火想者の高巣、ニヴィックス/Nivix, Aerie of the Firemind
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土地
(T):(◇)を加える。
(2)(青)(赤),(T):あなたのライブラリーの一番上のカード1枚を追放する。あなたの次のターンまで、あなたはそれを、それがインスタント呪文かソーサリー呪文であるなら唱えてもよい。
ラヴニカ・ブロックのそれぞれのギルドごとの本拠地ランドの1つ。 こちらはイゼット団/The Izzetのもの。5マナ相当でライブラリーの一番上のインスタントかソーサリー・カードを唱えられる。
使い勝手に関してはあまり褒められたものではない。一旦追放しなくてはならないため、そのカードがインスタントやソーサリーでなかったり、唱えられなかった場合は無駄になってしまう。また精神の願望/Mind's Desireとは違い、そのカードのコストは支払わなければならないため、例えばライブラリー上のショック/Shock1枚を唱えるのにも6マナ相当がかかるわけである。さすがに単体では使いづらいと言わざるを得ない。
一般的なパーマネントによる「繰り返し使えるドロー」に比べるとコスト・パフォーマンスは悪いが、それもある意味当然である。土地(しかもちゃんとマナが出る)であるという時点で、打ち消されないだとかマナ無しで戦場に出せるとかの大幅なメリットがあるわけで、その分能力のパフォーマンスが悪いとしても、それは仕方ないことなのである。
ターボ星の揺らぎでは、後半の持て余しがちなマナを有効に使用するために使用される。師範の占い独楽/Sensei's Divining Topで積み込み、これで脳髄の渦/Cerebral Vortexや仇麻呂の凝視/Gaze of Adamaroを追放して、星の揺らぎ/Sway of the Starsを撃ち勝負を決めるのである。全部で20マナ近くかかるのだが、土地サーチからの春の鼓動/Heartbeat of Springやマナの地鳴り/Mana Seismのおかげであまり問題にならないようだ。
- 呪文を唱えるタイミングに関しても影響を与えない。ソーサリー呪文はやはりソーサリー・タイミングでしか唱えられない。
- 「あなたの次のターンまで」とは、「あなたの次のターンが終わるまで」ではなく「次のあなたのターンが始まる直前まで」を意味する。対戦相手の終了ステップ時にこれを起動し、自分のターンに土地をアンタップしてから悠々と追放したカードを唱えることはできない。
関連カード
サイクル
- 軍の要塞、サンホーム/Sunhome, Fortress of the Legion
- 影の家、ダスクマントル/Duskmantle, House of Shadow
- 安息の無い墓、スヴォグトース/Svogthos, the Restless Tomb
- 都市の樹、ヴィトゥ=ガジー/Vitu-Ghazi, the City-Tree
- 怒りの穴蔵、スカルグ/Skarrg, the Rage Pits
- 火想者の高巣、ニヴィックス/Nivix, Aerie of the Firemind
- 取引の教会、オルゾヴァ/Orzhova, the Church of Deals
- 秩序の尖塔、プラーフ/Prahv, Spires of Order
- 迷宮の宮殿、リックス・マーディ/Rix Maadi, Dungeon Palace
- 進化の中心、ノヴィジェン/Novijen, Heart of Progress