グレ神話
提供:MTG Wiki
グレ神話(Gre-Myth)は、ミラディン発売後に生まれ、その後の親和の主流となったデッキ。日本に置ける中期型親和デッキの筆頭である。
Tooth of Chiss-Goria / チス=ゴリアの歯 (3)
アーティファクト
アーティファクト
瞬速
親和(アーティファクト)(この呪文を唱えるためのコストは、あなたがコントロールするアーティファクト1つにつき(1)少なくなる。)
(T):クリーチャー1体を対象とし、それはターン終了時まで+1/+0の修整を受ける。
千葉にあるカードショップ「グレムリン」で構築されたことに由来する、親和デッキの一種。
ミラディン発売当初、親和は金属ガエル/Frogmite、マイアの処罰者/Myr Enforcerなどからブルードスター/Broodstarにつなげるブルード親和が主流だったが、それから少し遅れて作られたエイトグ/Atog、大霊堂の信奉者/Disciple of the Vaultを軸とする青黒赤タイプがこれである。また“神のごとくブン回る”ことから、表記は「グレ神話」とされることが多い。
ブルード親和に比べて全体的に色拘束が薄く、採用できるアーティファクト・土地が多い。戦術はウィニー型で、エイトグ/Atogと爆片破/Shrapnel Blastによる決定力はまさに暴力的と言える。
よりスピードの速い電結親和、さらに薬瓶親和の隆盛により、メタゲームから姿を消す事になった。
- もちろん、「グレ親和」でも通じるのだが発案者は「“神話”が正式名」と言っている(らしい)。
- ダークスティールの参入後は、エイトグの代わりに電結の荒廃者/Arcbound Ravagerが採用されている。さらに、チス=ゴリアの鱗/Scale of Chiss-Goriaも大抵の場合電結の働き手/Arcbound Workerに変更されている。
- チス=ゴリア系のカードが一枚も入っていないものは、電結親和に分類される。
スタンダード版
- 備考
- The Finals03 ベスト8
- 使用者:大塚高太郎
- フォーマット
メインデッキ (60) | |
---|---|
クリーチャー (13) | |
4 | 大霊堂の信奉者/Disciple of the Vault |
3 | エイトグ/Atog |
4 | マイアの処罰者/Myr Enforcer |
2 | メガエイトグ/Megatog |
呪文 (31) | |
4 | マナ漏出/Mana Leak |
4 | 物読み/Thoughtcast |
4 | 知識の渇望/Thirst for Knowledge |
3 | 爆片破/Shrapnel Blast |
1 | もみ消し/Stifle |
3 | 稲妻のすね当て/Lightning Greaves |
4 | 金属モックス/Chrome Mox |
4 | 黄鉄の呪文爆弾/Pyrite Spellbomb |
4 | 威圧のタリスマン/Talisman of Dominance |
土地 (16) | |
4 | 教議会の座席/Seat of the Synod |
4 | 囁きの大霊堂/Vault of Whispers |
4 | 大焼炉/Great Furnace |
4 | 空僻地/Glimmervoid |
サイドボード | |
4 | 紅蓮地獄/Pyroclasm |
3 | 溶接の壺/Welding Jar |
2 | 恐怖/Terror |
3 | 無効/Annul |
3 | 迫害/Persecute |
- ダークスティール参入前のスタンダードのレシピ。
- フィニッシャーにメガエイトグ/Megatogが採用され、それを守るため稲妻のすね当て/Lightning Greavesが使われている。
ミラディン・ブロック構築版
- ダークスティール参入後のミラディン・ブロック構築のデッキで、頭蓋骨絞め/Skullclamp禁止前のもの。
- 動きは同時期の電結親和とほぼ同じである。
- メインは赤を抜いた2色で、チス=ゴリアの歯/Tooth of Chiss-Goriaよりもチス=ゴリアの鱗/Scale of Chiss-Goriaを重視している。
- サイドから緑をタッチしミラーマッチ用の酸化/Oxidizeを入れる。