大物潰し/Smite the Monstrous
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大型クリーチャー限定の除去呪文。復仇/Reprisalおよびレイディアントの審判/Radiant's Judgmentの下位互換。復仇より2マナも重くなっており再生も許す。
コストの割に対処できる範囲が狭いが、コモンであるためリミテッドでは大型クリーチャーを処理できる重要な除去となる。イニストラード・ブロックでは狼男などの変身クリーチャーの第2面、タルキール覇王譚では獰猛の条件を満たすクリーチャー、戦乱のゼンディカーではエルドラージと、どのセットでも狙いたい対象には事欠かかない。
一方構築においては、イニストラード・ブロック構築では白系デッキで採用されたものの、スタンダードではコストを考えると忘却の輪/Oblivion Ringなどのライバルが立ちはだかる。強いて言えば、四肢切断/Dismemberの流行でタイタン・サイクルなどの6/6以上のサイズのクリーチャーが優先されるようになったため、それを狙うことはできそうだが、それにしても他にもっと有力な選択肢がある。
- 前述の2種だけでなく、新たな上位互換として5年後のカラデシュでは空鯨捕りの一撃/Skywhaler's Shotが登場した。その後も上位互換は増え続けている。復仇/Reprisalを参照。
[編集] イラスト
- イニストラード版のイラストの構図が大物狙い/Big Game Hunterのイラストと似ている。しかし大物潰しのイラストで正面に描かれているのは、呪文の光に刺し貫かれたゾンビの巨人。
- 運命再編のプレリリース・トーナメント内のミニイベント、ウギンの運命/Ugin's Fateでもらえるブースターパックに新規イラストとフレーバー・テキストのプロモーション・カードが収録された(カード画像/参考)。
- 戦乱のゼンディカーではゼンディカー/Zendikar側の呪文とされ、コー/Korの部隊がウラモグ/Ulamogの血族のエルドラージ/Eldraziを倒す場面のイラストが与えられた。同時にエルドラージ側の呪文として、除去できる範囲が対照的な完全無視/Complete Disregardが収録されている。
[編集] 参考
- THE ART OF UGIN'S FATE(プロモ版の大きなイラスト)
- カード個別評価:ゼンディカーの夜明け - コモン
- カード個別評価:戦乱のゼンディカー - コモン
- カード個別評価:タルキール覇王譚 - コモン
- カード個別評価:イニストラード - コモン