ジェイスの文書管理人/Jace's Archivist
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クリーチャー — ヴィダルケン(Vedalken) ウィザード(Wizard)
(青),(T):各プレイヤーは自分の手札を捨て、その後、これによりプレイヤーが捨てたカードの枚数のうち最も大きいものに等しい枚数のカードを引く。
2/2青マナ1点とタップで意外な授かり物/Windfallを使えるウィザード。
意外な授かり物と比較するとクリーチャーの起動型能力になったため1ターン遅いものの、繰り返し使えるため強力なドローエンジンになりえる。
この繰り返し使える強制ドローが凶悪。効果範囲が各プレイヤーなため対象を取っておらず、この起動型能力を阻止し難い。青の得意とするドローで手札を増やして毎ターン能力を起動させればすぐにお互いのライブラリーは底を突くだろう。前もって対戦相手のライブラリーを削っておいてもいいし、ジェイスの消去/Jace's Erasureで、自分の約2倍の速さで削ることも可能。ドローなので能力を起動して即勝利することも出来る。
クリーチャーであるために脆いという弱点がある。このクリーチャーを守るためのカウンターを常に手札に構える事が難しいので、墓地のインスタントを拾う手段を見出すといいかもしれない。
- 彼方の映像/Visions of Beyondとの相性がよい。
関連カード
サイクル
基本セット2012のレアのプレインズウォーカーの名を冠する呪文サイクル。
- ギデオンの報復者/Gideon's Avenger(ギデオン・ジュラ/Gideon Jura)
- ジェイスの文書管理人/Jace's Archivist(記憶の熟達者、ジェイス/Jace, Memory Adept)
- ソリンの復讐/Sorin's Vengeance(ソリン・マルコフ/Sorin Markov)
- チャンドラのフェニックス/Chandra's Phoenix(炬火のチャンドラ/Chandra, the Firebrand)
- ガラクの大軍/Garruk's Horde(原初の狩人、ガラク/Garruk, Primal Hunter)
ストーリー
プレインズウォーカー/Planeswalkerのジェイス・ベレレン/Jace Belerenがテゼレット/Tezzeretを倒してリーダーの座を引き継いだ組織、無限連合/Infinite Consortiumのラヴニカ/Ravnica支部の職員。
カードのイラストに描かれているのは、かつてチャンドラ・ナラー/Chandra Nalaarがケファライ/Kephalaiの星の聖域/The Sanctum of the Starsより盗み出したのをジェイスが奪還した巻物である。巻物はどこかの地図であることまでは判ったが、しかしどこの地図なのかは彼らには解明することが出来なかった。
それがゼンディカー/Zendikarのウギンの目/Eye of Uginを示す地図であることを明かしたのは、ジェイスにリリアナ・ヴェス/Liliana Vessの居場所を聞くためにラヴニカ支部に押し入ったガラク/Garrukであった
登場
参考
- Eleventeen M12 Art Tidbits. Also, Plants!(Savor the Flavor 2011年7月6日 Brady Dommermuth著)
- ジェイス/Jace(背景世界/ストーリー用語)
- カード個別評価:基本セット2012 - レア