全能なる者アルカニス/Arcanis the Omnipotent
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Arcanis the Omnipotent / 全能なる者アルカニス (3)(青)(青)(青)
伝説のクリーチャー — ウィザード(Wizard)
伝説のクリーチャー — ウィザード(Wizard)
(T):カードを3枚引く。
(2)(青)(青):全能なる者アルカニスをオーナーの手札に戻す。
青の伝説のピット・ファイター。かのAncestral Recall相当のドローをタップ能力として内蔵している。
しかしドロー用カードとしては少々やりすぎな感があり、普通のデッキでは単発のドローソース呪文である連絡/Tidingsや、より軽いドローエンジンの泥棒カササギ/Thieving Magpieや影魔道士の浸透者/Shadowmage Infiltratorなどの方が選ばれやすい。
一方で、カードを複数消費して大型クリーチャーを高速で戦場に出すデッキとの相性は良いため、リアニメイトデッキなどで採用された実績がある。
第10版に再録された後のスタンダードでは、緑白青コントロールで召喚の調べ/Chord of Callingからのシルバーバレットとして1枚挿しされた。このデッキはその2枚のカードにちなみOmniChordとも呼ばれている。
なお、よく忘れられてしまうが、かつてのパリンクロン/Palinchronと同様の自己バウンス能力を持ち合わせているので、マナさえあれば生存率は高い。
他の伝説のピット・ファイター同様にリミテッドではとんでもない強さを誇る。タップ能力を1度起動するだけで、圧倒的なカード・アドバンテージによるパワーゲームを展開できるだろう。
- Ancestral Recallと異なり対象は取らない。正確に言うなら、のちのジェイスの創意/Jace's Ingenuityを内蔵している。
- 精神力/Mind Over Matterと一緒に出すと無限ドロー。実用性はあまり無いが。
- 名前の由来は「秘密の、秘儀の、不可解な、難解な」を意味する単語「Arcane」から[1]。
- また、由来にちなんだフレイバー・テキストがつけられている。
彼は未踏の地を旅してきた。そして、二度とそんなことをする者が出ないように戻ってきた。(出典:オンスロート)
私の出自とか、種族とか、祖先とかを気にするんじゃない。 ピットでの戦績を調べてから賭けるんだな。(出典:第10版)
- 「私の出自とか、種族とか、祖先とかを気にするんじゃない。」と述べるだけあって、(今となっては)珍しい、「種族」にあたるクリーチャー・タイプを持たないクリーチャー。
- デュエルデッキ:迅速vs狡知に新規イラストで収録された。
開発秘話
プレイテスト段階では、以下のようにマナ・コストが(青)重い代わりにパワーが1高く、また手札に戻る能力が無かった[2]。
非公式/非実在カード
Mystere the Omnipotent (3)(青)(青)(青)(青)伝説のクリーチャー ― ウィザード(Wizard)
(T):カードを3枚引く。
4/4関連カード
サイクル
オンスロートの伝説のピット・ファイター。6マナのトリプルシンボルとなっている。
- 獅子面のタイタン、ジャレス/Jareth, Leonine Titan
- 全能なる者アルカニス/Arcanis the Omnipotent
- 戦慄をなす者ヴィザラ/Visara the Dreadful
- 刃の翼ロリックス/Rorix Bladewing
- 悪辣な精霊シルヴォス/Silvos, Rogue Elemental
脚注
- ↑ Behind the Pit-Fighters(Arcana 2003年1月16日 Wizards of the Coast著)
- ↑ Powerful playtest rares(Arcana 2002年10月29日 Wizards of the Coast著)
参考
- Wallpaper of the Week: Arcanis the Omnipotent(Feature 2004年5月7日 Wizards of the Coast著)
- トリプルシンボルカード
- 伝説のピット・ファイター/Pit Fighter Legends(背景世界/ストーリー用語)
- カード個別評価:オンスロート - レア
- カード個別評価:ファウンデーションズ - レア (Starter Collection)
- カード個別評価:第10版 - レア
- カード個別評価:ドミナリア・リマスター - レア
- カード個別評価:エターナルマスターズ - レア
- Secret Lair Drop Series: Rule the Room