によってはライブラリー破壊を勝ち筋に据えることも可能なので、あくまで潤滑油兼サブフィニッシャー程度に考えておくのが良いだろう。
墓地関連の要素ではなく、2マナ8/8であることに重点を置いた運用法もある。登場時のスタンダードで共存するカードでは、八百長試合/Fight Riggingの秘匿解除や敵対するもの、オブ・ニクシリス/Ob Nixilis, the Adversaryの奥義を3ターン目から使うことを狙える。いずれにせよ、何を目的に採用するかはしっかり考えておきたい。
関連カード
サイクル
イクサラン:失われし洞窟の神サイクル。すべて伝説の神で、多色の古のもの/The Ancient Oneを除きダブルシンボルの変身する両面カードで、死亡すると第2面の土地として戦場に戻り、条件を満たすと起動型能力で第1面のクリーチャーに戻る能力を持つ。稀少度は神話レア。
- 最深の基盤、オヘル・タク/Ojer Taq, Deepest Foundation
- 最深の紀元、オヘル・パクパテク/Ojer Pakpatiq, Deepest Epoch
- 最深の裏切り、アクロゾズ/Aclazotz, Deepest Betrayal
- 最深の力、オヘル・アショニル/Ojer Axonil, Deepest Might
- 最深の成長、オヘル・カスレム/Ojer Kaslem, Deepest Growth
- 古のもの/The Ancient One
ストーリー
古のもの/The Ancient Oneは、かつてイクサラン/Ixalanの神となるはずであった者の霊(イラスト1、イラスト2)。
本来は黒マナに属する深淵の神々/The Deep Gods(=オヘル/Ojerの名を冠する神)の一柱として誕生するはずであったが、生まれる直前にアクロゾズ/Aclazotzに捕食され、彼の神性の糧となった。オルテカ/Oltecの文明ですら、その神の本当の名前を知らない[1][2]。
脚注
- ↑ LCI MtG Discord Q&A - Worldbuilding The Lost Caverns of Ixalan(Reddit - r/mtgvorthos 2023年11月9日) - Ovidio CartagenaとMiguel Lopezへの質疑応答の文字起こし
- ↑ @ChrisKMooney(X/Twitter 2023年11月3日 Chris Mooney)