パーミッション

提供:MTG Wiki

2009年7月20日 (月) 12:12時点における221.36.50.120 (トーク) - whois による版
移動: 案内, 検索

パーミッションPermission)は、カウンター呪文を主要なコントロール要素とするコントロールデッキである。色の役割から、ほぼすべてのパーミッションはを含む。

"Permission"は「許可」の意である。このデッキと対戦する場合、「これを通していいですか?」と、許可を求めるように呪文プレイするのを強いられることからこの呼称が生まれた。


Counterspell / 対抗呪文 (青)(青)
インスタント

呪文1つを対象とし、それを打ち消す。


目次

概要

カウンター呪文相手の行動を妨害し、全体除去バウンスによってコントロールする。十分なマナを生み出せるようになったら優秀なフィニッシャープレイして勝利する。

大量のカウンター呪文デッキの21%以上が目安とされる)を搭載したタイプのパーミッションはメガパーミッションと呼ばれる。特にテンペスト・ブロック前後の時期のスタンダードではユーロブルードロー・ゴーと呼ばれ、猛威を振るった。

それ以降、特にオデッセイ・ブロック以降はパーミッションが組みにくい傾向にある。カウンター呪文の弱体化も大きな一因ではあるが、それ以外にも打ち消されない呪文、サイクリングストームなど、カウンターだけでは対処が難しい呪文や能力が増加したこと、クリーチャーの質、ひいてはビートダウンの質が年々向上してきていることなど、様々な要因が挙げられる。

パーミッションとの対戦は長引きやすく、また行動を大きく制限されるため、初心者には嫌われやすい。

他のデッキとの相性

キーカードマストカウンター)さえ打ち消せば勝てるようなコンボデッキや、ボードコントロール系のコントロールデッキに対しては有利といわれる。他方で、カウンターはその性質上後手に回りやすく、また青は通してしまった呪文の事後処理も苦手なため、ウィニーなどの動きの速いデッキに対しては不利である。

また、手札破壊に弱いともいわれる。これは、構築レベルの手札破壊呪文マナ・コストが基本的に低いため、それを打ち消しテンポを奪われるか、手札を犠牲にするかの二択を頻繁に迫られるためである。先に手札破壊を使うことでマストカウンターカウンターから守るデッキも少なくない。強迫/Duress等を使うことで確実に相手のカウンターを減らせるのである。

主な該当デッキ

参考

QR Code.gif